八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

イチロー!

2015年01月30日 22時03分48秒 | スポーツ

41歳プロ24年目を迎えるイチロー選手が、マイアミのマーリンズへ入団することになり、昨日東京で入団会見を開きました。 

 

誰もが認める実績を残してきたイチローと言えども、41歳ともなると、FAになってもなかなか声がかからず、こんな時期になってようやく所属チームが決定したということです。しかも、入団したマーリンズは、20代中盤のバリバリの若手外野手を3人揃え、イチローは「明確に」4番目の外野手という扱いです。

 

イチローと言えば、日本人が多く住む街シアトルを本拠地とし、メジャーの中でもマイナーな感じのマリナーズに入団し、やや内弁慶な印象がありました。マリナーズ一筋で行くのかと思いきや、若手への切り替えを図るチーム事情を慮って、2012年シーズン途中にマリナーズとは真逆のメジャー1の有名球団ヤンキースに電撃移籍となりました(「オリンピックに、大リーグに、高校野球といろいろです。」)。

 

日本からメジャーに渡った直後ならヤンキースでも主力となったでしょうが、30代後半で加入したヤンキースでは、レギュラーを約束されることもなく、出場機会・ヒット数ともだいぶ減りました。パフォーマンスはだいぶ落ちましたが、それでも、世界一プレッシャーがきついとされるニューヨークでも、堂々とプレーする姿は、イチローが実はそれほど内弁慶ではないことを証明しましたね。

 

今回の移籍も、若手有望選手がレギュラーを占めているマーリンズへの移籍は、残り156本となった3000本安打達成にとってプラスにならないとの声もありましたが、本人には逆にいい刺激のようですね。「ポジションは与えられるものではなく、奪うものだ」と。これはマリナーズで生え抜き主力選手として君臨していては出てこない言葉ですね。内弁慶な印象があったイチローが、ヤンキースへの移籍を経て、精神的にまた一回り大きくなっていることを感じます。

 

定期的に選手を休ませるメジャーリーグでは、4番手外野手でもかなりの出場機会はありますし、その上、イチローは3番目、2番目と狙っていくつもりです。ひょっとしたら、今シーズン中のメジャー3000本安打達成もあるかもしれませんね。

 

ひそかに期待したいですね!

 

 

 

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「ザ!鉄腕!DASH!!」〝0円食堂(八王子編)〟!

2015年01月28日 12時16分29秒 | Jog&Walk,Health

TOKIOの人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の中で、捨ててしまう食材で料理を作る「0円食堂」というコーナーがあります。キッチンカーで西日本各地を巡り、沖縄まで行ったことで、この前の日曜日の放映分では、東京に戻ってきました。

 

彼らの食材探しの定番パターンが、「道の駅」で調査です。そして、東京都には、八王子滝山にしか道の駅がありません。ということで、今回の0円食堂は八王子が舞台でした。

  

0円食堂ジョグ!

番組を見ていると、結構見覚えのあるところが出てきました。ということで、0円食堂の旅に出ることにしました。

とはいえ、今日は調子がイマイチで、東京うこっけいの卵を作っているのは堀之内はちょっと遠すぎますし、あきる野の一丁庵も無理です。道の駅も今日はちょっと大変そうなので、近場を走ります。

 

東横山橋を渡り、つつじヶ丘トンネルを抜けて、川町入口の交差点までいきます。

 

 

川町交差点を渡り、川町グランド方面に向かい、城山中北のT字路の少し手前に「アラカルトフーズ」があります。八王子ベーコンを分けてもらった工場ですね。


 

大沢川桑の葉通りを川町グランドの方に曲がらず、霊園がある都道61号山田宮の前線に出ます。0円食堂とは関係ありませんが、霊園から八王子方面の眺めです。

 

高尾街道に入り、そのまま甲州街道を越えて町田街道を進み、椚田遺跡公園通りに折れて、真っ直ぐ行った突き当りが、お馴染みの磯沼牧場(ミルクファーム)です。

 

野菜を分けてもらった「秋間さん」の畑は、緑町あたりの雰囲気だと思い、そのまま緑町方面を走ったのですが、どうやら違ったようです。やはり、秋間さんが多い方面だったのでしょうか。さすがにあてなく個人の家を探すのも無謀なので、そのまま戻ってきました。結局2ヶ所しか回れませんでした。

 

今日のジョグ

 18.4km 1時間54分22秒

 

 

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錦織圭、全豪オープンベスト8!

2015年01月26日 23時15分27秒 | スポーツ

もちろん仕事中ですから、TV観戦したわけではありません。ので、内容は分かりませんが、これまでランキング上は格下であるものの、なかなか曲者のアルマグロ(スペイン)、ドディグ(クロアチア)、ジョンソン(米国)に苦しみながら勝ち上がってきたのが、今日の4回戦では世界ランク10位のダビド・フェレール(スペイン)にストレート勝ちしました。

 

すごいです!昨年からの快進撃がフロックではなく、本当の実力になってきていることを感じさせる戦いぶりですね。各国記者や選手が「錦織が優勝してもおかしくない」というのも、満更リップサービスではないようです。今大会かどうかは分かりませんが、錦織選手が4大大会の優勝カップを掲げる日も遠くないかもしれません。

 

しかし、残念なのは、錦織選手の活躍が日本テニス界の選手層の底上げの結果というわけではないことです。今日錦織選手が勝ったフェレールはあスペインですが、スペインはランキング20位以内にナダルを筆頭に5人も入っています。フェデラーのスイスは2人、フランスが3人となっています。1位ジョコビッチのセルビアは1人ですが、昔は同じ国だったクロアチアのチリッチと合わせれば2人となります。

 

これも20位以内の話であって、もう少し広げて30位、40位とすれば、もっと各国複数のランカーがいます。それに対して、日本は錦織に続くのが、89位伊藤、92位添田です。錦織選手の活躍で、もっと世界に羽ばたく選手が出てくるといいですね!

 

 

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今日の練習(久しぶり&芋づる式?)。

2015年01月25日 18時19分53秒 | 散ドラ諸君への喝!

今日も朝のうちは寒かったですが、昼に近づくにつれ暖かくなりました。

 

散田小のグランドも南側は当然ですが、校舎に近い方も凍り、時間とともに光りだしましたが、ぬかるむまではいかず、何とか練習はできました。

 

今日は全員集合だったので、アップの途中で卒団式用の写真撮影を行いました。もうそんな時期なんですね。1年なんてあっという間です。

 

あっという間と言えば、今日は久々にアキラコーチが参加しました(私が参加できない土曜日は分かりませんが)。立川から新宿に異動になったそうですが、仕事的には新宿の方が忙しくなく、参加しやすいのだそうです。

 

で、久しぶりに野球の動きを採り入れたアップを指導してくれました。確かに野球の動きをしながらのアップは、普段の適当なアップよりも効果的だと思いますが、如何せん午前中しか練習しない散ドラにとって、1時間のアップは長すぎると思います。今後、監督・コーチで練習方法も検討した方が良いでしょうね。

 

ただ、速く走る方法として、足がL字になるように膝を内側に折りこみながら走るのは効果的だと思いました。前にこのブログで「足を速く引き抜き、膝を前にもっていく」と、結果的に足を高く蹴り上げて、回転が速くなり、速く走れると書きましたが(「速く走るには!」)、この「昔の女の子走り」のような走り方は、無理やり膝を前に出す形になるので、私が言ったような形になるのです。もともと足の速い子はそれほど分かりませんが、コウタやサヤハルなど、走るのが苦手な子は明らかに蹴った足が高く上がり、きれいな回転になっていました。しかし、「昔の女の子走り」をちゃんとやっていなかったガクは、あまり変わりませんでした。残念!

 

この後、キャッチボール、トスバッティングの後、内野のポジションに入ってのシートノック(の傍らで、二人一組でのティーバッティング)を1時間すると、もう12時近くになってしまいました。最後に、試合形式のシートバッティングを1打席ずつ行い練習終了となりました。

 

シートノックでは、サードのシンペイ、ショートのコウタ、キラなどの動きが良かったですね。ケンタがファーストに入ったり、ミサキがキャッチャーをやったりして、いつもと違うポジションで刺激があったかもしれませんね。サヤハルは今日もしっかりプロテクターをつけてブルペン捕手をたっぷり務め、グロッキーになっていましたね。いいことです。

 

芋づる式

今日は、シオンのお姉ちゃんもお母さんと一緒に遊びにきていました。試しにトスバッティングをしてみると、ポンポンと打ちました。その後も、ティーバッティングをやったりして、楽しそうに遊んでくれました。今度6年生になるとかで、参加資格十分で、本人もその気になったら、入団してくれるかもしれません。

昨日、塾やおもちゃ屋でリクルートしたらどうかと冗談で書きましたが、芋づる式の兄弟姉妹の選手獲得も重要ですね

 

今日のジョグ

大阪女子マラソンを見た後、ジョギング。浅川の水無瀬橋から陣馬街道に入り、高尾街道を町田街道入口まで走り、万葉けやき通りを戻りました。

 11.3km  1時間05分12秒

 

 

 

 

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リクルート!(散田小50周年に続け!)

2015年01月24日 22時18分10秒 | 管理人のこと、雑感

散田小の創立記念式典のことを書きましたが、創立40周年の散ドラも散田小の50周年に続くには、もっと選手を増やしていくリクルーティングが重要になりますね!

 

企業のマーケティングでも、まずターゲットは誰かということを明らかにして、そのターゲットをどのように攻めるかということが戦略になります。人を獲得するリクルーティングも同じことで、どういう人材をターゲットにするのかを明確にし、そのターゲットに合わせた活動が重要になります。

 

その点散ドラは成り行き任せで、部員たちの声かけや、部員の兄弟姉妹抱き込みに頼り、なかなか部員が増えないのが実態です。花見に来ていた親子に声をかけ、偶然入団してくれた部員が翌年には主将でエースになってしまうなんて、ラッキーではありましたが、綱渡り以外の何物でもありません

 

募集ビラもいまだに管理人の倅が載っているものが、スポーツボックスに貼ってあったりしたのを見かねてようやくビラの刷新が行われました。かれこれ6年ぶりくらいになるのでしょうか。

 

そんな時に、どこに貼るかが話題になりました。小学校は当然ですが、野球少年やその関係者が集まるスポーツボックスのようなスポーツ店や、バッティングセンターがいいという意見が出ましたが、「むしろ、別な場所がいいんじゃないですか」と私は言いました。

 

だって、スポーツ店やバッティングセンターって、強豪チームのビラがバシバシ貼ってありますし、そういうところに行くのは、子ども時代のイチローのような野球小僧と相場が決まっています。

 

散ドラのターゲットがそういう子どもかというと違うんじゃないかと。野球をしているのに、野球を真剣にやろうとしている子を狙わないとは何たることかと言われるかもしれませんが、自由競争なんだから仕方がありません。本気で野球で一番を目指そうと思うような子が散ドラに入るわけがないんですから。

 

じゃあ、散ドラが狙うターゲットはどんな子なのか別に野球に興味はなかったけど、やってみたら面白いと思ってくれるような子や、何か運動はしたいけど、土日祝の全部を野球の練習をするのはちょっと…というような子なんじゃないでしょうか

 

だとすると、募集ビラを貼るのは、スポーツボックスやバッティングセンターではなく、例えば、塾なんかどうでしょう!キャッチフレーズは、「受験にも絶対必要な体力を養えます!でも、土日午前中だけなので、勉強との両立可能!」なんてどうでしょう。あるいは、ゲームセンターや玩具店で、「ゲームに必要な瞬発力や動体視力を養おう!土日午前中だけなので、ゲームの時間はしっかり確保!」なんてのもあります。

 

本意ではありませんが、本人がやる気になればどんな子でも野球が出来るのが、散ドラの良いところでもあります。いろんな角度から、やる気のある子の発掘をしたいですね!

 

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散田小創立50周年記念式典!

2015年01月24日 21時09分01秒 | 管理人のこと、雑感

今日は散ドラの本拠地散田小学校の創立50周年の記念式典でした。といっても、もちろん私が参加したわけではなく、なぞのPTA会長からの情報です

 

何と散ドラからお花を贈っているそうです。さすが散ドラ、大人の対応です!これで散ドラの好感度があがって、いろいろ優遇されるかもしれませんね!って、そんなことないか。

 

詳しくは、掲示板のなぞのPTA会長の書き込み参照ですが、いろんな出し物の中で、散ドラ母も登場して大活躍だったとか。散ドラ諸君も負けずに、がんばってくださいね!

 

それにしても、創立50周年って、私とほぼ同級生ですね。よく頑張ってきたと言うべきか、まだまだこれからと言うべきか、微妙なところです

 

そして、散ドラも1975年(昭和50年)4月の発足ですから、もうすぐ40周年です。近年は綱渡りが続く散ドラですが、人間なら人生の折り返し地点ですし、野球選手だって40歳超が普通になっている現在なら、まだまだこれからです。これからもがんばりましょう!

 

 

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アジア杯5大会ぶりの準々決勝敗退。

2015年01月23日 22時49分09秒 | スポーツ

結果論ですが、このメンバーで良かったのかという気がしてしまいます。前回大会は、ザッケローニ監督のデビュー大会だったと思いますが、選んだ選手をほとんど使って、最後は伏兵・李の劇的ゴールで優勝を果たしました(「アジア杯制覇!」)。

 

ニュースでは、試合を支配しながら決めきれなかった決定力不足、あるいはこれまで無失点で来たのに、試合の立ち上がりで失点してしまった試合の入り方などの敗因分析をしていましたが、そもそも、前回大会と主力メンバーがほとんど変わらず、それで負けたことが問題ではないかと思います。

 

アギーレ監督就任後、最初はいろいろな選手を試しましたが、結果が出ず、アジア杯直前に、結局前回W杯メンバー中心のチーム編成にして結果が出て、そのままアジア杯に臨むことになりました。そりゃ、4年間熟成してきたメンバーですから、監督が変わって戦術が変わっても、連携は円滑ですし、スキルもあるので、結果は出やすいでしょう。

 

しかし、驚きやプラスアルファはないように思います。これまで新戦力と言えるのは武藤くらいで、今日ようやく柴崎が同点ゴールを決めて、存在感を示しましたが、PK戦では、主力中の主力、本田と香川が外しての敗戦というのが、非常に象徴的だと思います。

 

遠藤を筆頭に、長谷部、川島、本田、岡崎、長友、香川、吉田など、まだまだ若い人もいますし、これからもがんばってもらえばいいと思いますが、やはり新しいチームを作り上げることが必要ですし、そのためには、新しいメンバーが出てこないといけないと思います。

 

結果論ですが、今回の敗戦には、そんなモヤモヤがチームの内外にあった結果なのではないかと思います。やっている選手自身は、選ばれれば全力を尽くすだけですが、同じ顔ぶれの中では、新たなイマジネーションは生まれないと思います。

 

スペインで起訴されたアギーレ監督の処遇も含め、なかなか難しい局面ですね。

 

まあ、私としては、サッカーのことを心配している場合ではないのですけどね

 

 

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セガサミー野球場!

2015年01月21日 11時42分27秒 | Jog&Walk,Health

セガサミー野球教室

先週の土曜日、社会人野球のセガサミーの野球教室があり、散ドラの4年生以上も参加してきました(詳細は掲示板のSコーチのレポート参照)。社会人野球はあまり注意していないので、八王子にあることも知りませんでしたが、社会人野球日本選手権で準優勝した強豪チームなのですね!

 

おまけに、野球教室の最後に投手・捕手・野手からそれぞれ1名ずつ表彰されたそうですが、そのうち2名を散ドラが占めるという、近年まれにみる快挙(?)に大いに盛り上がりました。すると、その様子が、東京中日スポーツに載っていると、Sさんからの連絡がありました。無断転載できないのが残念ですが、タイヘイやマサキ、ルリなどがばしっと写真に写っています。すごいですね!

 

セガサミー野球場!

私は野球教室に参加できなかったので、今日、小雪まじりの天気の中、セガサミー野球場まで行ってきました。

新しく出来た新滝山街道の戸吹の交差点のあたりです。サマーランドの手前の明大中野八王子中学・高校のもうちょっと手前ですね。

あきる野方面に向かう4つのルートにはどこも山越えがありますが、中では比較的なだらかで走りやすい方ですね。つつじヶ丘トンネルを抜けて、高尾街道に出てあとは真っ直ぐ道なりに走り、戸吹清掃場の山を越えれば、新滝山街道に出ます。交差点の手前から上がっていけたようですが、その道に気づかず、新滝山街道を左折し、ちょっと遠回りして、到着です。約9km 54分でした。

  

 

クラブハウスもとても立派です。一昔前のプロ野球の貧乏球団なんかよりもはるかに立派なんじゃないでしょうか。

 

グランドと右中間には室内練習場が見えます。やっぱり朝から仕事じゃなく、練習ですよね

 

入口や球場入口に注意書きが書いてありますが、練習の邪魔にならないように、スタンドだけなら、見学は自由なようです。とはいえ、誰も観客がいない中でジョギング姿の私は不審者のような気がして、ちょっと気がひけながら、近づていきました。すると、スタンド裏で休憩していた数人の選手に「おはようございます!」と挨拶をされ、ほっとしました。挨拶って大事ですね。「上に行って大丈夫ですか」と聞くと、「大丈夫です」とのことで、スタンドもパチリ。立派です。

 

帰りは、エコスのところから川口川沿いを走り、楢原中で右折し、秋川街道、市役所通りを経て戻りました。

 

今日のジョグ

 17.3km  1時間40分59秒

 

 

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1秒を削り出せ!

2015年01月19日 23時16分47秒 | 散ドラ諸君への喝!

とは、駅伝の強豪東洋大学が早稲田大学にわずか21秒差で敗れた時に合言葉としたものです(「1秒を削り出せ!」)。10区間200kmで約11時間の勝負の中でのわずか21秒です。本当に一人ひとりが、1秒2秒を削り出すことが、勝利につながるのだという非常にわかりやすい目標ですね。

 

散ドラを東洋大と比べたら失礼ですが、昨日の駅伝大会では、散ドラもタイムは違いますが、「1秒を削り出す」走りができたのではないかと思います。

 

タイヘイ  6分46秒

ケンタロウ 6分35秒

キラ    7分33秒

ミサキ   7分31秒

ルリ    7分18秒

ケンタ   7分46秒

シンペイ  7分55秒

マサキ   7分07秒

 

6分台はタイヘイとケンタロウだけで、他の部員は7分台です。しかし、全員が自己ベストを更新し、誰もブレーキにはなりませんでした。

 

私は選手の送り出しのためにスタート(ゴール)地点におり、双眼鏡で部員を確認すると、かなり遠くから「ラストスパート~」、「粘れ~」、「前を追え~」と大声を出していました。しかし、そこからラストスパートをかけられる部員はほとんどいません。約1.5kmを全力で走ってくるのですから、当たり前です。

 

大事なのは、ここでへたらないことです。キツイのは皆同じで、ともすれば力を抜きたくなります。しかし、ラストスパートはとても無理でも、ここでへたらず、何とか粘って足を前に運ぶことで、1秒が削り出されるのです。強豪チームから見たら平凡な記録かもしれませんが、各自がそれぞれ粘って、誰もブレーキとなることなく、自己ベストを更新した昨日のレースは、そういう意味でとても良いレースであり、胸を張って良いと思います。

 

だいたい、駅伝の成績と野球の成績は比例するものです。そういう意味では、今年も公式戦未勝利に終わった散ドラですが、十分に勝機はあるということです。

 

昨日の頑張りと、勝てるという気持ちをもって、これから野球もがんばろう!

 

 

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第32回八王子スポーツ研修連盟主催駅伝大会!

2015年01月18日 17時32分46秒 | 散ドラ諸君への喝!

今年もやってきました!駅伝大会です。今回から場所を滝ケ原グランドに移しての開催です。

 

お歴々の挨拶の中では、代表幹事の横川スーパースターズの総監督さんの話が印象的でした。前回までの富士見台公園の前にも別な場所でやっていたと聞いたことがありますが、どこかは知りませんでした。

代表幹事の話だと、最初は横川で始まり、大谷に場所を変え、富士見台に移り、今回滝ケ原になったとのことです。そのすべてを知っているって、一体、何年学童野球に携わっているのでしょう。

数年前に参加者が1,000人を越え、さすがに危険になったため、招待チームを一部レースだけに制限したところ、だいぶ参加チームが減り、今年は320人くらいだったようです。

 

二部からのスタートとなりますが、今回、散ドラは二部には参加していないので、備忘録としてコースの確認をしておきました。最初のコーナーは、普通にバックネット裏を回ります。

 

第2コーナーも想定通りです。

 

予想と違ったのが、水道管の第3コーナーです。試走では水道管を越えて、A面のポールを回りましたが、それよりは内側で、ほぼ水道管に沿って走るようなコースでした。

 

そして、最後のコーナーはB面のポールを曲がっていきます。

 

二部が終わって、今までだと次はタイムレースでしたが、今年の案内では一部のレースになっていました。そこで、二部の後半からアップをはじめ、準備をしていると、直前になって、やはりタイムレースを先にやるとのこと。そりゃあそうでしょう。メインイベントは、最後です。それにしてもバタバタしました

 

タイムレースは、1~3年生の低学年からですガクは目標タイム近くまで迫る8分37秒と激走を見せましたが、今までほぼガクと同じだったサヤハルは、ガクから約1分遅れました。気合が入りすぎて、力みにつながったのだと思います。でも、やる気が見えたのはいいことです。身体がついてくれば、来年はもっといいタイムでいけるでしょう。

 

続いて4~6年生の高学年です。こちらではコウタが目標タイムに迫る7分36秒を出しました。コウタは、記録にものすごくムラがありますが、前に追う選手がいるといいタイムが出るようです。シオンも後半だいぶへばっていましたが、8分36秒と試走よりもタイムをあげました。

 

そして、いよいよ一部のレースです

 
持ちタイムなら第1走者はケンタロウですが、各チームの6年生エースと競り合うには体格が小さすぎるので、タイヘイをエントリーです。緊張と風邪でスタート前から大丈夫かという感じでしたが、目標タイムをクリアする6分46秒を叩きだし、チームに勢いを与えます

 

第2走者のケンタロウは、これまた6分35秒と目標タイムに迫るタイムでチームは波に乗ります
 

去年はビリにならないだろうかと、ある意味ハラハラしましたが、今年は、この段階で後ろに数チームを従え、しっかりとレースになっています。

 

第3走者キラは、目標には届かなかったものの7分33秒、第4走者ミサキも7分31秒で手堅くつなぎ、第5走者ルリはほぼ目標タイムの7分18秒で帰ってきました。

 

こうなってくると欲が出てきます。つづく5走、6走は持ちタイムではやや苦しいですが、前に2チームいい目標がいたので、しっかり前を追うように指示を出します。

 

第6走者ケンタは、最後は相当バテバテでしたが、何とか前を追いかけ7分46秒第7走者シンペイもへばりながらも前を追い7分55秒と、何とか7分台でアンカーにつなぎます。

 

アンカーの主将マサキは、昨年も本番で試走ベストを1分更新して期待がかかりましたが、追っていたチームがやや離れて、追い切れず、それでも7分7秒で堂々のゴールインでした

 

大体、去年までの富士見台と同じくらいのタイムが出るのではと予測していましたが、優勝チームが51分台でした。これまでの優勝タイムが、47~49分くらいなので、コース的にはやはり距離が若干伸びているのでしょう。その中で散ドラは、58分31秒と昨年のタイムを3分近く縮めていますなかなか立派なレースでした

 

残念ながらサヤハルは自己ベスト更新はなりませんでしたが、他の部員は富士見台公園の記録も含めて自己ベスト更新です。しかも、タイヘイは目標タイムも更新、コウタ、ルリ、ガク、ケンタロウも目標タイムに迫るタイムでした。入賞は出来ませんでしたが、みんな良い走りが出来たと思います

 

来週からは、またしっかり野球をがんばろう!

 

今日のジョグ

 滝ケ原グランドでもだいぶアップをしましたが、家に帰ってクロの散歩とジョギング。

 6km  35分08秒

 

 

 

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めでたい! この勢いで、駅伝もがんばるぞぉ~!

2015年01月17日 19時59分40秒 | 指導・育成のうんちく

掲示板で、Sコーチが今日のセガサミー野球教室の様子を書いてくれています。100名くらいが参加し、投手・捕手・野手に分かれて行われた野球教室の閉会式で、各組一人ずつ表彰されたそうですが、何と、投手の組でシンペイが、捕手の組でコウタが表彰されたそうです。

 

近年低迷が続く散田ドラゴンズが表彰されるなんて、2009(平成21)年度の研修連盟主催駅伝大会の6位入賞以来ではないでしょうか!めでたいです!

 

この調子で、明日の駅伝大会もいい成績をあげたいですね。入賞はちょっと難しいと思いますが、去年よりはいい成績が期待できますし、それぞれが自己ベストを目指そう!

 

第1走者タイヘイは、各チームのスピードランナーとの勝負になりますが、チームに勢いをつける走りをしよう。

 

第2走者ケンタロウは、高学年に一泡吹かせるような走りをしよう!

 

第3走者キラは、出足は飛ばし過ぎず、水道管を折り返したら、ペースをあげよう!

 

第4走者ミサキは、しっかり自己ベストを出して、追い上げていこう!

 

第5走者ルリも、諦めずにロードレースのような走りをして順位をあげよう!

 

第6走者ケンタは、粘って粘ってシンペイにつなげよう!

 

第7走者シンペイは、今日の勢いで自己ベストを大幅更新だ(体がぶれないように意識しよう)!

 

アンカー・マサキは、去年の本番のように、主将としてここ一番の本気の走りを見せよう!

 

ということで、明日の駅伝はしっかりがんばろう!

 

あと、コーチング教室の内容も書いてくれていますが、同感することばかりですが、特に②③④⑥などは同感です。普段言っていることも間違いないようですから、これからも地道にやっていきたいですね!

 

 

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八王子七福神めぐり!

2015年01月14日 11時52分51秒 | Jog&Walk,Health

正月からジョギングをしていて、七福神めぐりをする集団を何度か目にしました。元日から12日までらしいですが、八王子七福神めぐりのジョギングをすることにしました。

 

七福神とは、インドのヒンドゥー教、中国の仏教・道教、日本の土着信仰が入り混じって形成された神仏習合からなる日本的な信仰対象とのことです。

 

一般的には、「恵比寿天」(商売繁昌・除災招福)、 「寿老人」(長寿延命・富貴招福)、 「大黒天」(五穀豊穣・子孫愛育)、 「毘沙門天」(開運厄除・大願成就)、 「福禄寿」(招徳人望・俸禄増加)、 「弁才天」(恋愛成就・学問成就)、 「布袋尊」(夫婦円満・財宝賦与)とされているそうですが、寿老人と福禄寿は異名同体であるとみなして、「吉祥天」や「猩猩」を加えることもあったそうです。

 

八王子七福神めぐりは、八王子の八と末広がりの八にかけて、吉祥天を加えた八福神めぐりとしているそうです。そんなことは後で知ったことで、大体の場所の見当をつけてジョギングに出ました。

 

吉祥院(吉祥天)

まずは長房の吉祥院です。船田丘陵の山裾にあります。今日は上までは行きませんでしたが、上まであがると景色が良かった記憶があります。

 

 

宗格院(寿老人)

吉祥院から下って水無瀬橋を渡り、ちょっと戻り西八王子駅方面に行くと、千人町の宗格院です。

 

 

了法寺(新護弁財天)

宗格院から甲州街道に出て左折すると、了法寺があります。入口に美少女キャラの看板があり、「萌え寺」としてテレビで取り上げられたりするお寺ですね

 

 

善龍寺(走大黒天)

甲州街道から北大通りに分かれ、秋川街道に出て、再び甲州街道方面に行くと、善龍寺があります。大黒天は本堂の中らしく見えませんでした。

 

 

信松院(布袋尊)

善龍寺から甲州街道を渡り、南大通りまで行くと、台町の信松院です。武田信玄の六女松姫は織田信長の嫡男・信忠と婚約したものの、両家の争いにより婚約は解消となり、さらに武田家が織田信長に滅ぼされ、八王子に逃れてきて、出家して信松尼となり、創建したのが信松院ですね。

布袋尊は、半地下のようなところに安置されていましたが、中にはまだ入れませんでした。写真もピンボケになってしまいました。

 

伝法院(恵比寿天)

信松院から南大通りを東に行くと、本立寺がありますが、八王子七福神の赤い幟が立っていません。「あれ、ここじゃなかったのかな?」と、とりあえず中央線を渡り、16号がクランクするあたりの住宅街の中にある伝法院を目指しましたが、ここが一番分かりづらく、若干遠回りをしました。

走りながら「何個回ったっけ?」と頭が混乱してきます。

境内にあった七福神めぐりのマップを確認すると、実は八福神めぐりで、本立寺も入っていることをここで、知りました。本立寺に幟が立っていなかったのは、七福神めぐりの期間が過ぎていたからかもしれません。

 

本立寺(毘沙門天)

ということで、一度は通り過ぎた本立寺に戻ります。ここも毘沙門天は本堂内にあるらしく、見られませんでした。

 

 

金剛院(福禄寿)

最後が本立寺のすぐ近くの中央線沿いの金剛院です。

 

 

ちょっとロスしましたが、ちょうど9km 49分45秒でした。あるけば2時間くらい、参拝・見学を考えれば3時間くらいの散歩でしょうかね。

 

金剛院からそのまま北上、浅川に出て、長沼橋まで走って戻り、明神町の五差路から南大通りを経て、戻りました。

 

今日のジョグ

 21.3km  1時間58分59秒

 

 

 

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今日の練習(活動始め!)

2015年01月11日 17時43分06秒 | 散ドラ諸君への喝!

チームとしては、昨日が活動始めですが、私は昨日は仕事だったため、今日が活動始めでした。今日は、コウタがお休みだったため、11人での活動でした。

 

例年、この時期はグランドが凍って、ぬかるみますが、今年は例年以上にひどい感じです。南側の2/3くらいがデコボコになり、半分がコーンで囲われていました。

 

速く走るには!

アップでのダッシュです。先日の記事「速く走るには!」を読んでくれていたのか、しっかり地面を押し、足を早く引き抜いて膝から前に持っていく(結果として、足を高く蹴り上げているように見える)ように意識して走っている部員がいました(真ん中のサヤハルです)。

 

ただ、少し残念なのは、身体が曲がっていることです。速く走るには、頭から背骨に軸をしっかり作って、しっかりした姿勢で走ることが大事です。そうしないと、せっかくの力が、いろんなところに逃げていってしまうからです。しっかりと軸を作ることを意識しよう。

 

サヤハルの隣のG君は、相変わらずペタペタ走りです。ダッシュの後のアップでも、全然モモが上がらず、スキップにもなっていない感じでした。それでは、足は速くならないぞ!

 

サヤハル デー!

今日はある意味、サヤハルデーでした。キャッチボールの時から、Sコーチにプロテクターを付けるように命じられ、ボールをよけないように指導を受けていました。

 

何故かトスバッティングもその格好のまま打っていましたが、フォームがどっしりとして、良いタイミングでいい振りをしていました。これがフリーにそのままでないので、すぐに試合で通用するわけではないのですが、バッティングに関しては、貧打の散ドラの中で、可能性を感じさせます。

 

そして、その後、二人一組でネットに向かってティーバッティングを行う組、ピッチング練習を行う組と、残りのメンバーは、内野のポジションに入ってシートノックを行いましたここでキャッチャーには、サヤハルが入りました

 

最初のバックホームでは、全部自分に飛んできて、少しでもよけると、周りから「よけるな~」、「手で捕りに行くな~」と言われたり、フライが上がったら、マスクを取ったり、ボールをノッカーに渡したり、やることがいっぱいで、大変だったと思いますが、今日一日でだいぶ上達したのではないでしょうか

 

30分くらいでノックを終え、一旦、休憩をはさみ、今度はポジションに入っての20球(ボール球も含めて)のシートバッティングを行いましたここでもサヤハルはキャッチャーでした。今日はぐっすり寝られそうですね

 

投手は最初はケンタが務めました。左投げで3人、右投げで3人に投げました。その後は、ミサキが3人に投げ、最後の2人にはリルが投げました。みんな結構ストライクが入っていましたね。

 

打つ方は、まだ会心の当たりを連発とはいきませんが、ティーバッティングで振り込んだせいか、空振りは少なかった印象です。もっともっと振り込み、力をつけよう。

 

駅伝練習

本当は11時半くらいから、最後の走り込みをしたかったですが、シートバッティングが12時までかかってしまったので、襷の練習だけになりました。

 

駅伝大会に初めて参加するのは、ケンタ、シオン、キラの3人です。3人に襷の付け方を説明した後、実際に走りながら、襷の受け渡しの練習です。学年・入った順で2チームに分け、1人足りない方に遊びに来ていたOGリサが入り、競争する形で行いました。

 

上級生は普通に襷をかけるだけでも落ちない感じですが、下級生は、襷を締めているとモタモタ時間を食うものの、締めなければ肩から落ちたりするので、なかなか難しいですね。

 

今日のジョグ

練習終了後、そのままジョギングに出かけました。高専の交差点から椚田小横を抜けて下り、北野街道を越えて湯殿川に出て、16号を北上、八王子駅南北通路を抜けて、甲州街道を経て、戻りました。

踵の調子がイマイチです。痛みはなくなっていたのですが、また押すと痛い感じです。足裏のマッサージはしているんですけどね。なぜだろう。急に走りすぎなのだろうか。

 12.7km  1時間15分30秒

 

帰宅後、そのままクロの散歩。万葉公園の方から横山中横のGSの方に下ってくる時に、山並みの陰影がきれいだったので、パチリ。

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礼儀と合理性。

2015年01月10日 22時08分34秒 | プロ野球・高校野球

オフシーズンの現在、プロ野球選手がバラエティ番組に出る機会も増えます。今日もそうした番組があり、その中で、広島の前田健太がPL学園時代のことをこのように語っていました。

 

「先輩はこわいです。三年生は神、二年生は平民、一年生は奴隷ですから」

「一年生は、ジュースもお菓子も禁止です。仕送りでお菓子を送ってもらって、夜中の三時にふとんをかぶって、音がしないようにポテトチップを舌の上で一度湿らせてから食べてました」

 

バラエティ番組ですから、みんな笑っていましたが、今のPL学園の実情を考えると、実は全然笑えない話です。PL学園は部員の暴力など度重なる不祥事で、監督不在となり、新入部員の受け入れ中止を発表し、栄光の歴史を持つ部の存続が危ぶまれる事態だからです。

 

清原和博(西武)、桑田真澄(巨人)をはじめ、古いところでは加藤英司(阪急)、福島久晃(大洋)、新井宏昌(近鉄)、金森栄治(西武)、尾花高夫(ヤクルト)、金石昭人(広島)、木戸克彦(阪神)、西田真司(広島)、小早川毅彦(広島)、吉村禎章(巨人)、立浪和義(中日)、片岡篤史(日本ハム)、野村弘樹(横浜)、橋本清(巨人)、宮本慎也(ヤクルト)、今岡誠(阪神)、松井稼頭央(西武)、サブロー(ロッテ)、福留孝介(中日)、今江敏晃(ロッテ)、前田健太(広島)と、錚々たる顔ぶれのプロ野球選手を輩出しています。

 

こうした事実をもって、付き人制度をはじめとする厳しい上下関係を容認する空気が長らく続いたのだと思います。こうした厳しい上下関係が、強いチームを作ったという因果関係が一見成り立つように見えますが、これはあくまで結果論であって、因果関係ではありません。不合理な上下関係がなければ、もっと強くなっていた可能性もあるからです。

 

でなければ、PL学園で1年生の夏から大活躍した桑田さんが、あれほど体罰に反対する発言や活動をするはずがありません。表舞台では大変な活躍をしながら、陰ではいろんな苦労があったのだろうと思います。

 

翻って、現在、日本経済新聞のコラム「私の履歴書」を連載している王貞治氏も、1年生からレギュラーを獲得し、清原・桑田と同じような存在でしたが、当時の早稲田実業は、グランドで水を飲むなということもない合理的なチームで、何の苦労もなかったようです。王さんは私の親ほどの年ですが、私が若い頃でも、「水を飲むな」は一般的だったことを考えると、本当に進んだチームだったのだと思います。そして、それで弱かったわけではなく、紫紺の優勝旗が箱根の山を越えたのは初めてだったわけですから、むしろ、合理的なチームの方が強いということが言えるのではないでしょうか。

 

年長者を敬う礼儀は当然必要です。しかし、スポーツでも、仕事でも、実力が優先することは仕方がないことです。そこは、お互いにそのことを理解し、後輩は人間関係においては礼儀を大事にしつつ、スポーツにおいては先輩であっても実力を認めるという、そうした器を磨くことが、本当のプライドであると思います。

 

そして、指導者がそうしたことを本当は指導しなければいけないのだろうと思いますね。

 

 

 

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野球で必要な力は、野球で鍛える!

2015年01月08日 21時33分46秒 | 指導・育成のうんちく

新しい年を迎えましたが、昨年一年を振り返ると、守備のミスもさることながら、まあ打てませんでした。攻撃時のスコアブックのきれいなこと、きれいなこと!

 

守備もまだまだですが、練習すればそれなりに上達するのが、守備です。そして、キャッチボール、トスバッティングやフリーバッティングの守備、ノックなど守備練習の機会はそれなりにあります。それに対してバッティングは、トスバッティング、フリーバッティングで、どれだけスイングしているでしょうか。50スイングもしていないのではないでしょうか。では、家で素振りをしているかというと、どうもそうは思えません。

 

変化球がない学童野球では、単純に言えば、タイミングをとって強くボールを引っぱたくだけです。難しい技は要りません。強豪チームの打者は、まさにそんな感じで振ってきます。散ドラ諸君は、このタイミングをとって強く振ることが出来ません。はっきり言って、練習不足だからです

 

かつての強打者である落合博満さんは、「野球で必要な力は、野球でしか身に付かない」が信条でした。ですので、その体型はウェイトトレーニングをしたマッチョな感じではなく、どちらかと言えばぽっちゃりして、鈍そうな感じに見えたものです。しかし、繊細なバッティング技術は衰えることなく、44歳まで現役でプレーをしました。練習不足は問題外ですが、練習もむやみにやればいいということではなく、しっかり野球をすることで力をつけることが大事だということです。

 

これについては、自分自身でものすごく共感する部分です。私自身が野球を始めたのは、中学生からです。小学生の頃は、少年野球チームがなく、大会の時に一時的にチームを結成するソフトボールチームしかなかったからです。そして、中学で野球を始めたものの、やせていたためパワー不足でミートをしても打球はライトにしか飛ばず、なかなかヒットが出なかったものです。そして、高校進学後、硬式野球部に入部をしたものの、硬い球にまったく歯が立たず、一学期で諦めたという経緯があります。

 

これに対して、倅は私とほぼ同じようなサイズで、中学生の時も、高校生の今も、やせ型ですが、私の中学時代よりは、はるかに打っていましたし、高校時代も私が歯が立たなかった硬球を打ち返していました。これは、やはり小学校時代から、野球をして、野球で必要な身体を鍛えていたからだと思います(単に野球をやっていたということであって、決して十分にということではありませんが)。

 

ということで、散ドラの練習だけでは絶対に足りませんから、しっかり素振りはしてほしいですね。少なくとも、スイングをして、フラフラしたり、ぐらつくようでは、とても強い打球は打てません。しっかり振ってください。

 

そして、もう一つお願いしたいのは、大きく構えて、大きくスイングをするということ。脇をあけたり、ドアスイングになってはいけませんが、要するに、小さくまとまるな!ということです。これも落合さんが言っていた、身体が小さい選手も、トップ(バットを引いて振り出す直前の位置)は大きくすべきということに大いに共感したものです。私は中学時代、小柄でやせていたため、コンパクトなスイングを心掛け、腕をたたんだ小さな構えをしていました。しかし、今から考えれば、いくらミートをしても打球がライトにしか飛ばなかったのは、この小さな構えにもあったのだと思います。身体が小さくても、大きく構える、大きく構えてしっかり振るためにも、しっかり素振りをする

 

これしかありません。打ちたかった練習すべし! 

 

 

 

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