川崎にやってきました。友人のA君とここから六郷土手まで散歩しようということに
なったのです。合流する前に、まずはひとりで街歩き。
なかなか賑やかです。考えてみれば地方都市を歩くことが多いから、人の多い商店街を
歩くとおお!となるわけだな。
ここが東海道。この間は品川宿を歩きましたねェ。
「東海道かわさき宿交流館」というのがあるので入ってみた。なかなか立派な建物だ。
東海道五十三次の宿場を盆栽に見立てて描いた浮世絵。六郷の渡しと川崎大師への
道標が川崎宿の特徴として描かれています。
ちょっと地図で説明。品川から東海道を進むと、多摩川にぶつかります。ここの橋は
たびたび増水で壊れたので、もう再建するのはあきらめて船の渡しにしたそうです。
川崎は江戸から近すぎてほとんど通過されてしまいます。しかしこの船の渡しで旅人は
一旦足止めを食うから、それで川崎が潤うようになったそうです。
このあとで乗り鉄の友人と合流し、京急のローカル支線である大師線に乗って、終点の
小島新田まで行く予定です。羽田空港のすぐ近く。埋立地には工場群があり、また
貨物線のターミナルもあるはずだ。
六郷の渡しでは人だけではなく荷物や馬まで運んでいました。
こちらは広重の作品。さすがにきれいだなあ。
東海道を旅した人たちの道具も展示されていました。右はもちろん小田原提灯。
左は携帯用の枕です。折り畳みだったんですねェ。
さてこれは何だかわかりますか?もちろん旅人の道具です。答えは最後に♪
上の蜘蛛の巣のような電線から電気を引いていたのですね。客のジイサンが自慢気に
「このトロリーバスはなあ、東京の●×にも走っていたんだぞ!」と係員に話して
いました。あのねー、一時期は東京のあちこちに網の目のように走ってたの!
おお、あとでこの大師線に乗りますぞ。
川崎宿の再現ジオラマ。
煙草屋さんにはわかりやすいようにこんな看板が掛けられていたそうです。
*さて問題の答えは。。。「ロウソク立て」でした(^益^)b