八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

やっぱり…。小池都知事逃げる。

2017年11月14日 23時09分40秒 | 管理人のこと、雑感

やっぱり…というのが、素直な感想です。

 

小池都知事が、希望の党の代表を辞任しました。「希望の党はフレッシュでなければならない」とか、「国政のことは、国政の方に任せる」とか、それらしいことを言っていましたが、選挙後に「創業者として辞任はしない」と言っていたのは、何だったのかと思います。しかし、これも想定通りです。選挙直後の辞任では、引責が明瞭すぎて、自分へのダメージが大きすぎるので、いったん時間を置いて、現段階での辞任となったのです。

 

そして、今回の辞任も決して責任をとってのことではありません(現に、会見でのそんなこと一言も言っていませんし)。もはや希望の党が自分にとって何のメリットもないからです。都議選の時に「いずれ国政に進出して、都政を放り出すのでは」と書きましたが(「都議選の結果、良いんだか悪いんだか」、「日本の状態を表わす衆議院議員選挙結果。」)、結果は逆ですが、方向性は概ね想定通りになりました。都民も、国民もどうでも良く、結局、自分ファーストということです。

 

小池都知事が希望の党を立ち上げ、国政に打って出たのは、(どこまで本気だったかは別ですが)大阪都構想を掲げていた橋下府知事のような大義名分のためではなく、自身の政治的野心としか思われません。成功すれば、間違いなく、国政にシフトし、都政は放り出していたと思います。しかし、結果は、周知の通り、自身が擁立した候補はほとんど当選せず、当選議員の大半が「選別した」民進党出身者です。しかも、民進党出身でも落選議員は多数いて、怨嗟の声が満ちていました。マスコミを含めた論調も厳しく、もはや現時点で国政に関与するメリットは何もなく、希望の党を放り出したのです。

 

しかし、大歓迎されていた都政でも、もはや同じような空気ではなく、葛飾区議選では都民ファーストは惨敗しています。都民もようやく小池都知事の本性に気づいたというところでしょうが、もう少し早く気づいてほしかったというのが正直な感想です。都政も、国政も、この人の野心で大きくひっかきまわされただけで、何の変化も生まれていないどころか、かえって混迷を深くしました。本当に罪は大きいと思います。

 

政治でも、経済でも、最近「倫理観」が強い人をあまり見ないように思いますが、リーダーに求められる資質は、野心や能力以前に、倫理観であり、私心なく、使命を果たすことではないかと思います。そうしたリーダーを生むのも、国民の民度であると思いますので、国民もしっかり政治家を見る目を養いたいものです。

 

 

 

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今更ですが、日本シリーズ終了!

2017年11月09日 13時03分21秒 | プロ野球・高校野球

だいぶ日が経ってしまいましたが、4日(土)の第6戦で日本シリーズが終了しました。ソフトバンクが4勝2敗で日本一になりましたが、4試合が1点差ゲームと、勝ち負け数以上に僅差のシリーズでした。下剋上でセ・リーグを勝ち上がったDeNAベイスターズも十分に意地を見せました。

 

しかし、第6戦は、第2戦で好投した今永が、不用意な球を松田に本塁打され1点先制されたものの、その後は快投で流れを引き寄せると、5回には伏兵白崎の一発で追いつき、倉本、桑原の連打でチャンスを広げ、ロペスのタイムリーで3対1と逆転。完全にベイスターズのペースとなりました。ソフトバンクも、相当に焦ったと思います。

 

しかし、一つのミスが命取りになるのが短期決戦の怖いところです。8回裏、長谷川に二塁打を打たれたところで、好投今永から井納に交代、走者は城所に交代、一死三塁なとなり柳田を迎えたところで左腕砂田。怖い柳田ですがボテボテの投ゴロに打ち取る。と、何とここで三塁走者城所が飛び出してしまったが、砂田は一塁に送球、城所が還って3対2となりました。柳田を打ち取って安心してしまったのかもしれませんが、この1点があとで効いてきます。

 

9回裏、ベイスターズは満を持して山崎康晃を投入しますが、一死から内川に痛恨の同点本塁打を浴びました。

 

ソフトバンクは9回から登板した守護神サファテが、10回、11回と3イニングを投げて、反撃を封じると、11回裏エスコバーから連続四球チャンスを掴み、代わった三上から川島がライト前ヒットで二塁走者の代走福田が本塁突入、アウトのタイミングでしたが、送球は捕手の前で大きく弾み、ミットに触れることなく後ろへ逸れ、サヨナラで日本一が決定する劇的な展開となりました。

 

「たられば」はありませんが、もし、8回裏をベイスターズが無失点で切り抜け、第6戦をとり3勝3敗としていたら、本当にどうなっていたか分かりません。第6戦も途中まではソフトバンクベンチが相当に重い雰囲気だったように、追い上げられる方が精神的に圧倒的に不利だからです。

 

「たられば」はありませんが、そんなことを思わせるほど、緊迫したシリーズでした。横浜ベイスターズには、来年は正式なセ・リーグチャンピオンとして日本シリーズに出場し、20年ぶりの日本一を手にしてほしいものです。ベイスターズ戦は、今シーズン1試合だけハマスタで観戦しましたが、その時は完全には覚えていなかった選手もだいぶ覚えました。来年は本気で応援です。

 

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下剋上日本シリーズ第5戦!

2017年11月02日 23時37分39秒 | プロ野球・高校野球

これまでも試合はチェックしていましたが、仕事や宴会が入っていたりして書く機会がありませんでした。

 

松井秀喜選手が渡米して以来、特に特定のチームを応援していませんが、強いて言えば、王会長がいるという理由だけでソフトバンクホークスが好きな私ですし、優勝チームが日本シリーズに出るべきというクライマックスシリーズ反対論者の私ですが、今シリーズに関しては、横浜DeNAベイスターズ応援団です。19年ぶりの日本シリーズに横浜は沸き、横浜経済界も大きな期待を寄せているからです。

 

しかし、初戦は井納がピリットせず、早々に試合を諦め大敗。2戦目は、今永、東浜の投げ合いで、先制されながらも、宮崎の2ランで逆転し、完全に勝ち試合だったにもかかわらず、ダブルプレーの送球を遊撃・倉本が痛恨の落球で、逆転負けを喫しました。横浜に戻っての第3戦も、ピリッとしないソフトバンク武田を捕まえ切れず、惜敗し3連敗となりました。

 

崖っぷちのベイスターズでしたが、第4戦では、ルーキー左腕・濱口が8回途中まで完全試合ペースで試合の流れを作り、今シリーズでようやく完勝しました。

 

そして今日の第5戦。会社で試合観戦です。今永、濱口と左腕が好投してきましたが、今日も左腕石田。しかし、今宮にヒットを打たれると、盗塁され、4番内川にライト線に運ばれ、あっさり先制されました。対するソフトバンク・バンデンハークは球威十分で、3回までは完全に封じらて、まったく打てる気がしませんでした。しかし、4回裏、二死からロペスが右に流して初安打となる二塁打を放つと、ここまで当たりが出ていない4番筒香。しかし、これまでも結構四球を選んでいて、調子は悪くないと思われます。すると、何とバックスクリーン左に飛び込む逆転2ラン!

 

ここまで当たりが出ていなかった主砲に一発が出れば流れが変わると思っていましたが、そう都合よくは行きませんでした。続く5回、この回まで抑えてくれという感じで送り出された石田がつかまりました。柳田がヒットで出ると、今宮の犠打で進塁、さらにちょっとした捕球ミスで柳田は三進、デスパイネのセンターフライであっという間に同点とされました。そして、内川にもヒットを打たれると、5番中村には右翼中段に運ばれ、あっという間に4対2と逆転されました。

 

この時点で午後8時過ぎ。ソフトバンクの投手陣を考えても、難しい試合展開になると思い、この段階で、会社を後にしました。

 

ここからは電車内でのネット速報のチェックですが、6回裏にベイスターズがチャンスを作ると、代わったモイネロから、再び筒香が本塁打にはならなかったものの前の打席と同じような当りで1点を返すと、宮崎もセンター前に運び同点。そして、代打嶺井のセカンドゴロを明石がファンブルし、ダブルプレーどころかオールセーフで、ベイスターズが逆転に成功!第2戦の倉本の落球と同じような勝負の分かれ目となる場面でした。

 

その後DeNAは、エスコバー、パットン、山崎康晃と継投したものの、毎回のようにピンチを迎えます。しかし、何とか虎の子の1点を守りきり、2勝目をあげました。

 

まだまだソフトバンク有利は変わりませんが、主砲筒香に本塁打とタイムリーが出て勝利したことは大きく、また、好投した今永も控えており、ベイスターズにもまだまだチャンスがあります。まさかの4連敗で終わってしまうのではと心配されましたが、それでは、広島、阪神にも申し訳がありません。

 

まだまだ頑張れ!横浜DeNAベイスターズ!

 

 

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