1週間前の日曜日のことです。いつものように午前中にジョギングに出ました。少々おもしろくないことがあって、前の晩に少々飲みすぎたのが良くなかったのか、あまり調子が良くありませんでした。冬場は20km近く走っても水分補給しないこともありますが、この日は5~6kmくらい走ったところで、ペットボトルを買いました。
そして、ペットボトルを持って甲州街道を大和田橋に向かって走っていた時です。あっと思った時には、地面に転がっていました。今までは、つまずいても何とかこらえるのが大半で、走っていて転んだのはたった1回だけです。その時も何とか最悪の事態を避けるように、手を付いていました。しかし、この日はまったく油断していたようです。まったく無防備に転んでしまいました。
起き上がって手を見てみると、左の手のひらを数か所すりむいており、右手の方は、小指が???です。あらぬ方向に向いています。第二関節から上が、外側に向いているのです。あってはならない状態を見て、とっさに自分で戻していましたが、何の抵抗もなく、あっさりまっすぐになりました(あとでネットなどを見てみると、絶対に自分で戻さないでくださいとありました(^^;)。
いずれにしろ、ジョギングは即終了です。最初は骨折したのかと思いましたが、骨折ならひどい激痛のはずですが、そこまでの痛みはありません。これは脱臼かと推測します。救急車を呼ぶほどでもなく、八王子駅にほど近かったので、駅まで歩いて電車で西八王子駅に戻りました。南多摩病院は救急もやっているので、診てもらえるかと思い寄ってみると、多くの患者さんが待っている状態で、「だいぶ待ちますよ。休日診療に行かれてはどうですか」とのことだったので、いったん帰宅しました。
休日診療の外科は、南大沢のクリニックだったので、不自由な手で慎重に車を運転して南大沢に向かいました。地図をざっくりとしか見てなくて、Fから始まるビル名を記憶していたのですが、Fから始まる紛らわしい名前のビルが多く、2度間違えて3度目でようやく辿りつくと、「整形外科はやっていません」と言われました。ガーンです。しかし、即座に「近くで午前中、整形外科をやっているクリニックがあります」と別所のクリニックを紹介してくれました。昨年11月に開業したばかりで、日曜日も午前中開院しているクリニックでした。良かったです。
何とか午前中に受け付けをすませ、まずは先生の診察で状況を説明したあとレントゲンを撮影し、再度待ってから先生の診察です。「脱臼は綺麗に元に戻っていますね。自分で戻したんですね。でも、周りの筋肉や、筋が傷んでいるので、2~3週間は固定しないとダメですね」とのことでした。思わず「そんなにですか」と聞いてしまいましたが、「教科書的にはそうなっています。自分でテーピングなどをしてもいいですけどね」とのことでした。
ということで、あれから1週間経ちますが、確かに右手小指はまだまだ腫れがひきません。お医者さんの言うことは確かです。小指に副木をして包帯をぐるぐる巻いていますが、仕事や、食事など、本当に不自由です。しかし、それも、これも全部自分の責任です。走る時は、気を抜いてはいけないと自戒のため、ここに書いておきます。