次回があるかどうか分かりませんが、次に活かせるように、前回のラップタイムとの比較を分析します。
今回 前回
~5km 33:50 27:49 +6:01 前回は明らかに飛ばし過ぎ。今回は自重。
~10km 32:07 29:26 +2:41 前回はまだオーバーペース。今回はまだ前がつかえて自重。
~15km 31:09 30:27 +0:42 今回は少し良いペースに。
~20km 31:06 31:28 +0:22 ペース保つ。
~25km 30:58 35:09 -4:11 少しペースあがり、前回失速したため、大幅に前回を上回る。
~30km 33:01 43:56 -10:55 今回もややペース落ちる。直前の5kmがやや上げすぎ?
~35km 36:50 44:56 -8:06 今回はここから失速し、前回よりましだが、前のラップより縮まる。
~40km 38:34 44:45 -6:11 更に終盤失速し、前回よりましだが、また前ラップより縮まる。
~42.195km 19:05 21:13 -2:08 最後の2kmは、前回と同じくらいと思ったが、多少はまし。
ネット 4:47:10 5:09:09 -0:21:59
ということで、次回があるか分かりませんが、今回、素人ランナーに一番厳しい20~25kmで一番ピッチをあげてしまったのが、終盤の失速につながったような気がします。反省を次ぎに活かすのが、自分の取り柄とは思っていますが、今はまだリベンジの気分になれないので、またしばらく考えてみたいと思います。
前回は翌日仕事でしたが、今回は次の日も休みを入れ、相模原市の湯楽の里に「湯治」に行きました。普段は烏の行水の私ですが、この日は1時間以上滞在しました。特に、ジェットバスがちょうど痛くなっていた腿のあたりをマッサージしてくれて良かったです。
クボタスピアーズ東京ベイ 17 対 15 埼玉ワイルドナイツ
あるネット記事では、「埼玉2連覇逃す」との見出しとなっていて、クボタスピアーズに失礼ではないかと思いますが、誰もがそう思ったのが実感ではないでしょうか。私もそうでした。
昨年の決勝も逆転で勝ち切りましたが(「ジャパンラグビー リーグワン 神戸対埼玉戦!」)、今シーズンも数試合逆転勝ちしたように、前半は相手に攻めさせて、後半に勝負をかけ逆転する横綱相撲をとるのが、埼玉ワイルドナイツだからです。選手層の厚さは随一で、堀江、稲垣、ヴァルアサエリ愛、坂手、山沢、松田、ディランライリーなどの日本代表に加え、コロインベテ、デアレンデなどの世界的プレイヤーを揃えており、福岡堅樹が抜けた穴を感じさせません。一方、クボタもフッカーのマークス、スタンドオフのバーナード・フォーリーなど世界的選手を揃えていますが、過去には下部リーグに降格したり、埼玉ワイルドナイツ(かつての三洋電機)に19年間も勝っていないなど、正直勝機はなさそうに思えました。
試合は、両チームとも決め手を欠く中、クボタがフォーリーのペナルティキックで得点を重ねるのに対し、埼玉は松田の調子が今一つで波に乗り切れず、9対3でクボタがリードして折り返しました。
しかし、後半埼玉は定石通りラスボス堀江を投入すると、その堀江がモールを押し込んでこの試合初めてのトライを奪い追い上げると、続けてルーキーのウイング長田がトライを決めて逆転しました。こうなると、やはりいつもの埼玉ワイルドナイツのペースだと思われました。
がしかし、です。諦めないクボタスピアーズは、相手陣内でボールを奪うと、主将立川がウイングの木田に絶妙なキックパスを送ると、木田はそのままトライを決めて逆転しました。
しかし、試合はまだ10分ほどあり、予断を許さない状況でしたが、最後残り3分を切ったところで、クボタがペナルティでスクラムを得て、ここからはW杯で日本が見せたようなフォワードがボールを保持し、時間を使う作戦に出ます。4度、5度のラックを経て、遂にホーンが鳴り、ボールを外に蹴り出して、試合終了となりました。
判官びいき的にクボタを応援してみていたので、しびれました!41,000人超の大観衆も大盛り上がりでした。
また、ラグビーもワールドカップの時期が近づいてきました。サッカー、野球WBCに続く、日本の躍進を期待したいですね!
11月末のNHK杯で、SP106.33点、フリー216.07点、総得点322.40点と、3つの世界最高得点を叩きだし、一昨日のグランプリファイナルのSPで110.95点、今日(?)のフリーで219.48点、総得点330.43点と、またしても異次元の記録を塗り替えました。
今朝には結果は分かっており、どれだけすごかったのか見てみたかったものの、夜までテレビ放映がありません。これって、本当にテレビ局の勝手な都合ですよね。しかも、テレビ放映でも、競技そのままではなく、余計な小話VTRを挟んだ編集をしています。売らんかなの姿勢たっぷりで、いい加減にしてほしいです。スポーツなのですから、しっかり競技を見せてほしいと思います。スポーツのドラマは、競技の中にあるのであって、業界人が作るドラマは別な時に作ってほしいですね。
閑話休題。
羽生選手だけではなく、その前に3位に入ったベビーフェイスの宇野昌磨も素晴らしかったです。身体の小ささをまったく感じさせないダイナミックな演技と美しい表現力がありました。パトリック・チャンは表現力があると言われますが、個人的にはマッチョなチャンの演技は、器械体操的に見えてあまり好きではありません。対して、宇野昌磨の表現力は柔らかく繊細で、17歳とは思えませんし、かつて日本人は表現力がないと言われたのは、遠い過去のことですね。フリーで190点台を出して、見事表彰台に立ちました。
そして、羽生選手です。グランプリファイナルの男子三連覇は史上初とのことですが、そうした偉業も、この圧倒的な点数の前では、前座のような役回りになっていますね。そして、結果は分かっているのに、190点台の宇野昌磨、200点越えのハビエル・フェルナンデスの演技を見た後だと、ドキドキします。SPでのリードは、圧倒的ではありますが、プレッシャーを感じるに十分な点だからです。
フェルナンデスへの大声援の余韻が残る中で、リンクに出た羽生選手が滑り出すと、世界は完全に彼のものへの変わりました。フェルナンデスが、スペイン人らしいコミカルで軽妙な演技だったのに対し、羽生選手はジャンプやステップのスキルも当然素晴らしいのですが、精神性を表現するような芸術性は素晴らしいですね。
いやはや、本当にお見事でした。
この後の目標をどのように設定するのか、そっちが心配になるほどの素晴らしさでした。
プロ野球でも先日表彰がありましたが、昨日今季の公式戦を終えた散ドラの成績です。そんなに胸を張れるものじゃありませんが、今後の励みにしてください。
安打 ケンタ12 ミサキ9 ルリ・コウヘイ・ケンタロウ6(1本損しているので実質的にはケンタロウ単独3位)
打率 ケンタ.333 ルリ.286 ケンタロウ.273
打点 ケンタ10 ミサキ4 コウタ・ルリ・サヤハル・ケンタロウ2
得点 キラ8 ミサキ・ケンタロウ7
四死球 ルリ12 リノア11 キラ9
盗塁 ケンタロウ12 ミキサ・キラ10
出塁率 ルリ.545 リノア.524 ケンタ.400
といった感じです。もちろん、これは打撃成績なので、成績のごく一部でしかありません。それどころか、野球は、攻撃以上に守りが重要だとさえ言えます。
それは、主に投手を務めたケンタ、ミサキの力が大きいことは言うまでもありませんが、捕手を務めたコウタ、捕手に加えてセンターラインのショートを守ったキラ、同じくセンターで外野の要となったケンタロウの貢献は大きかったですね。そして、昨日の試合で先発全ポジションコンプリートのミサキや、投手、三塁、二塁、遊撃、左翼などマルチプレーヤーの役割を果たしたシンペイの力も見逃せません。
こうした数字に表れない守備も含めた今季のMVPが誰かと言えば、間違いなくキャプテンのミサキですね。頼りにならない同級生と幼稚な下級生が多い中、自分自身でプレーしながら、チームをまとめるのは本当に大変だったと思います。かつて、キャプテンの重圧で5年生より成績を落とした選手も見てきました。その重圧はその役割を担ったものにしか分からないと思います。
しかし、本当には分からないとしても、周りのものは、それを理解し、助けるようになってほしいですね。そうすると、チームは強くなると思います。6年生のチームは終わり、これから5年生以下のチームづくりが始まります。今の5年生以下は、とても幼稚で本当に心配になります。自分のことだけでなく、チームやチームメイトのことを考えながら、どれだけ練習や試合が出来るようになるか。野球の練習も大事ですが、こうしたことがどれだけ上達できるかの分かれ目になると思います。野球以上に、そんなところもよく見ていきたいですね。
Wジャパン戦で、W勝利です!
今日は、立川で仕事だったので、いつもより早く帰宅できたため、19時からのプレミア12の3戦目となるドミニカ共和国戦を見ることが出来ました。しかし、今日は20時からサッカーW杯アジア2次予選のシンガポール戦もあり、行ったり来たりで、目が離せませんでした。
まずは、野球の方ですが、WBC優勝チームのドミニカ共和国ですが、メジャーが参加していないせいか、日本戦前まで0勝2敗と振るいませんでしたが、どうしてどうして、やはり手ごわかったです。日本は初回、相手のミスに乗じて1点を先制し、その後も中田翔のしぶとくショートの頭を越す安打で2点を取りましたが、とても圧倒したとは言えない内容でした。武田、小川の投手力で、何とか勝ち切るかと思われましたが、それまで完璧だった小川が、3イニング目となる7回、筒香の守備のミスの後、9番打者に失投を本塁打され、同点とされてしまいました。序盤に2点をとって以降、当たりの出ていなかった日本にとって、同点のままタイブレークに入るのは、何となく不利な感じがします。そんな中、8回表、山田、筒香が四球を選び、ボークも絡んで、二死二三塁から、中田翔が三塁線を破り、勝ち越しの2点タイムリーを放ちました。昨日、今日と、まさに中田さまさまです。かつて、中田翔選手には期待もこめて、だいぶ喝を出してきました(「中田翔、二軍落ち!」)。昨日も書きましたし、今日解説の中畑さんも言っていましたが、本当に大人になりました。立派になりました!
そして、サッカーです。シンガポール戦と言えば、二次予選の初戦、ホームでまさかの大苦戦で、ドン引きの相手にシュートの嵐を見舞いながら、無得点で引き分けました(「消化不良…焦りは禁物(W杯2次予選シンガ戦)。」)。その後、アフガン戦、シリア戦と戦いを重ねる中で、少しずつ成熟度をあげて、今日はそれほどバタバタせずに、良い時間帯に得点を決めたこともあって、落ちついて見ることができました。本田のクロスを武藤が落としたところを、5年ぶりの代表招集の金崎が左足で振りぬき、ゴール右すみに決めて先制、その後、清武のセンタリングをまたまた武藤がポストとなったところを本田が左足で決めて、2点目。後半にも、コーナーキックからのこぼれ球をシュートした球が吉田の足に当たり、コースが変わって3点目をあげました。まあ、快勝は快勝ですが、まったく負ける気がしないほど、実力差がある相手に、この点差はもの足りないですね。この倍以上の得点が欲しかった試合です。
僅差の野球も、快勝のサッカーも、それぞれ課題を残した試合でした。それでも、こうした課題があるからこそ、成長するとも言えます。これを糧に、次の試合に臨んでほしいですね!
がんばれ、ニッポン!