差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

ヘブンリーブルー1輪

2017年09月20日 | 日記

  日除け用に居間の窓際に植えた西洋朝顔、弦は伸び2階に届きそうになって繁れども一向に花を付けない。諦めかけていたところ今朝見たら一輪咲いているではないか。嬉しくなり脚立を持ってきて撮ってみたのをアップする。

 一日に100輪も咲かせるというヘブンリーブルーだが、土壌の関係か、これも摩訶不思議である。これからを期待しよう。

 ところで昨日のブログで国の借金1兆円と記してしまったが、Ⅰ千兆円の誤りでした。今朝気付き訂正する。頭ではそう書いたつもりだが、これも呆けの初期症状かも知れない。

 ゆめゆめ脳の特訓怠ること勿れ、、、。

 


狂い咲き

2017年09月19日 | 日記

 例年のごとく今頃、花木の狂い咲きが見られる。去年はサツキの鶴翁が時期外れの花をつけ次々と咲かせ心配したが、今年は花芽も固く結び一輪も咲いていない。その代りでもないだろうがエゾムラサキツツジが2.3輪ほど咲きだした。ツツジの仲間で春先一番に咲かせる木である。 この狂い咲き、いかなる生理作用のなせる業か知りたいものである。

{語り部}

 戦争を遂行するためには膨大なお金がいる。そのため国債(報国国債)を買うよう国民に勧めた。善良なる国民のひとりである父は勝利を信じて貧しい生活ながらもせっせと国債を買ったようである。

 ところが戦後物不足の時代となり物価は高騰の連続、戦中に購入した国債の換金しようにも、その値打ちは二束三文(?)となり馬鹿を見たのである。売りつけた国は、それで救われたという。おかしな話である。戸棚の隅に無造作に置かれた債券の「府政國帝本日大」の文字が目に浮かぶ。

 今国の借金は1千兆円をはるか越しているという、、、。


野分去る

2017年09月18日 | 日記

 雨量もさることながら今度の台風は、野分という言葉にふさわしい強風が吹き荒れて去って行った。ミニ池を覗くと5月に孵化した金魚たちは、何事もなかったかのように元気に泳いでいる。水が綺麗になったこともあってその彩りも鮮やかになったようにみえる。前にも記したが、一匹だけ先祖返りして鮒のようなものもいる。

 さて、今日は敬老の日か。昨日は息子が手土産を持ってご機嫌伺いに来てあちこちの整理などしてくれた。その後のとりとめのない語らいに心が和む。

{語り部}

戦争遂行のため、物資が極端に不足するようになると金属類の供出がはじまる。我が家でも囲炉裏の自在鉤 や使わない鍋釜・錆びた日本刀など供出する。父自慢の真鍮製の自在鉤 は「惜しかった」といつまでも口にしていた。代用として竹と木で作った自在鉤となったが、、。そういう時代でも供出させられないためこっそり隠す家もあった。戦後持ち出し堂々と使っているのを見て「いつの世も馬鹿正直者は損をすることになっている?それとも先見の明があったということか。はたまた声なき抵抗か)と今でも時々想い出す


老人週間

2017年09月17日 | 日記

 昨夕、台風が来るというので盆栽の棚降ろしに汗をかく。今年2度目である。逸れてくれることを願いたい。

 さて、老人週間始まって三日目メデァ関係者は恒例のごとくここぞとばかり老人に関する話題をいろいろな角度から取り上げている。ひとり暮らしの高齢者の問題や老老介護などとかく福祉対策関係に重きを置かれがちだ。

 それはそれとして前向きな話題(老人が自ら個人、集団を問わず生活の豊かさを求めて意欲的に生きている自助・共助の姿など)も取り上げてもらいたいものである。学ぶ後期高齢者を育てるためにも、、、。

 


時の流れ、、。

2017年09月16日 | 日記

  還暦を機に墓地を求めて20年、偶に訪れるだけでこのところ行ってないので昨日清掃を兼ねて出かけてみた。購入したときの広々とした景観は様変わり、多様な墓石の林立であった。20年という歳月は、人の世の足跡をこのような形で示してくれるようでもある。間もなくお彼岸、、、、。

          ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 来たる20日に行う集いの映画会、今回は「この世界の片隅で」に決める。あの苦難の時代を共に生き抜いてきた世代、感動を持って鑑賞してくれるであろう。


断捨離?

2017年09月15日 | 日記

 アップしたのは鉢植えで愉しんでいる黒松と吾妻五葉である。吾妻五葉は、福島郊外で育成中の木で畑採どりして40年以上、黒松は群馬県迦葉山弥勒寺境内で求めて50年、いずれも樹齢百年になろうとしている。

 これまで十分愉しませてもらった。いずれ面倒見切れず手放さなければならないが、今はやりの断捨離というわけにはいかない。眺めてはどうしたものかとつい考えてしまう。

 樹木の寿命は人の齢をはるかに上回り、盆栽の世界での百年など束の間のことかもしれない、、、、。

 


曼珠沙華

2017年09月14日 | 日記

 初秋の風情を醸す草花の一つに曼珠沙華がある。我が家の庭にも、いつのまにか4,5本花茎を伸ばし咲いてくれたのでアップする。派手な花を咲かせるが、実を付けることはないこの彼曼珠沙華、遺伝的には日本各地に咲くもの皆同一という。桜のソメイヨシノみたいなものか。それにしてもたった一個の球根が、、、よく増えたものである。{語り部}

 電燈の傘に布をかぶせ光が外へ洩れないようにしたことがあった。空襲で標的にされないためである。レーダーを持つ米軍には、効果のないもの(後でわかった)であったが、夜回りをして互いに注意し合ったことを覚えている。煌々と部屋を照らす照明を看てそんなこと想い出した。


秋の夕焼け

2017年09月13日 | 日記

 秋を感じさせる風情の中に、夕焼けがある。空気が澄んで夕焼けも一段と美しく眺められるからであろう。昨夕もそうであった。光り輝くような朱色のグラディションに魅せられ慌ててベランダに駆け上がり撮ってみた。暫し眺めノスタルジーに浸る。枕草子の一節「秋は夕暮れ 夕日のさして山の端、、、」が浮かび清少納言ほどの文才あらばと、、、、。

 


ウメモドキ

2017年09月12日 | 日記

  ウメモドキの実が色づき始めた。しかし、今年は実のつき方が少ない。雌雄異株のこの木にそっくりで雌雄同株の木(枠内の木)も実が少ない。天候不順は庭木にも異常をきたしているのかもしれない。小鳥が好んで啄む実なので彼らもがっかりしているかもしれないな。センリョウは、前にも記したが虫にやられ壊滅状態だし、、、、。

{語り部}

今は発癌物質であるといわれ使用禁止となっているが、戦後極度に衛生状態が悪化し蚤、シラミに悩まされた時代、米軍の持ち込んだDDTの効果はてきめんで有った。学校でも頭への散布は勿論、衣服の中まで振りかけられたのである。ただ、蚕を飼っていたので、その服装で蚕室への出入りは厳しく注意されたのを覚えている。女の子たちは、日向ぼっこしながら休み時間など頭髪のシラミ採りを互いにしていたのを記憶している。


ミセバヤ

2017年09月11日 | 日記

 倭性種の日高ミセバヤ、溶岩などに植え付けて愉しんでいるが、これは虫もつかず成績もよく早くも蕾をたくさんつけてくれたので開花するのを待たずにアップしてみた。大型のミセバヤ(越中ミセバヤ?)は、今年も虫が付き無残な姿になってしまったが回復しつつある。

{語り部}

 戦後の食糧難時代の話である。よく全校あげて山菜取りをさせられた。子供たちにとっては勉強せずに野外での活動で大喜びであった。ワラビなどは大きな釜で茹でて干し、、。それをどうしたのか記憶にない。貧しい村の予算を補うため売って学校備品など購入したのだろうか。それとも、、、まさか。