パリ五輪も閉会を迎えようとする中、毎度のことかもしれませんが、今回の大会でもいろいろな問題が起きました。(柔道、バスケ、サッカーなどでの)誤審疑惑・ルール問題、(不正はないでしょうが、疑われても仕方がないような)柔道でのデジタル抽選、女子ボクシングでの性別問題(とそれに派生したデマ、誹謗中傷問題)、前回から続く選手への誹謗中傷、などです。これらについては、既にいろいろ言われているので、ここでは触れません。
そんな中、日本選手は今回も大活躍でした。フェンシングが大躍進したほか、馬術や近代五種、セーリングなど普段脚光を浴びることもない種目もメダルを獲得しました。
一方、大本命と目された選手のまさかの敗退も多かったです。
その筆頭は、女子柔道の阿部詩選手でしょう(敗退後の号泣問題も賛否を呼びました)。女子レスリングの絶対王者と言われた須崎優衣選手の敗退も驚きでした(破ったインド選手の決勝前の体重超過での失格も衝撃でした)。大本命ではないかもしれませんが、水泳のエース格の本多灯、女子バトミントンの山口茜らの敗退、岡の活躍で救われましたが体操エース橋本大輝の不振、メダルが期待された男女サッカー、男女バレーの敗退などもありました。
私も寝不足になりながら、結構テレビ観戦しましたが、勝った試合よりも負け試合の方が多かったかもしれません。勝った試合は何度もニュースで繰り返しやるので、ものすごい勝利の数のような気になりますが、多くの負けの上にこうした勝利があるのだと改めて思います。今回のパリ大会でも、前回の東京や前々回のリオの敗戦を糧に勝利を手にした選手がいるように、次のロスを目指す選手もいるでしょうし、この後オリンピックの舞台に立つことがない選手もいるかもしれませんが、この経験は決して無駄にはならないと思います。
多くの感動をありがとうございました。そして、今後もがんばってください!
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