八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

「いい試合」を勝利へ!

2007年08月27日 12時15分58秒 | 散ドラの試合について

昨日の松が谷ジャガーズA戦はなかなかいい試合でした。しかし、初回のチャンスを逃してからは、散ドラに得点のチャンスは少なく、惜しいとまでは言えないと思います。ぜひ「いい試合」を勝利に変えていってほしいと思います。公式試合の後の練習試合を含めての感想です。

 

まず、いくらヒットを打たれても四球とエラーが少ないと「試合が作れる」ということですね。但し、エラーとまでは言えなくても、外野に何本も飛んだ当りも、強豪チームの外野手なら何本かは捕れる球もあったと思います。外野守備の目測のつけ方とボール下に入る動きを経験で身につけていくことが課題ですね。また、内野でも、強烈な当りでしたがカズトがはじかれた当りや、コウキが動けずライト前に抜けた当りなどもしっかり準備して対応出来るようになりたいものです。

 

しかし、もっと問題なのはやはりバッティングですね。やや速めの球ですが、何とか当てているのは一歩前進かもしれませんが、ちきんとミートできていたのはコウヘイだけでした。うちの息子も当てるだけのようなバッティングでしたが、それではなかなかヒットになりませんし、相手のミスを誘う強い打球とはならないでしょう。次の練習試合では、そこそこ打ちやすい球でみんなそれなりに打っていましたが、いつも投手が自分にピッタリのタイミングで投げてくれるわけではありませんから、速いと思ったらバットを短く持ってネクストバッターサークルでタイミングを取るなど工夫が必要だよね。ポジションを換えた練習試合では、それぞれ勉強になったと思います。

 

久し振りにショートに入ったコウキは一生懸命けん制に入ったのはいいのですが、けん制は走者をけん制するのが目的ですから、走者が出た瞬間にベースに入る動きをして、走者をベースに引きつけたらすぐにポジションに戻ればいいのに、戻るのが遅れて三遊間がちょっと空きすぎでした。初めてファーストに入ったマーも、最初は危なっかしかったですが、最後は難しいハーフバウンドも捕球していました。マーは捕球姿勢にやや課題がありますから、真剣に捕球しなければならないファーストはいい練習になったね。ユウヒもいつ球がきてもいいようにしっかり準備していないと、球を後ろにそらしたらいけない外野は務まりません。いつもしっかり「意識」しよう。自分が意識しないと、誰も代わりに意識してあげることは出来ないよ。コウスケも久々のキャッチャーで戸惑ったかな。肩はいいのに、あまりいい送球が出来なかったね。ショートの時と同じようにしっかりステップして投げよう。慣れているポジションの方が楽でいいけど、慣れていないポジションはいつもと違う動きをして、自分の課題を修正する勉強になることもあります。練習だと思って、積極的にプレーしよう!そして「いい試合」を勝利に!ガンバレ!ドラゴンズ!

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筋書きのないドラマ…高校野球

2007年08月23日 12時15分06秒 | プロ野球・高校野球

驚きましたネ、甲子園!まったくのダークホースである公立高校佐賀北が優勝してしまいました。管理人が注目するチームは、口にした途端次々と敗退し、管理人は自分が厄病神ではないかと思ってしまいましたが、これが一発勝負の甲子園の怖いところであり、面白いところです。佐賀北は決勝戦まで見たことがありませんでしたが、決勝戦を見てもそれほど凄味のあるチームではありませんでした。決勝の相手広陵は強豪校ですが、こちらは初戦を見ましたが、正直決勝まで来るとは思っていませんでした。節穴でした。

 

しかし、言い訳をさせてもらえば、トーナメントではなく、予選・リーグ・決勝リーグなどの形式でで戦えば、きっと別な結果が出たのではないかと思います。また、佐賀北は帝京など優勝候補も撃破していますが、福井商、宇治山田商、前橋商など同じ公立校を次々と破っており、組み合わせの妙も見逃せません。

 

とはいえ、佐賀北が優勝したことを単なる運の良さで片づけるわけにはいかないでしょう。プロの監督ではなく、国語の先生である佐賀北の監督は他の高校に勤務時代も甲子園に導いているそうですし、練習環境も決して恵まれているとはいえない公立高校が優勝という結果を残したことは、特待生問題に揺れた今年の高校野球界に一石を投じることになるのではないでしょうか。つまり、全国から選手を集めたり、勉強時間を削って練習したりしなくても、適切な練習と指導で「チーム」を作れば(個人だけに頼らず)、普通の高校でも優勝出来ると証明したのですから。多くの高校球児に夢を与えたと同時に、指導者の育成が真剣に検討されるようになってほしいですね。

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夏合宿&北八戦

2007年08月22日 12時14分28秒 | 散ドラの試合について

夏合宿は素晴らしいグランドと運良く涼しい天候に恵まれ、一日で終えるのがもったいない感じでした。暑い中頑張るのもいい経験ですが、やっぱり練習するには涼しい方がいいですよね。

 

また、恒例の親子試合も楽しいのですが、折角いい環境でいつも以上に時間があるので、部員一人ひとりの課題を修正したり、いい点を伸ばしたりするのに時間を使うのもいいのではないかと思いました。

 

特に合宿2日目に入った北八王子エースとの新人戦の結果を見ると、余計そう思いました。体調が万全でなかったことや、こちらの自滅ということもありますが、やはりベースとなる「基本」の差が歴然としていたと思います。散ドラは小所帯ですし、試合と練習で2ヶ所に分かれての活動は現実的ではありません。しかし、3月になると毎週試合という感じですからまとまって練習する時間はなかなかとれません。ですから、合宿や冬場にしっかり基本を身に付け、課題を修正する練習をしたいものです

 

北八戦を前に「散ドラ諸君がベストの試合をすれば、勝つチャンスもある」と書きましたが、残念ながら先日はベストの試合が出来ませんでした。今のところ散ドラ諸君のベストの試合は、何十試合に一回出来るかどうかという確率でしょう。つまり、それが「基本」の差です。きちんとしたプレーを当たり前のように出来ること。これが基本が出来ているということです。先日の試合でも、あれ程死四球がなく、エラーもなく、際どい当りも捕球出来て、攻撃でも何度か迎えたチャンスに一本が出ていれば、4、5点勝負のいい試合が出来た可能性があります。しかし、それはあくまで可能性であって、今の散ドラ諸君がそれを現実にするには、相当の気合を入れてボールに食らいついていく姿勢が必要です。こうした気持ちももちろん大切ですが、気持ちだけはいつもベストの試合をするのは難しいものです。やはり、野球の技術を高めるしかありません。これから半年しっかり「基本」を叩きこみ、来年は絶対北八王子エースに勝とう!ガンバレ!散田ドラゴンズ!!

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熱闘!甲子園!

2007年08月15日 12時13分44秒 | プロ野球・高校野球

注目していた仙台育英・佐藤投手、神村学園・盛投手とも負けてしまいました。二人ともそれほど悪い出来ではなく、たった1イニングの乱れが敗戦につながりました。佐藤投手ほどの球は高校生では「未体験ゾーン」でしょうが、それでも単調になれば、つるべ打ちにあってしまうのですから、野球って本当にコワイですね。

 

代わりにというわけではありませんが、今後注目してほしいのは、新潟明訓・永井投手です。管理人は今日初めて観ましたが、プロのスカウトなら「将来性の佐藤」に対し、「即戦力の永井」という評価をするのではないでしょうか。体幹というか、軸が非常にしっかりしていてバランスがとても良い投手で、コントロールも抜群です。球速は140㌔ちょっとですがキレは良く、終盤になって145㌔前後を出すなどスタミナもあります。ぜひ、皆さんご注目を!

 

もう一人注目は、帝京・高島投手です。といっても、高島投手は背番号11、つまり控え投手です。初回にホームランで2点を失いましたが、9回まで145㌔前後の速球を投げ完投しました。まだ、2年生だそうです。エースは初戦で2ケタ奪三振を奪った垣ヶ原投手で、その他にもう一人エース級の投手がいるんだとか(まるで、黄金期のPL学園のようです)。昨夏の斉藤・田中のように、ほとんど一人で投げ抜くのも、なかなかのドラマですが、猛暑の中で連戦となってくると、投手の駒が揃っている方が当然有利です。しかも、帝京は強力打線ですので、帝京にも注目です!

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高校野球開幕!

2007年08月12日 12時13分10秒 | プロ野球・高校野球

管理人は8月4日から夏休みで、散ドラ活動、一泊二日の海水浴、夫婦の実家巡り(関東甲信越小さな旅)と休みなのに休みのない毎日でした。家族をカミサンの実家に残して一人帰宅し、のんびりと最終日を過ごしています。

 

この間、高校野球も開幕しました。昨夏は早実・斉藤祐樹と駒大苫小牧・田中将大の死闘や、大阪桐蔭の怪物中田翔など話題満載の甲子園でした。今夏は、最大の話題となるはずだった中田翔率いる大阪桐蔭が予選敗退し、あまり期待をせず何試合か見たのですが、仙台育英対智弁和歌山戦は見ごたえのある好勝負でした。

 

仙台のエース佐藤由規投手は、以前から150㌔超の速球を投げ、選抜にも出場したそうですが、ここ一番で勝てずにそれほど話題にならなかったようです。しかし、この試合はすごかった。対戦相手の智弁和歌山の監督は、2点までしかやれないと言っていましたが、仙台育英は初回に2点を先制、佐藤投手は低めに決まる150㌔超のストレートと外角低めの130㌔台のスライダーで次々と三振を奪い、このまま完封かと思われました。

 

ところが、中盤にど真ん中に入ったスライダーを智弁和歌山の2年生4番打者(構えが中田のようでした)に左翼席中段に運ばれ、一瞬にして同点とされてしまいました。すると、あれほど面白いように決まっていた佐藤のスライダーが、ど真ん中に入ることを意識するあまり外角へはっきりと外れるようになりました。投手心理とは本当に微妙なものだと思います。同点なってからは、心理的には智弁和歌山が押し気味でしたが、ホームランを放った4番打者の次打席は佐藤投手が意地を見せ、力のある速球を主体に一度もスイングをさせずに三振に切って取りました(このシーンは昨夏の斉藤祐樹対中田翔の対決を彷彿とさせました)。その後仙台が2点を入れ、佐藤投手は17奪三振で完投勝利しました。今後の仙台育英に注目です。

 

もう一人勝手に注目しているのは、鹿児島・神村学園の盛投手です。雰囲気が「バッテリー」の主人公に似てクールなポーカーフェイスで淡々としていますが、細身で、投げ終えると疲労困憊という感じで、堂々とした雰囲気の金光大阪の植松投手に比べいかにも判官贔屓の日本人好みの投手です。サイド気味の変則フォームで右打者の内角低めに沈む球が持ち味ですが、仙台育英の佐藤投手のような本格派ではなく、どこまでいけるか分かりませんが、「ガンバレ」と言いたくなるような投手です。

 

その他にも、新潟明訓の永井投手や帝京の垣ヶ原、大垣日大の森田などが二桁奪三振で勝ち上がりました。折角の夏休みです。散ドラ諸君も、宿題をしたらゲームではなく、自分の注目のチームを応援してみたらどうですか。プロ野球もいいけど、プロほどうまくはないけど、一球一球にかける姿勢はプロより真剣な高校野球はとても参考になると思いますよ。

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祝!新人戦大勝利! & 北八戦でリベンジだっ!

2007年08月08日 12時12分28秒 | 散ドラの試合について

由木東との新人戦初戦は、25点を取りながら雷雨で中止となり、ぬか喜びかと心配しましたが、再試合でも選手たちは落ち着いて大勝利をものにしてくれました。第一の要因は、相手チームの経験不足でしょうが、散ドラの4・5年生も今年はレギュラーチームで試合を経験させてもらって試合慣れしてきたこと、コウキがここ数試合研修リーグで投げさせてもらって何とか形になってきたこと、相手投手の球が打ち頃のスピードだったことなどがあげられます。これだけの点差をつけての大勝利は、なかなか難しいでしょうが、他チームの試合を見ていても、十分戦える自信をつけたのではないでしょうか。

 

と思っていたら、次戦の相手はやはり北八王子エースになりました。今年のレギュラーチームは全員5年生で、研修リーグでも0対11で敗れた相手です。5年生ながら、研修リーグもいまだ無敗、市長杯でも上位に食い込むなど、はっきり言って「強い」です。しかし、絶対に勝てない相手ではありませんし、散ドラ諸君がベストの試合をすれば、勝てると思います。ウチの息子も「北八に勝って優勝したい」と言っています。この「気持ち」が大切だと思います。ベストの試合とは、エラーをしない、ボールをしっかりミートすることなどですが、そのためには「相手に負けないという強い気持ち」をもって、集中力を切らさず、守備でも攻撃でもボールに食らいついていくことが大切です。そういう姿勢を持って戦えば、結果的にエラーをしたり、凡打をしても問題ではなく、それが現時点での散ドラのベストの試合ということになりますし、勝つチャンスも生まれます。

 

4月15日の北八戦を振り返ると、散ドラ新チームはまだ試合慣れしておらず数多くのエラーが出たのに対し、北八さんはノーエラーでした。加えて、「北八」という名前にも負けていたと思います。打撃では、1番センター背番号10、3番レフト背番号5(左)、4番ファースト背番号1(左)の三人にやられました。この三人を抑えれば文句なしですし、仮に打たれても他の打者をしっかり打ち取り、エラーしなければ11点も取られていません。一方、散ドラ諸君は散発3安打に抑えられましたが、その前の投手の球が遅かったので、速く感じてしまったようです。しかし、実際はそれほど速い球ではありませんし、試合を重ねてきた今では、打てない球ではないでしょう。こうして見ると、春の研修リーグでの敗戦は、経験の差が一番大きいように思います。経験を積んだ今では、相手に負けないという強い気持ちで戦えば、チャンスが出てくるということです。

 

ガンバレ!散田ドラゴンズ!!

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