横浜DeNAベイスターズが初のクライマックスシリーズ進出を決めた翌日9月20日(火)に、横浜一筋でやってきたハマの番長こと三浦大輔投手が引退会見を開きました。そして、翌日の朝には、横浜西口の百貨店に巨大な三浦大輔投手の懸垂幕がかかりました。「永遠番長」の文字とともに、三浦投手の後ろ姿です。横浜球場近くの日本大通り駅構内も三浦大輔一色です。
そして今日、事前に発表されていた通り、最終戦で三浦大輔投手が引退試合として、先発登板を果たしました。ここのところベイスターズは好調で、ジャイアンツを抜いて2位進出もあり得るかという展開で、その場合、三浦投手の登板はどうなるかと危ぶまれましたが、幸か不幸か、ベイスターズの3位が確定し、今日を迎えました。
12被安打10失点と打たれ、残念ながら勝利はなりませんでしたが、6回1/3を投げ切りました。本当に2位がかかっていれば、形だけの登板になったと思われるだけに、幸運な引退試合でした。普通は、オープン戦などが引退試合となる中、レギュラーシーズン最終戦のホームゲームで、7回まで投げるのは選手冥利に尽きるのではないでしょうか。横浜でなければ、200勝出来たのではないかとの声もありますが、横浜だからこそ得られたこともたくさんあったのではないでしょうか。
それが、写真の懸垂幕にも現れています。名球会入りした選手だって、普通こんなことありませんからね。お疲れ様でした。