八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ミッドナイト・ラン

2009年11月30日 23時06分19秒 | Jog&Walk,Health

我が家は、9月に地デジ対応TVを買ったものの、もともとあったDVDレコーダーと接続するのに、別な配線コードが必要なようなので買ってつないだものの、アナログ放送の番組表しか取得できないため結局TV番組は録画出来ず、DVD再生のディスクの方もイヤな音をたてて止まってしまい、DVDレコーダーはHDDに録画したものを見るだけの機械になり果ててしまいました。数年前に大枚はたいて買ったものが、あっという間に二束三文になってしまうデジタル時代は本当にイヤなものだと思いました。

 

イヤだとは思うものの、子どもたちがくだらない番組を録画して見たりしますし、DVDも見られないでは困るので、やむを得ずブルーレイ・レコーダーを購入しました。過去何十年も使っていた赤・黄・白の音声・画像の入出力コードは不要で、録画方法もいかにもデジタルで、デジタル世代であるはずの子どもたちも感嘆の声をあげていました。

 

折角だからDVDを見てみようと思い、ロバート・デニーロ主演の『ミッドナイト・ラン』を見てみました。重々しくないロバート・デニーロ作品で好きな映画です。私が社会人となった1988年の作品ですが、ロバート・デニーロ扮する主人公のジャックは、これでもかというくらいタバコを吸っています。アメリカは日本よりも禁煙先進国ですが、20年前はバスの中でも、列車の食堂車でも、空港ロビーでも、飛行機の中でも、どこでもタバコが吸えたのですね。そういうば、ダイ・ハードでもずいぶんタバコを吸っていました。

 

昔はタバコが映画やドラマの大事な小道具になっていましたが、今や昔となりましたね。もう一つ、絶滅危惧種となっている小道具は、「固定電話」ですね。映画ではそれほどではありませんが、「電話がこない」だの、「電話がつながらない」だの、音楽の中では男女の切ない関係を表す上で圧倒的な存在感のある小道具でした。しかし、これも携帯電話の登場で、あっという間に駆逐されてしまいました。便利になるのはもちろんいいのですが、やはりノスタルジーも感じてしまいますね。

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学級「閉鎖」崩壊?

2009年11月30日 18時22分08秒 | 管理人のこと、雑感

今朝ジョギングしている時のことです。高尾山口から戻って浅川沿いを走っていると、南浅川橋手前の公園で小学校3年生くらいの子どもたちが4人くらいで野球をやっていました。カキーンといい当たりを飛ばしたので、思わず「いいスイングだなあ~」と感心しつつ、よくよく考えると…???と思ってしまいました。

 

8時前から走り始め、時間は9時頃です。学校をやっている時間では…?? 100mくらい先の河原では4~5年生くらいの子が2人、川に石を投げて水切りをしています。やや…?? これは、恐らくインフルエンザで学級閉鎖になった子どもたちですね。散田小の校区ではないので、ひとまず安心ですが、これでは一向にインフルエンザの猛威は収まらず学級閉鎖の意味はないですね。

 

横山橋など散田小の校区付近を通り過ぎ、水無瀬橋のたもとの公園ではやはり小学生が2人ブランコに座ってゲームをしていました。そして、水無瀬橋を越えて右に曲がったところにある公園でも、小学生が4人くらい遊んでいました。完全に学級「閉鎖」崩壊です。最近では共働きの家庭が多いですから、目が届かないことはありますが、ちょっとどうなのかという感じですね。それとも、学校公開日などでの振り替えだったらいいんですけどね…。時節柄、学級閉鎖のような気が…。

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リーダーシップ

2009年11月30日 12時36分53秒 | 指導・育成のうんちく

佐々淳行著『平時の指揮官 有事の指揮官 あなたは部下に見られている』という本を読みました。実に明快なリーダーシップ論です。佐々淳行氏と言えばご存知の方も多いと思いますが、警察庁時代は、東大安田講堂事件など大学紛争やあさま山荘事件など数々の事件解決の指揮を執り、初代内閣安全保障室長に就任するなど、危機管理の専門家として知られています。

 

私も会社で人材育成の仕事をしている時にだいぶリーダーシップについては本を読んだりしましたが、佐々氏が現場指揮官となった際に参考にしたのは日本海軍で非公式に読み継がれていたという『海軍次室士官心得』と、終戦後間もない時期に警察官僚が書いた『部下から見た監督者論』という論文だけで、特段リーダーシップを学んだというわけではないようです。古今東西の軍人武人の事例や自分自身の経験を交えて分かり易く語っているように、本で学んだこともありますが、それよりも、実地に経験したり、本で読んだことを実践して身に付けているものなのでしょう。

 

佐々氏のリーダーシップ論に説得力があり、迫力があるのは、やはり実践の中で身に付けたものであることに加え、もともと持っている天分もあると思います。いわゆるキャプテンシーというヤツですね。リーダーシップは学んで身に付けていくことも出来ますが、軍隊や警察などでは、やはり天分で持っているリーダーシップが重要になります。なぜなら、一瞬の判断の遅れや、迷いなどが、命にかかわるからです。戦国武将や軍人をモデルにしたリーダー論などが本や記事になったりしますが、これもやり方は違えど、優れたリーダーシップを発揮しないと、戦いを勝ち抜くことなど到底できない(結果がはっきりと表れる)からですね。

 

その点、会社などでは生死に関係しないばかりか、下手すると業績という結果とは別の要素でも評価されてしまったりすることもあるので、必ずしもリーダーシップに優れた人ばかりがリーダーになっているわけではありません。ともすれば、真逆な人がリーダーの地位に就くこともままあり、多くの宮仕えはため息することになります。『海軍次室士官心得』や米海軍士官候補生読本『リーダーシップ』に書かれている以下のような主旨のことは、思わず納得です。

 

『海軍次室士官心得』引用文主旨

・部下に作業を命じるにあたっては、その作業を部下よりも立派に出来る能力があること。そうであれば、部下は上司を信頼する。信頼は部下と統率する第一要素である。

部下の仕事を監督する場合、あまり干渉しすぎてはいけない。しかし、危険や過ちを放置するのはもっといけない。静かに注意して過ちを正すこと。自らがその作業をする場合は、全責任も引き受けること。

・西郷隆盛が言った「功は部下に譲り、部下の過ちは自ら負う」という言葉のように、先憂後楽の心掛けが大切。苦しい作業の時には士官は最後に帰るようにし、部下の労をねぎらうこと

朝起きたらすぐに挨拶すること。これが明るい空気をもたらす第一の要因。

『リーダーシップ』引用文主旨

・部下は終始一貫した態度で、気まぐれな態度をとらない上司を評価する

 

合理的判断を欠いた日本軍(なので結果として敗れるべくして敗れた)の中で、数少ない合理主義者として知られる山本五十六将軍のものとして伝わる次の言葉も有名です。

やって見せ、言って聞かせて、させて見て、褒めてやらねば、人は育たじ

この短い言葉の中に、人材育成、部下指導のリーダーシップがぎゅっと凝縮されています。分かっていても、普段、やって見せるだけだったり、言って聞かせるだけだったり、させるだけだったり、出来ても褒めもしなかったりとなりがちです。しかし、

①まず、自分がお手本として、やって見せる(手本が出来ないとダメです)。

②やったことがどういうことなのかを言葉で説明する(説明能力が必要です)。

※ここで山本五十六の言葉に加えるなら、やって見せ、言って聞かせたことを理解しているか、「説明させる」があった方がいいですね。分かってないのに、ハイハイと言うことがありますから。

③そして、やって見せ、言って聞かせたことを実際にやらせて、それがうまく出来ているかどうかを観察します。うまく出来ていなければそこをさらにやって見せ、言って聞かせるに戻ります。うまく出来ていれば、

④うまく出来ていることを褒めてやると、達成感と次へのモチベーションへとなる。

ということですね。

 

仕事や散ドラ活動でも、意識して取り組みたいものです!

 

今日のジョグ

変則で休みなので、雨上がりの朝、走りに出ました。月間目標に残り15kmなので、今日はそれだけ走るつもりで、飲料も持たずに出ました。そして、またまた何も食べずに出てしまいました…。いつもの高尾山口からさらに甲州街道を下っていき(高さの面では登っていき)、工事中のインターチェンジを抜け、うかい竹亭、うかい鳥山の入口あたりで折り返し、浅川沿いを水無瀬橋の少し先まで行って戻りました。

 17.6km  1時間36分37秒

11月合計

 201.9km  19時間01分00秒  5分39秒/km

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スポーツ・サンデー

2009年11月29日 23時10分06秒 | スポーツ

なのに、仕事でボクシングの最後の方しか見られませんでした。

 

ボクシングWBCフライ級世界タイトルマッチ

で、そのボクシングはというと、チャンピオン内藤大助が鼻を潰されて王座を失いました。新チャンピオン亀田興毅は黙っていればいいボクサーだと思いますが、あんな大口を叩くほどの魅せるボクサーではないと思います。好みの問題はあると思いますが、あんな手堅いボクシングをするなら、「辰吉対薬師寺戦を超える試合をする」なんてことを言わなければいいのに…と思うんですが。大言壮語を吐かなければ、距離を置いてカウンター狙いをするボクシングは「クレバー」と称されると思いますが、何せあのビッグマウスですからね。しかも、一回りも年上のチャンピオンに対して、はっきり言って若さがない。つまらないです。

 

カシオ・オープンでは、石川遼は2位に終わり、賞金王争いは最終戦にもつれ込んだそうです。しかし、2位でもすごいですし、ライバル池田は最終戦で優勝しない限り逆転はなく、石川優位は変わりません。18歳で賞金王となったらとてつもないことですが、この若さで日本を制したら、いよいよ本当に目指すは世界ですね。石川遼の魅力は、上の亀田とは真逆です。目先の勝利ではなく、常に世界を見据えた戦いをしています。傍から見れば、危険を冒さなくても良い場面でもどんどん勝負していきます。彼自身は感動を与えることが目的としてはいないでしょうが、彼の常に高いところを目指す姿勢が感動を与えるプレーを生みだしているのでしょうね。

 

女子リコー・カップでは、横峯さくらが逆転優勝で初の賞金女王を決めたそうです。シーズン序盤は好調だったものの、中盤で諸見里しのぶに逆転され、終盤でまた怒涛の追い込みで逆転しました。しかし、横峯、諸見里がそれぞれ6勝、有村3勝と若手が競い合って盛り上がる女子ツアーですが、やや偏りすぎな気もしますね…。

 

大相撲は、横綱白鵬が全勝優勝で年間最多勝を86勝へ伸ばしました。年間90戦で4敗しかしなかったということで、驚異的な記録です。どこまで優勝記録を伸ばすのかと思われた朝青龍が土俵外で話題を振りまくうちに衰えたのとは対照的に、地道に土俵の充実に努めています。しかし、北の湖、千代の富士、貴乃花など、無敵と思われた大横綱たちも大鵬の記録に近づくにつれ、力の衰えが見られるようになりました。やはり横綱の重圧というものは計り知れないものなのでしょうね。

 

ジャパンカップでは、一番人気のウオッカが僅差で勝利したそうです。競馬はよく分からないのですが、外国の強豪馬が参加する中で、一番人気で追い込んでの鼻差での勝利というのはやはりすごいのでしょうね。馬もすごいのでしょうが、ルメール旗手の手綱さばきも良かったのでしょうね。何かで読みましたが、レース運びという点で、日本の競馬は伝統ある欧米と比べるとかなりの差があるということでした。

 

今日のジョグ

雨が降り始めたので、ショートカットとなりました。

 2.8km  14分16秒

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秋晴れ!小春日和!野球日和!

2009年11月28日 22時39分03秒 | 管理人のこと、雑感

今朝は気持ちのいい秋晴れでした。私はゴルフはやりませんが、ゴルフをやる人なら「やったぁ~」と叫びたくなるでろう秋晴れ、小春日和でした。しかし、今日見たいな天気で叫びたくなるのは、ゴルファーだけではないですよね!野球にもとってもいい天気でした!

 

しかし、そんな格好の野球日和の中、私はスーツを着てとぼとぼと出勤でした…。う~、悔しい!明日も季節労働で出勤ですが、明日は天気が悪いようです。何か倒錯した心理ですが、自分が参加できない時に天気が悪いと得したような気分になります…。

 

ということで、今日は練習に参加できなかった鬱憤をジョギングにぶつけました。というか、今日は立川で仕事だったので、朝・晩は時間に余裕があったのと、今月は目標達成が厳しい状況なため、朝ラン、夜ランを敢行しました。

 

今日のジョグ

朝 5km  28分38秒

夜 5km  26分29秒

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王さん、ご苦労様です…

2009年11月27日 23時45分21秒 | プロ野球・高校野球

ちょっと前に、「名球会で金田会長解任クーデター云々」という週刊誌の中吊り広告を目にしました。その中身は知りませんが、金田会長の後任に王さんが就任すると、報道されていました。その記事の主旨も、「頼まれると断れないのをいいことに、いつまで日本球界は王さんに依存するのか」ということでしたが、まさに同感です。

 

落合博満がかつて「本当のスーパースターというのはON以外にはいない」と言ったように、ONの存在感がとてつもなく大きかったのは事実ですが、だからと言って、いつまでもONに頼っていないで、世代交代することが必要です。野球界に限らず、日本社会全体が、急激な高齢化を迎え、従来のやり方では通用しなくなってきているのです。

 

先輩が偉大すぎて(あるいは数が多すぎて)私たちには無理ですなんて言っていないで、これらかの社会や野球界や、会社を背負って立つ当事者である若い世代がもっと声をあげないといけないと思いますね。王さん(やその他の年配の方)だって、これからの野球界の責任を取れと言われたって、そんなに先のことまで責任取れないよという心境だと思います。

 

やはり、自分たちのことは自分たちの手で。権力を離さない人がいたら、力づくで奪い取っていかないといけないですね。週刊誌からすると、「クーデター」など格好の材料になるのかもしれませんが、やむにやまれず立ち上がると、それはクーデターということになるのでしょうけどね。クーデター結構じゃないですか。会社だって、選挙で社長を選ぶわけではありませんし…。

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車両点検で50分遅れって…

2009年11月27日 22時49分54秒 | 管理人のこと、雑感

毎度毎度の中央線です。朝、駅に行くと、「車両点検があった関係で、ただ今5分程度の遅れで運転しています」とのアナウンスがありましたが、ホームが人であふれているわけでもなく、普通に列車に乗り込みました。

 

しかし、日野、豊田、立川と、10分、15分で着くところがトロトロ走っていて全然着きません。終いには、お茶の水では「ただ今、この電車は50分の遅れをもって運転しています」ときました…。八王子での5分の遅れが、お茶の水で50分遅れって、バタフライ効果じゃないんだから、いい加減にせいよっと叫び出しそうになりましたが、中央線の乗客は毎度のことだからか、極めて辛抱強く、紳士淑女です(あるいは、私のように正味50分遅れではなく、30分遅れ、10分遅れだったのかもしれませんが…)。

 

先日の台風による強風の時もそうでしたが、JR東日本は何かがおかしいですよね。福知山線などでの教訓に基づく安全管理なのかもしれませんが、「羮に懲りて膾を吹く」のようです。事故でも何でもないのに、60分で着くと約束しているサービスが110分になったら、普通ならキャンセルです。それをただ「すいません」で済ませる神経が分かりません。お茶の水駅では、親切心でしょうが、「この後、まだ遅れる可能性がありますので、お急ぎの方は総武線にお乗換えください」とのアナウンスです。実際、東京駅の折り返しで遅れることは目に見えているので、私も乗り換えたので、どれだけ遅れたのか分かりませんが、最終的には1時間遅れくらいでしょうね。

 

いつも、お茶の水から30分歩いてもまだ十分余裕があるように出かけていますが、今日はさすがに10分ほど遅刻をしてしまいました。別に遅延証明が必要な職場ではないのでいいのですが、朝からとんだ災難でした。

 

今日のジョグ

朝遅れたせいではありませんが、今日はいろいろたてこんで遅くなったので、休みです。月200kmの目標がちょっと黄色信号です。

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裏高尾と甲州街道旧道

2009年11月26日 14時53分38秒 | Jog&Walk,Health

季節労働で休みが変則となり、今日は休みでした。今月はちょっと距離が不足気味でしたし、気持ちのいい秋晴れだったので、少し遠くまで足を伸ばすつもりで朝から走りに出ました。いつものようにまず中央線沿いに町田街道まで行き、町田街道を右折し甲州街道を高尾山口まで走り、折り返して、中央線をくぐる少し手前の西浅川の信号を左折しました。高尾山口を行って戻っても10km弱なので、距離を稼いでおきたかったからです。

 

甲州街道旧道

駒木野病院の前を通って少し行くと、右手に小仏関跡という碑があり、看板には国の史跡云々と書いてあります。向いには駒木野橋跡の碑がありました。走っている途中に見ただけなので、詳細が分からず家に帰ってから調べると、この道は甲州街道の旧道で、江戸時代にはまさにここに関所があったということでした。横には南浅川の支流が流れていて、関所破りをしないよう川底も深くしてそこに駒木野橋がかかっていたのだそうです(川は道路でふさがれ、橋も今はありません)。明治になると関所は廃止され、明治21年に現在の大垂水峠を通る甲州街道にルート変更され、今ではただの道となって廃れてしまったとのことです。八王子歴12年の私にはまだまだ知られざる八王子が多々あります。

 

里山の中の巨大建造物

さらに行くと、右手に中央道・圏央道の八王子ジャンクションが見えてきます。そして、圏央道の二つの巨大な橋梁工事が行われています。まるで八ッ場ダムの工事現場のようです。この当りは同じ八王子とは思えない里山の風情を残しており、ジャンクションやこうした巨大は橋梁がそそり立つ光景は非常に違和感があり、反対運動が起きたのもうなずけます。もっとも中央道や中央本線が敷設された時点でそうした景観は既に損なわれていたわけで、圏央道の工事に強い反対運動が起こり訴訟にまで発展したのは、景観ではなく高尾山にトンネルを開けることへの反対でした。高尾山は東京から近いだけで素人には何の変哲もない山ですが、植物の宝庫と言われるように植生が豊かなことで知られています。そういう動植物、昆虫などの生態系への影響が懸念されたのです。群馬に実家がある私としては、圏央道が甲州街道までつながると非常に便利になるので反対ではありませんが、影響が出ないことを祈りたいですね。

 

裏高尾

さらに行くと、峰尾豆腐店というお店がありました。今日は定休日でしたが、奥まったところにあるにもかかわらず、いかにも遠くからお客さんが足を運んでいそうな雰囲気でした。私も今度買いにきてみようと思いました。それだけ水がいいんでしょうね。実際、近くには地下水を汲みあげているのか、湧いているのか、水を汲んだり、飲んだりできる場所もありました。バス停の表示は「裏高尾」となっています(行き先は小仏です)。その先は何となく細く、山道になりそうな気配があり戻れなくなっても困るので、そろそろ引き返そうと、浅川国際マス釣場で折り返しました。家に帰ってから調べると、あと3kmくらいで小仏峠でした。中央高速の小仏トンネルとかいうと、まったく別世界のように感じましたが、意外に近くなので驚きました。しかし、住んでいる方にとっては、裏高尾という言い方はイヤでしょうね。かつては裏日本などという言い方もありましたが、この「裏」という言い方は、「表」だと思っている多数派から見た見方であり、差別表現以外の何ものでもありません。実際私もこれまで表の方しか走っていませんでしたが、裏も風情があって良いものでした。また、私が知らなかっただけで、ハイカーなどには結構人気があって、歩く人も多いようです。

 

今日のジョグ

残りは、浅川を秋川街道までいき、甲州街道から戻ってきました。本当は大和田橋くらいまで行きたかったものの、水分だけで何も食べずに出たせいか、後半まったく足が動きませんでした。先週も同じ状態になったことを思いだしました。学習能力がありません…。

 20.8km  2時間9分40秒

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突破力!

2009年11月25日 22時46分36秒 | 管理人のこと、雑感

民主党による事業仕分けの第2弾が行われています。ごく一部とはいえ、税金の使い方が可視化され、国民の注目を集める(そして、概ね評判がいい)一方、官僚たちの巻き返しが始まっていますし、そもそも大幅な税収減に対して、概算要求は過去最大に膨れ上がっており、この程度の仕分けレベルで済む財政状況ではありません。

 

数日前の日経新聞の一面特集で、民主党は現在の未曽有の経済環境下、経済のかじ取りを出来る人がいるのかとの懸念を表明していました。まさに、同感です。数日前、菅直人副総理が日本経済のデフレ認定宣言をしましたが、菅さんも政治家としての切れ味は評価出来ますが、経済のオーソリティかと言うと、そうとは思えません。藤井財務相もいかにも大蔵官僚OBといった風情ですし、亀井金融相も観測気球を上げる腹芸が先行し、経済全体をぐいぐい道筋を付けるタイプではありません。

 

いろいろ反対意見もありますが、小泉内閣下の竹中平蔵氏は、強いリーダーシップを発揮した経済閣僚と言えるのではないでしょうか。民間人として入閣し5年間の小泉内閣で一貫して重要閣僚を務め、一時は経済財政担当相と金融相を兼務するなど、トコロテン式入閣を期待する無能議員の嫉妬を一身に集めましたが、小泉総理の信任を背景に、まったくひるむことなく、政治的資質を発揮し、少なくとも、ITバブルがはじけ、まだまだ金融危機が去っていなかった日本経済を回復基調に乗せるという結果を残したのは事実です。経済政策では、いろいろ専門家からの反論もあるようですが、そのように言う専門家も所詮「外野」なのです。どんな正論か知りませんが、激しい権力闘争と利権闘争の場である現実の政治の世界で実現出来てこそ、正しいと言えるのです。その点、竹中氏は極めて突出した突破力を持つ小泉首相の後ろ盾を得ていたことに加え、氏自身が学者でありながら、極めて政治的嗅覚に優れていたゆえに、数々の施策を実行できたのだと思います。外野がああだこうだ言うことよりも、自分の思う施策を実行した「突破力」自体が大きな成果だと重います。

 

民主党は、これまでのしがらみを断ち切って、いろんな改革をしようとしています。小泉内閣の比ではないくらいです。当然、改革には抵抗がつきものです。その時に必要とされるのが、小泉-竹中のような「突破力」です。その点、当初から懸念されていましたが、政府と党の二元体制は、突破力どころか、力の分散を招くことになります。小沢さんとしては、そんな意図はないのでしょうが、仕分け人が決定してから新人議員を引き上げさせたり、強行採決をやめさせたり、現実的に、世間の目には二元的に運営されているように見えています。民主党に必要な「突破力」をどのように結集していくのか、これが最大の課題になってくると思います。かつての自民党のように何々グループとやっている場合ではないと思うのですけどね。あるいは、完膚なきまでに、政争に打ち勝つかです。政争に興味はありませんが、今ほど国家運営に政治家の資質が問われている時代はないと思うので(昔のように経済環境に問題がない時は政治家がアホでも何とかなりましたから…)。

 

今日のジョグ

 5km  26分17秒

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ストーブ・リーグの燃え具合

2009年11月24日 23時11分49秒 | プロ野球・高校野球

ストーブ・リーグも薪が少ないのか、燃え具合がイマイチな感じですね。プロ野球も経済活動の一部ですから、現在の経済状況を反映するのは止むを得ないところです。

 

ワールドシリーズMVPの松井秀喜は、シーズン当初から契約は難しいと言われていたので、経済問題だけではありませんが、仮に残留するとしても、条件は大幅ダウンと言われています(まあ、それだけでなく、DHしか選択肢はないとも言われていますし、そこまでしてピンストライプにこだわることはないと思いますが)。

 

実績がありながら、なぜか球団からさして引きとめられなかった巨人・高橋尚、日ハム・藤井もFA宣言し、メジャー挑戦を表明しましたが、どうも引く手あまたとはいかないようです。恐らく、2~3年前であれば、この位の実績の日本人投手には相当なオファーがあっただろうと思いますが、明らかに景気後退の影響が表れているように感じます

 

日本でも、あまりFA市場は活発ではないようです。一時はストーブ・リーグがFAでの大物の移籍ばかりだったことを考えれば、だいぶ様変わりな印象ですね。しかし、逆にいびつだったドラフトが正常化し、育成枠など選手を育てる方向に向かっていることは良いことですね。特に、資金力があり、ストーブ・リーグの中心だった巨人が育成の方向に振れていることが大きいですね。

 

結局は身の丈に合ったやり方が長続きしますし、地味なようでも地道に育てていく方がファンの支持が得られると思います。独立リーグや先日行われた大学日本代表との交流など、オールジャパンでの野球振興に期待です。

 

今日のジョグ

仕事で遅かったので、お休みです。

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人との比較じゃないとは言うけれど…

2009年11月23日 23時26分23秒 | 指導・育成のうんちく

最近は「世界に一つだけの花」など、人との比較ではなく、誰とも違う自分自身を大事にしようという風潮が強いと思います。「坂の上の雲」を目指した明治時代や、敗戦の焼土から追い付け追い越せで右肩上がりの高度成長を突っ走った昭和時代と異なり、先行きが不透明な現代では、誰もが確かな足場を確認できず、不安になることも多いからだと思います。

 

社会に出ると、競争に疲れてしまう人も、自信をなくす人もいますし、生活や家族、人間関係などさまざま問題に直面し立ち尽くす人もいます。そういう人に「あいつはあんなに頑張っているじゃないか。お前もガンバレ!」と言っても逆効果です。最近はそういうことが、大学生、高校生、中学生とどんどん低年齢化しているような気がします。だから、誰かと比べなくてもいいじゃないか、オンリー1でいいじゃないかという応援歌は広く受け入れられたのでしょう。

 

しかし、ことスポーツに関しては、やはり人との比較は大事だと思います。比較というか、ライバル心ですよね。あいつには負けたくない、オレもやってやるという気持ちは、やはり人を見て刺激を受けないと出てこないと思います。いつも呑気な散ドラ諸君も、昨日のような記録測定や、ベーランリレーでは、ちょっぴりライバル心に火が付いたように感じました。

 

前にも書きましたが、今の6年諸君は、一つ下の学年がおらず、最近までずっと9人でやってきたので、そこそこ素質がありながら、あまりライバル心の火が付くことがなかったような気がします。その点、来年は新5年生以下12人と小所帯ですが、実力的には誰がレギュラー確実なんて言えない横一線です(現4年生もオレ達はレギュラーなんて過信するなよぉ~)!みんなライバル心に燃えてがんばってほしいですし、私たちもそういう気持ちに火を付けるようにしたいですね。

 

今日のジョグ

少し遅かったのでショートカットです。その代わり、最近してなかった、少しだけスピード練習してみました。

 2.8km  13分31秒

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プロの面目

2009年11月22日 21時43分56秒 | プロ野球・高校野球

は保てたのでしょうか?今日は26歳以下のNPBプロ野球選抜対大学日本代表の試合がありました。今日あることをチェックしておらず、試合は見逃してしまいましたが、1対1の引き分けだったそうです。野球は9人で戦うものですが、投手の出来が試合の勝敗を大きく左右するのも事実です。ですから、他のスポーツと違って、投手次第ではレベル差を小さくすることが出来ます。

 

しかし、プロと大学生ですからね…。いかに投手が良ければ打てないとは言っても、引き分けはないと思います。ラグビーでは、社会人と大学生では圧倒的な差があり、見ていてかわいそうになるくらいです。体の大きさ、スピード、当たりの強さ、密集でボールを奪う技術と、どれをとっても社会人の方が圧倒的に上で、大学日本一のチームでも社会人上位チームを破るのはいまや奇跡に近いほどです。

 

ボール一つで肉弾戦をするラグビーとは違いますから、そこまで圧倒的差を見せろとは言いませんが、少なくとも2~3割は投手以外の要素が試合を左右するわけですから、そこでもプロと学生がどれだけ違うかを見せつけなければならないでしょう。ファールで粘って好きな球を投げさせる技術だったり、進塁打を打つ技術だったり、足を絡めた攻撃だったり、守備のすきを見て次の塁を陥れる走塁だったり、プロとして示すべき技術はあったでしょうし、結果を残してこそのプロだったと思うのですが。

 

こうしたプロとアマの交流自体は非常に良いことだと思います。野球というスポーツが本当の国民スポーツにするためにも、プロ・アマ一体となったオールジャパン体制が必要不可欠だからです。ですから、こうした試みは今後も継続してもらいたいですし、その時にはプロがしっかりプロの力を見せつけることを願っています

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記録測定会!

2009年11月22日 19時41分24秒 | 指導・育成のうんちく

一年ぶりに記録測定会を行いました。昨年は遠投だけでしたが、今年はベースランニングも行いました。ベースランニングは今年が初めてなので、比較のしようがありませんが、遠投は昨年と比較が出来ます。前にも書きましたが、記録は自分が飛び越えるべきハードル(目標)となるため、とても有効です。陸上選手だって記録がなければとても続かないでしょう。野球も成績という記録はありますが、技術は数値化できないので、遠投、ベースランニング、駅伝など測定可能な記録をとるのはいい目標になります。

 

今日は休みの部員が多かったのが残念ですが、去年と今年と遠投の記録をとった部員は、ほとんど記録が伸びていますね。やはり成長期です。6年のカズトとユウジはそれぞれ6m記録を伸ばして、50mを記録しました。でも、一番伸びたのは2年生のリサです。何と8m伸ばして28mとしました!来年何mになるか楽しみです。

 

ちなみに、今年初めて記録をとったベースランニングは、6年生が16~17秒台、4年生が18~19秒台、3年以下は18~20秒台でした。初めてなので、どの辺を目標にすればいいのか分かりませんが、試合を見る限り、散ドラは足が速くとは言えないので、6年生で15~16秒台、5年生で16~17秒台、4年生で17~18秒台、3年生以下で18~19秒台と、大体今日のタイムより1秒縮めるくらいを目標としてほしいです

 

ちなみに管理人のタイム15秒98より速い部員はいませんでした。自慢というより、40歳過ぎのおじさんに負けないでほしいです…。ある3年生部員は「だって大人だから一歩が大きいじゃないか」と言っていましたが、いくら一歩が大きくても、瞬発力は年々落ちています。4年前はまだ自分の瞬発力に自信がありましたが、当時の6年生とのダッシュでは必死に走らないと勝てませんでした。そういう意味では、6年生には管理人を打ち負かすくらいの気持ちでやってほしいと思います。

 

今日のジョグ

 14.1km  1時間20秒17

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しごきと猛練習の違いは…

2009年11月21日 23時14分58秒 | 指導・育成のうんちく

先日、早稲田大学野球部の應武監督の特集をTVでやっていました。斎藤佑樹について書いた時に、プロに比べて大学では練習量が少ないと書きましたが、應武監督は不合理とも思えるような猛練習を課すことで有名な監督なんだそうです。

 

崇徳高校でセンバツ大会優勝-近鉄3位指名を断り、早稲田大学進学-卒業後、新日鉄広畑に入社、ソウルオリンピックに出場-引退後、新日鉄君津監督に就任し、松中(ソ)、渡辺俊(ロ)など数多くのプロ選手を育て、2005年早稲田大学監督に就任と、経歴だけ見ると輝かしい球歴で野球エリートのようですが、顔は真っ黒に日焼けし野武士や漁師のような風貌です。

 

新日鉄君津時代は、館山で試合に負けた時、選手に君津までの道のり50kmを歩いて帰らせたそうです。50kmといえば、素人なら走って5時間、歩けば12~3時間はかかります。普通に考えれば、しごきとしか思えませんが、単なるしごきで6人ものプロ選手が誕生し、都市対抗の常連となるわけはありません。しごきと猛練習の違いは何なのでしょうか

 

應武監督がインタビューで語っていたのは、「プロなどに行った時に、これだけ練習したんだ、この練習に比べたらまだ大丈夫、耐えられると思ってもらえればいいんだ」というようなことを語っていました。つまり、選手のためを思ってのことなのか、どうなのかが、しごきと猛練習の違いなのでしょうね。負けて優勝を逃した早慶戦の模様が流れていましたが、劣勢の終盤、ケガで苦しんだ選手などいわくある選手を続々代打で投入し、それらの選手が結果を出し塁上で涙ぐみ、それを見る應武監督もまた涙ぐんでいました。この選手と監督の涙のシンクロがしごきと練習の違いを一番はっきりを分からせてくれたように思います。しかし、結局は負けて、全員がまたまた涙でした。この場面での斎藤佑樹の涙は広く報道されましたが、実はその前の伏線があり、単なる負けの悔しさではなく、こうした監督と選手の思いを叶えられなかったことに対する涙だったということです。ここまで選手を思いながら、厳しさを貫くことも、半端な気持ちではとても出来ないと思いました。

 

私は應武監督のような猛練習はとても出来ませんが、気持ちは同じような気持ちは持ちたいと思います。

 

今日のジョグ

 5km  26分31秒

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駅伝に向けて!

2009年11月20日 22時32分05秒 | 散ドラ諸君への喝!

野球の試合は学長杯で終了ですが、卒団前には最後の大イベントである駅伝大会もあります!ここ3年ほど上位チームが大会記録を更新するハイレベルな戦いが続いていますが、エースを擁する今年は、散ドラも上位に進出したいものです

 

全体表彰と主催の研修リーグでの表彰がありますが、研修での入賞を一つの目標とすると(何位までが入賞だったか覚えていませんが)、昨年の研修6位(全体8位)の北八王子エースBチームが51分54秒であり、52分が一つの目標になるのではないかと思います

 

一方、散ドラ諸君のベストタイムを上位8人で合計すると、54分53秒です。昨年と変わらなければ、入賞は難しそうですが、全員が30秒タイムを短縮すれば、50分53秒で昨年なら研修4位(全体6位)に相当します。全員が20秒タイムを短縮すれば、52分13秒で昨年なら研修7位(全体10位)に相当です。

 

30秒縮めるのは決して簡単ではありませんが、毎年それ位縮める部員が何人かはおり、不可能な数字ではありません。ぜひ、一人ひとりが30秒縮めることを目標にがんばってみよう!チーム編成は8人ですから、6年生でも全員がAチームに入れるわけではありませんが、全員が底上げしてこそ、Aチームの実力も上がるわけですから、Aチームの活躍はみんなの成果と言えます。

 

走る練習は大変かもしれませんが、走ることはすべてのスポーツの基本ですから、駅伝目指してしっかりがんばろう!

 

今日のジョグ

真冬なみの寒さだった昨日と違い、今日は寒さがやわらぐとのことでしたが、どうしてどうして今日も寒かったです。今日は仕事で横浜に行っていたのですが、東神奈川で横浜戦に乗り換える時、座るために次の電車を待って10数分立っていた時も寒かったです。

 5km  29分32秒

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