八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

昨日・今日の試合(善戦、でも…)。

2014年08月31日 23時41分25秒 | 散ドラの試合について

昨日、今日の試合と書きましたが、昨日の試合は私は見ていませんし、Sコーチの書き込みにあるようにコテンパンにやられたので、昨日のことは忘れましょう。
 
今日の試合は、ビートルズさんでした。今年のビートルズさんは苦戦していて、散ドラ同様、勝ち星に恵まれていませんでした。しかし、相手チームとの点差を見ると、散ドラよりも強いということは一目瞭然です。
 
だからと言って、「今日もダメだ~」では、いつまで経っても勝てません。先週のみなみ野さんや昨日の北八さんなどよりも、少しでも勝てる可能性が高いのであれば、必死で戦えば勝機がないわけではありません
 
ということで、今朝の練習始めに「喝」を入れました。曰く、アップの時にタラタラ走っているが、ヒットはクリーンヒットだけではなく、足で稼ぐものもある。そんなタラタラ走っていたら、ヒットになるものもならないぞ、ということ。曰く、キャッチボールの時から試合のつもりで一球一球大事に投げて、大事に捕らないと、それが試合に出るということ。どこまで通じたか分かりませんが、今日勝つために、そういう喝を入れました。
 
今日の試合は負けたとはいえ初めて5回まで突入し、これまでで最小得失点差など、見るべきところがありました。それは喝が効いたということではなく、それだけ実力差が小さかったということです。そういう相手に、必死に臨めば、勝つチャンスはあるのです。
 
コントロールがいいミサキですが、今日は3回まで四球が5個ありました。しかし、それをカバーしたのは、まわりの選手たちでした。ケンタのファインプレーもありましたし、コウタ、ルリ、マサキが、守備機会をしっかりこなし、3回まではノーエラーでした。これが大きいですね。きちんと守れればゲームになるということを証明しています。逆に、大量点まではいきませんでしたが、3点を失った4回は、エラーが4つ出ました。エラーと四球は失点の最大の原因です。しっかり肝に銘じて練習をしよう。
 
バッティングの方でも、今日は2打席、3打席と打つことが出来たのが、大きいですね。3回コールドになるのと、ならないのでは、こんなに違うのです。優秀な打者でも、打率3割です。つまり、3回打って1回の成功です。3打席は打ちたいですよね。
 

とはいえ、まだコールド負けはコールド負けです。基本的な打つ、走る、捕る、投げるでもまだまだやるべきことはありますが、それがある程度できたとして、次は、「次を考えたプレー」が大事です。今日も、守備や走塁でそんな場面が何度かありました。それが出来るようになると、勝利に一歩近づきます。とはいえ、夏ももうすぐ終わりです。出来るだけ早く勝利に近づこう。がんばれ、散田ドラゴンズ! 
 
 
今日のジョグ
 
11.9km 1時間15分51秒
 

 

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身体が忘れる?!

2014年08月27日 19時06分39秒 | 指導・育成のうんちく

自転車を運転するとか、箸を使うとか、構えてピッチャーが投げたら一歩動いて、ボールが来たら腰を落としてボールを捕るとか、所謂「身体で憶える」ことを「手続き記憶」と言います。身体で憶えていることですから、忘れることもなく、久しぶりにやったとしても同じようにすることができます。
 
歩いたり、走ったりするのは、もっと本能的なもので手続き記憶ではありませんが、ちょっと似たようなところがあると思います。左踵の故障で丸々三ヶ月ジョギングを自粛をしましたが、再開後、走ること自体はできます。走ること自体は、忘れるわけはありませんからね。
 
しかし、走るペースは、「身体で憶えさせる」ものですが、「身体が憶えていてくれる」ものではないということを痛感しています。
 
ジョギングを自粛する前は、6分/kmが一番楽なペースでした。楽なペースというのは、速くもなく、遅くもなく、普通に走るペースということです。
 
それが再開後は、7分/kmが普通のペースです。今日は、以前のように6分/km(厳密には5分47秒/km)で15kmほど走ってみましたが、やはりきつかったです。呼吸があがることはありませんが、身体がこのペースで走ることを忘れているんですね。なかなか、このペースに合わせてリズムよく走ることが出来ませんでした。
 
しかし、身体に以前のペースを思い出させるには、継続的にこうした刺激を身体に与え続けていくしかないのでしょうね。左踵の調子は、マッサージとストレッチの成果か、だいぶ良くなっており、日常生活や1時間程度の経度の運動ではまったく気にならなくなっています(2時間のジョギングや4時間の散ドラ活動では、やや違和感が出てきますが)。徐々に、ペースを戻していこうと思います。
 
 
今日のジョグ
 
朝の小雨が霧雨に変わってからジョギングに出ました。高尾山口まで行き、浅川を走り萩原橋まで行き、甲州街道を戻りました。
 
 15.5km  1時間29分51秒
 

 

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大阪桐蔭V!

2014年08月25日 22時49分10秒 | プロ野球・高校野球

と言っても、さほどの感慨はありません。いつもなら、かなり高校野球観戦をするのですが、今回はスケジュールがかなり遅れたこともあって、後半戦はほとんど見られませんでした。準優勝の三重の試合もほとんど見ていませんし、大阪桐蔭も初戦の「凡戦」しか見ていませんので。
 
大阪桐蔭の選手たちにはおめでとうと言いたいと思いますが、優勝候補の本命であり、意外性はありませんでした。もちろん、選手たちは全力を尽くしており、その頑張りや思いはすべての球児と等価です。
 
しかし、準決勝前に1日休養日を設けたとはいえ、過酷な日程を戦うには、充実した戦力が必要です。その点は、大阪桐蔭も福島投手が大半の試合を投げ抜き、決して巨大戦力の優位性を活かしたわけではないでしょうが、相対的なチーム力は抜きん出ていたのでしょうね。
 
日大鶴ヶ丘を破った富山商の森田投手は、予選での疲れを抜くために5日間ノースロー調整をしたそうですし、優勝候補東海大相模を破った盛岡大付の松本投手も予選で疲れが蓄積し、自慢の速球を投げられる状態ではなかったそうです。
 
準決勝前のたった1日の休養日などではなく、本当に抜本的な改革を望みます。それが、故障で選手生命を縮めることをなくし、将来の野球界を盛り上がることにつながるからです。 
 

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今日の試合と自主練習!

2014年08月24日 23時28分54秒 | 散ドラの試合について

今日は研修リーグの試合でした。相手は、リーグNo.1のみなみ野ファイターズさんです。私は用事があったため、9時半過ぎに椚田グランドに到着しました。すると、何と1回裏みなみ野ファイターズの攻撃は二死で、0対0とのこと。思わず「おぉ、そうですか!」と声をあげてしまいました!
 
が、しかし、です。この後、せっかく三振にとったのに振り逃げで生かすと、四球とパスボールの連続で、あれよあれよと得点を重ねられました。普通に守備出来ていれば、三者凡退でしたし、その後も、どこかで誰かが流れを変えたり、チームを盛り上げられたりすれば良かったですが、バックは声が出なかったですね
 
ややベンチの父母の声も部員を委縮させたかもしれませんが、自分たちでボールを呼んだり、投手を励ましたり、選手たちに指示を出せるようになることが必要ですね
 
2回は、2点は取られましたが、170cmちかくありそうな相手の4番にどでかいファウルを打たれた後に見逃し三振にとるなど、マサキはいいピッチングでした。
 
初回だって、0点と14点の差は、紙一重なのです。ですが、その差がやはり大きいのだと思います。強いチームは、ほとんどエラーがありません。だから、0点を抑えるのです。散ドラは、ここぞでまだエラー(やエラーでなくてもエラーのようなプレー)が出るので、本当なら0点や2~3点のはずが、10数点になってしまうのです。
 
そして、流れが悪くなったときに、自分たちで何とかすることを覚えてほしいですね。少しずつでも。
 
あと一歩を埋めるために、試合終了後は、第二試合が中止となったために、居残り練習でノックを行いました。


 
そして、午後は自主練となりましたが、部員全員が残り、体験生も参加してくれました。昼飯を買いにいくために駐車場に行くと、カメラを構えたおじさんたちが多数いて、何を撮っているか聞くと、鷲だか、鷹だかが巣作りをしているのだとか。雛も巣を出て横に停まっていました。


 
午後の自主練は、最初は、それぞれの苦手の分野の分かれての練習となりました。バッティング、ピッチング、守備と三つに分かれましたが、バッティングには、マサキ、シンペイ、ガク、サヤハル、体験生が来ました。「一番苦手なのがバッティングなのかなぁ?」と強く聞き返しましたが、そうだということでした。皮肉の通じない人たちです。
 
本当に必要なこと(守備)ではなく、ただ打ちたいだけの思惑がミエミエですが、バッティングを見ることにした私が、そんな楽させるほど、世の中は甘くありません
 
バッティングの基本は、何と言っても「素振り」です。しかし、ただむやみに振っても意味はありません。どこの球を打っているのか想定して降ったり、投手のモーションにタイミングをとって、自分のスイングをしっかりイメージしながら降らなければいけません。ということで、私が投手役を務めて素振りをしましたが、50スイングもすると、6年生のマサキ以外はスイングが乱れてきます。これ以上やっても意味はないので、部員たちには、スイングする力がないことを伝えて、これで終わりにしました。
 
次に、バントです。バントはボールをよく見てミートすることが必要で、バントが出来ない人が打てるはずがありません。3年前圧倒的強さで全国制覇した日大三高は、切れ目のない強力打線が魅力でしたが、クリーンナップでも見事なバントを決めていました。下級生には緩い球ですが、マサキには速い球を投げましたが、さすがにしっかり対応しました。しかし、後で集めて下級生に聞いても、まったく気づいていませんでした。周りを見ていない証拠ですね。しっかり、観察もしてほしいものです。
 

そして、バントの後に好きに打てるかと思いきや、そうは問屋が卸しません。「本当のトスバッティング」をやりました。普段のトスバッティングでは、みんな好きなように打っていますが、本当のトスバッティングは、バットコントロールをして、自分のミートポイントでミートして、ミッチャーとキャッチボールをするように打つことです。ピッチャーに10球返したら交換としましたが、6年生マサキは何とか出来ましたが、4年生シンペイで5球にハードルを下げ、3年生のガク、サヤハルでは当った中で何球ピッチャーに返せるかとハードルを下げました。この辺でも実力の差を感じてほしいですね。
 
ということで、「打つのは楽しい」と思って、打撃組にきた面々の期待を裏切り、一番最後まで練習させました。その意味をしっかり分かってほしいですね。
 
その後、Tボール形式での紅白試合を行い、その後、流れで親子大会のようになり、親チームが勝利しました。しかし、いずれの試合でもそうですが、「Tボールで投手戦」になるって、あんまり聞いたことがありません。みんな、しっかり振って、ほしいと思います。
 
 
今日のジョグ
 
クールダウンがわりに超ノロノロでジョギング。 7.7km  59分53秒。
 

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気がつけばベスト4!

2014年08月24日 00時39分52秒 | プロ野球・高校野球

いつもより遅れ気味のスケジュールのため、夏休みも終わり、一番いいところを見られないまま、気がつけば第96回全国高等学校野球選手権大会は、ベスト4が出揃い、明日準決勝を迎えます。
 
三重(三重) 対 日本文理(新潟)
 
大阪桐蔭(大阪) 対 敦賀気比(福井)
 
大阪桐蔭は下馬評では本命ですし、日本文理は対抗といったところで、順当な準決勝進出と言えるでしょう。三重や敦賀気比は、下馬評には上がっていませんでしたが、もちろん強豪校で、今大会は打撃が好調のようです。打撃は水物ですから、チームとしてのピーキングがぴったりあったのかもしれませんね。明日の準決勝は、「地力」対「勢い」の戦いになりそうですね
 
毎年試合を見ながら、何となく贔屓のチームが出来てくるのですが、なかなかそのチームが最後まで勝ち上がることはありませんね。今年で言えば、日大鶴ヶ丘を破った森田投手を擁する富山商、大垣日大、東海大相模を破った盛岡大付などに注目していましたが、惜しくも途中で力尽きました。明日は、こうして敗れ去った多くのチームの思いも背負っての戦いになりますね。
 
こうした本戦の勝敗とは別に、今大会で話題となったことと言えば、東海大四の西嶋投手のスローボールですね。これを批判した元アナウンサーのツイッターが炎上したから言うわけではありませんが、これは立派な投球術ですね。以前、オールスターでの藤浪と中田のスローボールの茶番のことを批判しましたが、これとはまったく別次元の話です。多くの人が言っているようの、ストレートを速く見せるための戦術ですし、技術がなければ出来ないことです。
 
また、全然知らなかったのですが、私の故郷の代表・健大高崎は今大会革命的な機動力で甲子園を湧かせましたが、大差の付いた試合で盗塁したことがマナーに反すると批判されたそうです故郷のチームだから言うわけではありませんが、まったくナンセンスです。ゴルフでの競技中のマナーなどはありますが、スコアが開いたからバーディーをとってはいけないなどのマナーはありません。点差が開いての盗塁は記録として盗塁と認められないというのは、メジャーリーグのローカルルールです。多くの人が言っているように、星稜が9回に8点差を大逆転をしたように、高校野球レベルでは何があるは分かりません。ゲームセットまで全力を尽くすのがむしろマナーでしょう。また、セオリーを無視して、盗塁阻止率は所詮5割と割り切り、徹底して走ることをチームの戦術としていることは革命的と評価すべきだと思います。
 
同じようなことで、昨年は花巻東の千葉選手のカット打法が話題になりました。これについては、私はどちらかと言えば否定的な見解ですが(「いろんな意味で話題の中心」「カット打法について(再論)」)、なかなか賛否は難しい問題です。しかし、上記の2つはそれとはまったく異なり、議論の余地はないと思いますけどね。

私も何度か書いてますが、こうしたこと以上に問題なのは、有望な選手をつぶす可能性のある過密日程ですね。今年ビートたけしさんが何度か高校野球の過密日程について意見を述べているのを聞きましたが、同感です。
 
「甲子園」をやめること自体はもはや難しいと思います。プロ選手として大成している選手ですら、いまだに憧憬をこめて「甲子園に出たかった」と語る聖地だからです。であるならば、いかに余裕ある日程を組めるかでしょう。
 
いろんな問題があるのでしょうが、検討の余地はあると思います。日程の緩和という点では、他の競技のように5月末から6月初旬にかけて予選をスタートする、あるいは、本戦をもっと遅い時期にするなどの方法があります。あと、本戦自体の過密日程を避けるには、チームの宿泊費用などの問題と、甲子園球場確保の問題があります。現在は、チームに対し、1泊3千円程度の補助らしいですが、よく分かりませんが費用の問題は、放映権料で何とかならないのでしょうか。高校野球ほどの魅力的なコンテンツはまたとなく、それに見合う放映権料をとっているとはとても思えないのですが。また、球場確保の問題ですが、「甲子園」が代名詞ですから、甲子園を経験出来ないのはあり得ないでしょう。なので、全チーム初戦は必ず甲子園で、2・3戦は別球場などとすれば、試合間隔をあけることも可能ではないでしょうか。
 
いずれにしても、「夏の高校野球」は、目指している選手たちが一番なのはもちろんのこと、国民にも広く浸透しているので、止めるなんてことは出来ませんが、一番大切な選手たちのこれからを考えて、何とか改善を考えてほしいですね。高野連のお歴々は頭が固そうなので、なかなか難しいですから、国民から声をあげていくことが大切ですね。
 

 

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新人戦!

2014年08月17日 22時05分57秒 | 散ドラの試合について

今日は先週雨で中止となった新人戦でした!新人戦は普通7月中下旬からスタートしますから、今年は1ヶ月遅れといった感じです。
 
そして、散ドラは昨年は人数が足りずに新人戦に出場できなかったので、2年ぶりの新人戦となります。2年前の出場選手は5年生6人、4年生1人、3年生1人(ミサキ)、1年生1人(ガク)という面々でしたが、3回も迎えることなく、1対30というスコアで試合終了となりました(「新人戦!」)。


 
今年は、5年生3人、4年生2人、3年生4人という編成で、HPの試合結果に書いたように、0対10の4回コールド負けでした。
 
この結果だけを見れば、近年の新人戦の成績を見ると、良かったとも言えますが、相手チームは先日対戦したレギュラーチームと比べると、格段に戦力は低く、もっと戦えたのでは?という感が拭えません
 
3回を終わって、0対3のスコアは、運を味方に付けた面はあるにせよ、勝てたとは言わないまでも、5回、7回を戦えるスコアでした
 
それが4回コールドに終わった原因は何でしょうか。いろいろあるでしょうが、直接的な原因から挙げてみると、以下の通りです。
 
四球とエラー
それまで四球がなかったのが、この回には四球が5個ありました。加えて、捕逸(パスボール)が3個悪送球が3個、エラーは付きませんでしたがアウトに出来た打球が2個(一塁小フライ、ライトフライ)ありました。
最大の失点の原因が、四球とエラーです。それがこれだけ出れば、失点するに決まっています。
 
ノーヒット
次の原因は、打てなかったことです。野球は守りが基本ですが、点を取らなければ勝てません。その点、相手チームの投手の球は遅すぎて打ちづらかったですが、速くて三振する投手に比べれば、ほとんどの部員はバットに当てていたので、打てない球ではありませんでした。
まだ、投手のモーションに合わせてタイミングをとって、ボールを良く見て、自分のポイントで叩く、ということが出来ていないということです。
 
次のプレー
ライトフライからの中継ミスなど、直接失点に結びついたプレイもありましたが、直接失点に結びつかなくても、次を考えていれば、アウトに出来たプレイもありました。例えば、ミサキがせっかく2回も走者の逆を突くけん制をして、走者を釣り出したのに、二塁に入るのが遅れました。キラは自分へのボールへの反応はとても良いのですが、自分以外のプレイが次に自分につながるというところまでいきませんね(3年生ですから無理もないのですが)。あと、これは毎年の一塁手の課題ですが、一塁アウトにした後に、すぐ他の進塁を気にすること。こうしたことが出来ると、もっと強くなりますね。

集中力
4回は四球が多く野手に打球が飛ばなかったため、勝敗にどう影響したのかは分かりませんが、4回はかなり集中力が切れていました。守備の時間が長くなり、打球も飛んでこないので、分からなくはありませんが、あの状態で、ボールが飛んできたら、間違いなく失点に直結します(ライトフライはまさにそうでした)。
ベンチからお母さんの叱声もすごかったですが、私も「声出せ~」、「ボールを自分のところへ呼べ~」、「投手を盛り立てろ~」と声をかけましたが、これも集中力を保つためのものです
しかし、本来、ベンチから声をかけられなくても、自分たちでこうした声出しを出来なければいけません
 
基本
そして、最後になりますが、これがもっとも根本的な問題です。野球で必要なことは、捕って、投げて、打って、走って、ということです。他のスポーツと比べて、複雑で難しいことですが、分解してしまえば、この四つの運動だけです
まだまだ改善する点はたくさんありますが、ルリ、コウタ、シンペイ、キラ、ケンタロウなどは、自主練習の成果か、だいぶ試合でのプレイがさまになってきました。ミサキ、ケンタは元々中心選手ですが、より確実性が出てきました。もちろん、皆まだまだやるべきことはたくさんあります。しかし、何とか試合をするレベルにはなってきました。
その点で、まだそのレベルに行っていない部員もいますね。上達していないとは言いませんし、長い目で見てあげなければということも分かりますが、散ドラは、3年生もいないとチームとして成り立たないのです。そういう意味では、もう一段成長してもらわないと困ります特にスーパープレイを求めているわけではありません目の前に来た球を捕り、投げる。これだけのことでいいのです
人数の少ないチームと言えども、ライバル心をもって、チームメイトと競争してほしいですね!
 
 

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ルールの確認(走者アウト)。

2014年08月17日 08時03分59秒 | 指導・育成のうんちく

昨日の自主練習で、タッチアウト(封殺)とタッグアウトの違いをよく分かっていないのでは?という恐ろしいことが判明しましたが、それについては、こちらで確認しておいてください(「散ドラHP」より)。
 
しかし、それだけではなく、他にもルールを間違っておぼえているケースがありました。私がランナーをやっている時に、勉強のためにわざと本塁三塁間で挟まれた挟撃プレイの時のことです。
 
散ドラ諸君相手に私がアウトになるはずもなく、結局三塁送球がそれてセーフとなったのですが、その時に何人かの部員が、「ボールをぶつけちゃえばいいんだよ」と言っていたのです。
 
これは明らかに勘違いです。野球教室の際に、「一塁送球の際に打者走者がファウルラインより内側(フェアゾーン)を走っていたら、ボールをぶつければ守備妨害で打者走者はアウトになる」(野球規則6・05(k))と教えましたが、これはあくまで一塁に向かう打者走者のルールです。

その他の走者のルールは、以下の通りです(野球規則7・08【注一】)。
 
「通常走者の走路とみなされる場所は、塁間を結ぶ直線を中心として左右へ各三フィート、すなわち六フィートの幅の地帯をさすが、走者が大きく膨らんで走っているときなど最初からこの創路外にいたときに触球プレイが生じた場合は、本項(1)のとおり、その走者と塁を結ぶ直線を中心として左右へ各三フィートが、その走者の走路となる。」
 
1フィートは約30cmですから、一塁を踏んだ後の走者の走路は、塁間を結んだ線の左右約90cmが通常の走路だということです。ただし、複数のベースを走る時は、大きく膨らまないと走れませんから、挟撃プレーが発生するまでは、膨らんで走っても可ということです。その場合は、挟撃プレーが発生した時にランナーがいた場所と近くの塁を結んだ直線の左右約90cmがこの場合に走路になり、それよりも膨らめばアウトになるということです。

ちなみに走者にぶつけても、ただのエラーになるだけだから気をつけようね!K君!

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高校野球第6日目!(東海大相模対盛岡大付)

2014年08月16日 20時15分22秒 | プロ野球・高校野球

第4日目、第5日目は、散ドラの自主練習などで見られなかった試合もありましたが、第4日目は、第4試合の小松(愛媛)対山形中央(山形)がルーズヴェルトゲーム越えの8対9と白熱したゲームでした。第5日目は、明徳義塾(高知)対智弁(奈良)、開星(島根)対大阪桐蔭(大阪)など初戦屈指の好カードが並びましたが、試合内容は凡戦という感じでした
 
そして、今日第6日目の第3試合の東海大相模(神奈川)対盛岡大付(岩手)も初戦屈指の好カードでした。東海大相模は、チーム打率.421、11本塁打の強力打線に加え、青島、小笠原、吉田、佐藤の4人の投手が140km超の速球を投げるという豊富な投手陣を持ち、優勝候補の一角です。対する盛岡大付は、エースの松本裕樹が最速150kmの速球を持ち、東海大相模の強力打線との対決が注目でした。
 
しかし、前の試合の途中から見始めましたが、何とグランドが泥の海です。関西は雨だったんですね。ということで、試合中止になるんじゃというほどでしたが、砂を入れ、グランド整備し、時間遅れで試合開始となりました。
 
東海大相模の先発はエース青島。140km前半の速球を中心に時折カーブを織り交ぜますが、このストレートが球速以上に速く感じます。球が伸びると言いますが、終速が落ちないんでしょうね。三者連続三振の立ち上がりです
 
対する150km投手の松本はというと、「えっ」と拍子抜けするほど遅い球です。130km前後のストレートとスライダー、チェンジアップを低めにコントロールします。しかし、立ち上がり内野安打、ヒットエンドランで一死二塁とされると、3番豊田には右越え二塁打を打たれ、二三塁。ここで4番平山の当りは強かったものの、ショート立波が好捕、しかし泥をたっぷりつけたボールは一塁手のはるか上をいく悪送球となりました。2走者が生還する不運な先制点となりました。
 
その裏、エースで4番の松本は倒れますが、5番遠藤が高めにカーブをレフトスタンドに打ち込み、1点を返す。しかし、東海大相模の青島の失投はこの1球だけで、その後の青島投手は3回まで9個のアウトのうち、8個を三振でとり、一体何個三振を取るのかと思わせるキレキレの投球でした
 
序盤は青島の三振ショーに注目が集まりましたが、対する松本も相変わらずのらりくらりと相手をかわす投球で、その後は0点に抑え続けます。
 
そうこうするうちに迎えた6回表、全開で飛ばしてきた青島の速球は135km前後とやや落ちてくる。二死後、3番菜花を四球で出すと、4番松本はファウルで粘った末に、軽く当てただけだが三塁線を破るヒットで一三塁。続く遠藤もストレートを強烈にレフトに弾き返し同点!6番槙島死球で満塁。7番立波はストレートをライト横に弾き返し、2点を入れて逆転!
 
東海大相模は、ここで青島を諦め、左腕の小笠原、縦スラの吉田と、自慢の140kmカルテットを投入し、追加点を許しません。対する盛岡大付の松本は、その後も低めに球を集め、9回裏に、二死からヒットと四球で走者をため、ライト前ヒットで1点を入れられましたが、最後は内野ゴロに打ち取り、これを慎重にさばいてゲームセットとなりました。松本投手は最初は期待外れと思いましたが、力任せに速球を投げるのではなく、制球重視で勝ちに行く頭脳的投球だったのですね。見事な投球でした
 
これで、龍谷大平安に続き、優勝候補の一角東海大相模が消えました。明日の第一試合は、同じく優勝候補の沖縄尚学対作新学院という初戦の好カードです。どこが勝ち上がっていくのか目が離せませんね(離さざるを得ませんが…)。
 

 

 

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自主練習2!

2014年08月16日 15時37分22秒 | 散ドラ諸君への喝!

一昨日の椚田グランドでの自主練習に続いて、今日は散田小で自主練習でした。曇り空で気温は30℃前後でしたが、湿度は高く、時折陽射しがさしたりして、暑かったです
 
今日の参加者は、マサキ、ミサキ、ルリ、コウタ、ケンタ、ケンタロウ、キラの7名でした。
 


 
 
ウォーミングアップ、キャッチボール、トスバッティングの後は、明日の新人戦を想定して試合形式のシートノックを行いました
 
投手ミサキ、捕手コウタ、一塁ルリ、二塁ケンタロウ、三塁ケンタ、遊撃キラという布陣でした。Sコーチがノッカーで、マサキと管理人とルリ・ケン父母姉が走者を務めました。フォースプレイとタッグプレイ(タッチプレイ)の違いを良く分かっていないのか?ということが今更発覚するなど、だいぶ心配になりました。しかし、まずはひとつひとつ確実にアウトにしていくことが大事ですね。
 
休憩をはさんで、次にフリーバッティングを行いました。毎打席走って3打席打っていきました。投手はマサキとルリが務めました。ヒット性の当りは、前回の自主練に続きルリのセンター前、ケンタの流し打ちでのレフト前、キラのレフト線の当りくらいでした。まだ、試合でほとんどヒットが出ていませんが、何本かヒットを集中し、得点したいですねそれには、ボール球は振らずに、ストライクは積極的に打っていくことです
 
最後は、外野ノックをして終了となりました。
 
新人戦に向けて、一昨日、今日と、いい自主練習となりました。ただ、先発予定の9人の中では、ちょっと心配なガク、サヤの3年生コンビが練習から遠ざかったいることが気がかりです。しっかり自分で自主トレを積んでいることを信じて、明日を迎えましょう!
 
明日も暑いが、がんばれ、散田ドラゴンズ!
 

今日のジョグ
 
今日はシートノックでも走者を務め、最後の外野ノックでも三塁走者を務めました。一体どれくらい走ったのだろうというくらい激走し、明日は筋肉痛必至です。ストレッチもいつもより念入りに行いましたが、クールダウン的に超ゆっくりジョギングしました。
 
5.2km  40分37秒
 

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新人戦の布陣は?

2014年08月15日 23時16分58秒 | 散ドラの試合について

先週の日曜日が雨天中止となり、新人戦は、今度の17日(日)に本番を迎えます!
 
新人戦に出られると思っていなかったので、どういう布陣で臨むのかまったく考えていませんでしたが、監督や他のコーチ陣は考えてくれているのでしょうか
 
私の個人的な考えですが、まず、投手はミサキで決定でしょう。捕手は、先週の練習でSコーチがコウタにさせていました。ケンタも出来るでしょうが、全体のバランスを考えると、コウタでしょうね。
 
後の、内野外野をどうするかですが、私の感覚的な考えでは、一塁ルリ、二塁シンペイ、三塁ケンタ、遊撃キラ、左翼ガク、中堅ケンタロウ、右翼サヤハルという感じです。先週の練習で、遊撃キラの動きが良かったのと、今日の自主練でシンペイがセカンドで良い動きをしていたからです。もしくは、三塁キラ、遊撃ケンタというパターンもありですね。
 
しかし、これもある程度内野に打たせることが出来るという試合展開を想定してのものです。外野にバンバン打たれるようだと、多少の変更が必要になるかもしれません。例えば、セカンドにガクを入れて、左翼をシンペイにするとか、もっと大胆に行くと、セカンドにサヤハル、ファーストにガク、左翼にルリ、右翼にシンペイなんてことも考えられますね。
 
いずれにしても、選手たちには全力で戦ってもらって、出来れば5回、もっよ欲をかけば7回戦うことを目標にしてほしいですね!そうすれば、自然に結果もついてくると思います。
 
がんばれ、新人!がんばれ、散田ドラゴンズ! 
 
 
今日のジョグ
 
過信しすぎた結果の検証実験で、16kmくらい走りました。9時には30℃を越える暑さでなかなかきつかったですが、法政大学から町田街道を高尾方面に戻り、高尾山口まで行って戻りました。
で、家に帰ってから、いつもよりも念入りにストレッチを行った結果、今のところ、足の具合は大丈夫そうです。やはり、体のケアは大切ですね。
 

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過信。

2014年08月14日 20時39分40秒 | 管理人のこと、雑感

先週の土曜日の練習後、涼しかったのでそのままジョギングに出ました。最近、左踵の調子もだいぶ良くなり、(散ドラの練習など長時間運動すると出てきますが)違和感もほとんどなくなったので、ちょっと調子に乗って18kmくらい走りました
 
すると、翌日左ひざの調子が変です。膝蓋骨(いわゆるお皿)の上の辺りがちょっと痛い感じです。これまで膝が痛くなったことなどないので、これがジョギングのせいなのか、それとも散ドラの練習の影響なのかも分かりません。そもそも、運動のせいかどうかも分かりません。日曜日は台風影響の雨で、散ドラの新人戦を含む活動中止となったので、ちょっと静養しました。
 
左踵の故障の時もそうでしたが、それまで知識としてのスポーツ障害は知っていましたが、自分自身、骨折はおろか、捻挫もしたことがなく、肘、肩、膝、足首、腰など、どこも痛めたことがないので、何が原因なのかがよく分かりません
  
この歳になって、こんな風に思うのもいかがなものですが、というか、この歳だからそう思うのかもしれませんが、これまで身体の故障をしたことがなく、自分を過信していましたが、要するに身体にガタが出る歳だということですね
 
左踵の痛みは、恐らく「足底筋膜炎」です。3ヶ月から3年で9割の人が自然治癒するそうですが、治療法は、ストレッチとマッサージの対症療法しかありません
 
左ひざの方は一時的な痛みか、故障なのか分かりませんが、症状的にはひざの伸縮運動が中心のジャンパー、陸上競技などに多い「ジャンパー膝」に似ていますが、この原因は、柔軟性の低下と大腿筋の筋力低下だそうです。大腿筋の低下はそれほどではないとして、主因は柔軟性の低下でしょうね。これに対する治療法も、ストレッチしかありません
 
散ドラ諸君には、ウォーミングアップやクールダウン、ストレッチが大事だと言っているにもかかわらず、実は自分自身はジョギングや運動後にクールダウンもストレッチも殆どしたことがありませんでした。運動能力は別にして、これまで本当に故障と無縁だったため、その必要性を感じたことがなかったのです。
 
しかし、それもまだ若く、体の柔軟性や筋力があってのことだったのでしょうね。左踵の痛みが足底筋膜炎ではないかと思い始めてから足裏のマッサージとストレッチをするようになって、だいぶ痛みや違和感が解消しています。日曜日に左ひざの痛みを感じてから、大腿部のストレッチをしていますが、そのせいか今日の自主練も無事に動くことが出来ました。
 
ということで、今後は、自分自身を過信せず、体のケアを考えながら運動をしていきたいと思います。
 
 

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椚田グランドで自主練習!

2014年08月14日 17時27分38秒 | 散ドラ諸君への喝!

今日は椚田グランドでの自主練習でした。私も夏休み中だったので、参加しました。
 
マサキ、タイヘイ、ミサキ、ルリ、シンペイ、ケンタロウ、キラの7名が参加。OBのトシ、カズ、ショウスケも参加して手伝ってくれました。


 
 
アップをしたあと、キャッチボールは、ミサキ父の提案で、3球連続キャッチで一歩ずつ後ろに下がっていき、誰が一番遠くまでいくかという競争形式で行いました。確かにいつもよりも送球、捕球に集中し、エラーが少なかったように思いますいつも試合と同じつもりでやることが大切ですね。
 
次に軽くノックを行いました。どこかの高校がシートノックで行っていたように、ボールを捕球せずに、ポケットに当てて前に落としてから送球するノックをまずは行いました。これは、ボールを正しい場所に当てなければいけないので、嫌でもボールに集中し、正しい姿勢を取らざるを得ないという効果があります。グラブに当てて前に落とそうとして、捕ってしまう部員がいましたが、意識すれば「捕れてしまう」のです。
 
次に、ミサキ父の提案で、2チームに分けてのノック競争を行いました。1チームは守り、1チームが走者となり、セカンドゴロを打って一塁送球、セーフなら攻撃側1点、2塁までいけば2点というルールで、一巡したら交代という形で、三巡まで行いました。捕る方も、走る方も必死で、最後に裏のチームが同点に追い付いて終わりました。
 
休憩のあとは、フリーバッティングです。投手は、OBトシとカズが務め、1打席ごとに走って3打席打ち、打ち終わってからは三塁から順に守っていく形で、二巡しました。タイヘイ、マサキ、ルリ、ミサキなどが外野に飛ばしました。これが試合で出るといいですね。
 
次に、二か所に分かれて外野ノックを行い、最後に大人も総出で紅白試合を行いました。
 
いつもながら白熱した展開で、今日も引き分けかと思いましたが、最後に1点差がつき勝負がつきました。しかし、公式戦以上に勝負に執着しているように見えるのですが、本当はその執念をぜひ公式戦で見せてほしいですね。そうしたら、もっと勝てるようになると思うのですが。今週末には、新人戦があります。今日の執念を、試合で見せよう!
 
12時を過ぎると、雨が落ちてきました。何とか自主練習中天気がもって良かったですね。グランド整備を終えて、駐車場へ引き上げると、午後グランドを使用するチームが来ていて、その中にOBハルトがいました!もともと背が高かったですが、また大きくなったようです。ご家族揃ってきていて、陸上も続けていてしっかり結果も出しているとのことでした。散ドラ諸君も負けないようにがんばろう!
  
 

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大会三日目は接戦!

2014年08月13日 21時23分07秒 | プロ野球・高校野球

初日、二日目は大差の試合もありましたが、大会三日目はすべて接戦でした。
 
第一試合 健大高崎 5 対 3 岩国
第二試合 鹿屋中央 2 対 1 市和歌山
第三試合 佐賀北   2 対 4 利府
第四試合 広陵    4 対 5 三重
 
と、4試合とも2点差以内でした。特に、第2試合と第4試合は、延長戦にもつれこむ熱戦でした。
 
今日もカミさんの実家から自宅への移動があり、すべては見られませんでしたが、鹿屋中央対市和歌山戦はカミさんの実家でテレビ観戦しました。
 
鹿屋中央の左腕七島、市和歌山の赤尾とも、ストレートは130km前後ですが、スライダー、チェンジアップなど変化球とあわせ、低めのコーナーを突いて、息詰まる投手戦となりました。投手戦と言っても、130km前後ですから、三振をバッタバッタということではなく、バックがしっかり守るというチーム一丸となった守り合いでした。
 
散発でヒットは出るもののなかなか得点できないなか、先制したのは、市和歌山でした。4回4番小窪がライト線の当りを打つと、右翼手の緩慢な動きの隙をつき、間一髪で二塁を陥れました。続く5番中山はレフト線に二塁打を放ち、先制点を挙げましたが、小窪の走塁が効きました。
 
市和歌山の赤尾は、丁寧にコーナーを突き、バックもそれに応えて見事な守備を見せ、このまま行くかと思われましたが、8回にこれまで散発だったヒットを2本集められ、同点とされました。
 
鹿屋中央が9回から同レベルの左腕米沢にスイッチしたのに対し、市和歌山は赤尾続投です。しかし、赤尾の精密機械のようなコントロールも微妙に狂いが見え、少しずつ高め、中へとずれてきて、9回には二死から三連打を浴びるもの、本塁補殺で何とか追加点を許さない。
 
10回、11回とそれぞれチャンスをつぶして迎えた12回。市和歌山は下位打線が三者凡退。鹿屋中央は、先頭打者が5ゴロに倒れるも、三塁手がこれをエラー。これまで鉄壁の守備をしていた市和歌山の初エラーです。少年野球をしている6年生の甥っ子と見ていましたが、「こういうエラーや四球が点につながるんだよ」と話していると、バントで二塁に進めた後、右安打で一三塁。9番米沢の4ゴロにバックホームせず、一塁送球でまさかのサヨナラとなりました。このプレーはものすごい話題になりそうですが、この二塁手は再三再四攻守を見せピンチを防いでいたことからも、プレッシャーがかかるこの場面でのプレーを責めることは出来ませんね。それよりも痛いのは、やはり先頭打者の5ゴロエラーです。これまで堅守で得点を防いでいただけに、これが大きく響いたと思います
 
しかし、本当に見応えのある試合で、コントロールと固い守備、判断力のある走塁があれば、これだけの試合が出来るというお手本のような試合でした。敗れた市和歌山にも拍手です。
 
第四試合の広陵対三重もほとんど移動時間で、途切れ途切れのラジオと最後の方のテレビ観戦だけです。テレビ観戦も広陵2点リードで9回を迎えたところで、買い物に行って帰ると、何と同点になっており、11回表、広陵がチャンスをつぶしたところでした。そして、裏、先頭打者に二塁打を浴びると、次打者のバント処理の三塁送球がフィールダーチョイスとなり、無死一三塁の大ピンチ。絶体絶命の緊迫する場面で、次打者投ゴロで冷静に三塁走者を見ながら一塁送球で一死。続いて今日3安打されている一番打者は敬遠で満塁として、守り易くする。2番打者は4ゴロ本塁封殺で二死。絶体絶命のピンチをしのぎ、ほっとしたか?!次の3番にまさかのボール球3つ。しびれる場面で外角低めにストライクを投じたものの、次の5球目は胸元へ僅かにはずれるボールとなり、押し出し四球でサヨナラとなりました。試合全体を見ていないので、試合の綾がどこにあったのか分かりませんが、野選そして四球が勝負を分けたのは事実です。
 
自分たちの試合でも始終感じていますが、エラーと四球。これは失点に結びつきやすいですね。肝に銘じましょう。
 
そして、明日第四日目はどんな試合が展開されるのでしょうね。
 

 

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逆転の大会二日目!

2014年08月13日 08時16分12秒 | プロ野球・高校野球
昨日は自分の実家からかみさんの実家に移動したので、高校野球のテレビ観戦はあまり出来ず、途切れ途切れでラジオで聞いていました。

予選決勝で9回8点差をひっくり返した星稜の試合はもはや伝説になること確定のインパクトがありましたが、昨日も静岡にリードされながら、終盤逆転し、5対4で勝利しました。もう1試合くらい逆転勝利すると、逆転の報徳や逆転のPLのように、「逆転の星稜」などと代名詞になりそうですね。

かみさんの実家に着き、第四試合を見ようとしたら、お盆でお坊さんが来たため一時中断しお坊さんが帰って再びつけると、何と藤代(茨城)が初回に8点、裏に大垣日大が4点を入れていました。今大会は初回の大量得点が多い印象です。

それでも2回以降両投手とも立ち直り、投手戦になりました。しかし、5回表、大垣日大の高田は藤代の7番に左越え2点本塁打を打たれ、10対4と6点差をつけられ、左翼の滝野と交代しました。

大垣日大打線は、藤代の左腕竹内に散発でヒットを打つものの、竹内も制球よく、要所を締め、大垣日大の敗色が濃くなります。

しかし、ここから大垣日大がジワジワと追い上げます。その裏、一年生の湯口が右中間三塁打で出塁すると、二番手で当番した4番滝野が犠飛で1点を返し、10対5。

滝野は相手をリズミカルに打ち取り、流れを引き寄せると、6回裏、ヒットと四球でチャンスを作り、竹内をマウンドから引きずり下ろす。そして、代わった2年生山崎は緊張からか、制球が定まらず、2個の暴投で大垣日大1点返し、10対6!なおもチャンスが続くが、藤代堪らず左翼に入れていた竹内をマウンドに戻し、後続を断つ。大垣日大の流れは断ち切られたかに見える。

しかし、滝野の好投で大垣日大は流れを離さない。7回裏、3番内藤、4番滝野の連続ヒットでチャンスを作ると、後続は連続三振で二死となるも、7番主将大久保が左中間を真っ二つに破る三塁打で10対8!三塁上で大久保主将ガッツポーズ!続く8番古谷がしぶとくレフト前に落とし、10対9!もう完全に大垣日大のムードです。

8回表も滝野の投球が冴え渡り、藤代に反撃を許さない。そして、裏。1番種田が左中間三塁打、湯口しぶとく選び四球。3番内藤の緩い4ゴロに藤代はバックホームせず、併殺狙い。これが併殺崩れとなる間に、種田還って、遂に10対10の同点!なおも一死一塁。滝野倒れるも、5番野崎が内角の球をすくい上げ、ライトスタンドに2点本塁打!遂にこの試合初めて大垣日大がリードを奪い、10対12としました!

9回表、エラーとヒットでピンチを迎えるも、滝野投手が落ち着いて後続を断ち、見事な逆転勝利を収めました。

藤代には気の毒ですが、大垣日大の試合運びが素晴らしかったです。あとで見てみると、初回の8点も不運な当たりが重なり、あれよあれよという感じで、普通あそこからの逆転は厳しいところですが、その裏に4点返し望みをつなぐと、高田が立ち直り中盤までつなぎ、中盤からは滝野が見事なリリーフで流れを作り、逆転につなげました。

ナイスゲームでした!



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日大鶴ヶ丘、残念!

2014年08月11日 18時13分20秒 | プロ野球・高校野球
今日は、台風で二日順延となった日大鶴ヶ丘の初戦がありました。帰省した実家で観戦です!

日大鶴ヶ丘の先発は、予選とは変えてエースの秋山です。対する富山商は140km超の左腕森田です。

予選の成績を見ると、投球回数と同じくらい被安打があり、失点も多く、それほどすごくないのではと思ってしまいます。

一方の秋山は先頭打者にヒットを打たれましたが、初回をゼロに抑えると、2回からはテンポよく、コーナーにストレート、スライダーを投げ込み、日大鶴ヶ丘のペースに持ち込みます。バックも予選同様固く、三塁手の樋田は予選決勝を思い起こさせる、三塁ベンチ前にスライディングしながら逆シングルでキャッチするスーパープレイで秋山を盛り立てます。

対する森田は、立ち上がりこそ制球がやや乱れていましたが、予選決勝後5日間ノースロー調整をしたそうで尻上がりに調子をあげ、特に左打者へのスライダーが効果的で、日大鶴ヶ丘は右打者がチャンスを作っても、左打者がチャンスを潰すの繰り返しでした。

この息詰まる投手戦のなか、7回表富山商の先頭打者に右越え三塁打を打たれると、前進守備の一二塁間にボテボテの当たりが飛び、これがイレギュラーしてライト前に転がる不運な失点で先制されました。

7回にも1点を入れられ、追う日大鶴ヶ丘はチャンスは作るものの、終始左打者が森田のスライダーにやられ、完封負けを喫しました。

いい試合でしたが、残念でした。森田投手の出来が良かったと言えるでしょう。でも、日大鶴ヶ丘の粘り、守備の固さは示すことができました。今後は富山商を応援です。



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