八王子歴12年!
かみさんと話していて気づいたのですが、この夏で八王子に越してきて12年になりました。だから何だと思われるでしょうが、私としては結構感慨深いものがあります。というのも、生まれてから40数年、もっとも長く住んだのがここ八王子になるからです。
生まれたのは都内ですが、物心つく前に相模原に引っ越し小学3年生の夏まで過ごしました。長く見積もっても9年弱です。父親の仕事の関係で茨城に引っ越しましたが、ここは1年だけで、小学4年生の夏に群馬に引っ越しました。途中近くで引っ越しましたが、ここで高校卒業まで過ごしたので、8年半くらいです。
大学に入り都内で独り暮らしを始めて4年間、同じ地域に住んでいましたが、途中姉と同居したりしたので都合3か所のアパートで生活しました。就職して東西線沿線の風呂付のアパートに引っ越して4年半、結婚して少し住んだのが東横線沿線、子どもが出来て都内の社宅で4年ほど住み、下の倅が生まれて半年ほどして、八王子に越して12年ですから、ダントツの最長期間です!
こうしてみると、生後間もない記憶にない場所も含めると、何と12か所で暮らしたことになります!単純に割ると、1か所4年弱ですから、何とも根無し草で、ここ八王子で12年というのはとんでもなく長い時間に思えるのです。こんな私ですから正直故郷と感じられる場所がないのですが、子どもは、上の娘も前のところは知識としてしか覚えていないくらいですから、当然八王子が故郷です。
故郷はいいですね…
同じ幼稚園に通い、同じ小学校に通い、同じ少年野球チームに入り、同じ中学に通い、同じ部活に入り、高校・大学・会社は別なところに行っても、たまには一緒に会ったり、遊んだりするのでしょうが、私としてはそういう経験がないのでよく分かりません。
私が小学生の低学年の頃は、父親も真面目に働いていたものの余り裕福ではなく、少年野球をやりたいと思ってもさせてもらえませんでした。多感な小学校時代に2度の転校も結構こたえました。故郷という感覚も持っていません。それが、倅は好きな野球を自由に出来、それどころか他にも何かやりたいことはないのかなあと親が心配してくれたり、自分の故郷と呼べる場所があったりと、私からしたら羨ましい限りです。
隣の芝生は青く見える。うちの芝生は「金色」かも!
そんな私だって、親の愛情やら何やらいろいろ恵まれて今があるわけです。人間、自分が置かれている状況がどんなに恵まれているのかということには存外気づかないものです。それに気づけば、またいろいろ行動は変わってくるのでしょうけどね。
先日のNHKスペシャルで王さんが「監督というのは気づかせ屋なんだ」と言っていました。ノムさんも同じようなことを言っていたと思います。少年野球の監督でも、高校野球の監督でも、学校の先生でも、部下を持つ上司でも、指導者というものはみなそう思いますよね。いくら口を酸っぱくして言っても、本人がその気にならなければ、結局はどうにもならないと。そのためにも、「やらせる」のではなく、いかにして「気づかせるか」が指導者としての腕の見せ所になるのでしょうね!
今日のジョグ
雨が降っていましたが、月末に走らないのも締まりがないので、防水加工のウェアを着て、ダイエットのような格好で走りました。
5km 26分45秒
9月トータル 220km 21時間44分02秒 5分54秒/km