今日は、八王子夢駅伝で散田小が使えません。恒例の交友さんからの練習試合のお誘いがあったので、この日に試合を組ませていただきました。
私は昨日田舎で高校の同窓会があったので、朝八王子も戻ってきましたが、試合ギリギリに何とか間に合いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/fa/6f4cf68aed6d9275874f22a641ae2786.jpg)
まずは、卒団マッチとなる6年中心の練習試合
例年、強豪交友さんに敗れていますが、今年の散ドラの実力を考えると、例年以上に厳しいので、事前に出欠の確認をし、全員参加とのことだったのですが、何とコタロウお休み、ハルト風邪(そして、受験のレンも当然お休み)ということで、5年以下が4人入る想定外の事態となりました。
結果は、HPの試合結果に書いた通りですが、リサがストライク先行のナイスピッチングだったにもかかわらず、エラー連発で大量失点でした。はっきり言って、普通に守れていれば、こんな点差にはなりませんでした。
6年生のエラーもありましたし、5年生以下のエラーもありました。いずれにしても、もっともっと練習しないと、「普通」のレベルになりませんので、そこをしっかり考えてほしいですね。6年生は散ドラ活動はもうすぐ終わりです。中学に入って、野球をするにせよ、別なことをするにせよ、もっと「うまくなってやる」とか、「うまくなるにはどうしたらいいのか」などを考えないと、厳しいと思います。楽しくやるのが散ドラ流ですが、一生懸命やるのだって散ドラ流です。がんばってほしいと思います。
そして、次が5年生以下の試合
交友の監督さんとの事前のやりとりでは、「5年生以下は、5年生は一人で1~2年生を入れて10名ということで、(散ドラ同様の)厳しい状態」とのことで、淡い期待を持っていました。しかし、学年、人数などのチーム構成は同じでも、力の差は歴然でした。
中でもすごかったのが、唯一の5年生(来年度唯一の新6年生)の左腕エースです。フォーム、コントロールとも6年生と混ぜても遜色なく、ピカ一です。球威はまだこれから付けていく段階かもしれませんが、5年生レベルとしてはやはりピカ一です。主審をしながらほれぼれしました。ザ・投手です。5年生が一人しかいないと言っても、それがエースでこのレベルなら、来年も交友さんは、強いと思います。
そして、5年生が一人だけということは、しっかりした捕手も、見事なボールさばきを見せた三塁手も、4年以下ということになります。呆然とするしかありません。
翻って我が散ドラはどうか。結果は試合結果に書いた通りの惨敗です。鍛え方が、交友さんとは全然違います。試合後、監督が言っていたように、同じような学年構成なのに、スイングがまったく違いました。散ドラがひょろっとしているのに対し、交友さんは下級生もしっかり振り込んできました。
一つには、普段の練習量の違いが当然あります。そして、もう一つは、野球を始めた「時期の違いもあります。
下級生チームで1年以上の経験があるのは、4年ミサキ、2年ガク、サヤハルだけで、5年マサキ、タイヘイ、4年コウタ、ルリ、3年シンペイ、2年ケンタロウの6人はまだ経験1年未満で、しかも実戦経験はほぼないに等しいわけです。
正直いって大変なゲームでしたが、あれだけ鍛えられたチームと試合が出来ただけで上出来、打つ方でも二巡目にはあの好投手から前に飛ばすことが出来ただけでも上出来です。
しかし、だからと言って、今後もOKなわけでは当然ありません。この差を埋めるには、しっかり自分で練習するしかありません。それと、意識を変えないといけません。
まず、守備に関して言うと、準備が出来ていなすぎです。「構えろ~」と言わなければ構えませんし、構えてもその意味が分かっていません。なぜ構えるかと言えば、一球一球、いつ自分のところに飛んできても動けるように準備するための構えです。ですから、構えるだけではダメで、投手が投げたら、グラブはヒザからはずして、踵を浮かして、一歩打球の方に動くという一連の動作が出来て、自分に飛んできたボールに反応できるのです。これは練習ではなく、意識すれば出来ることです。しっかり意識して習慣にしてください。
そして、練習の方です。打撃の差は実感したと思います。これはしっかり素振りをして、振る力を付けるしかありません。守備の方では、上に書いたような意識の問題とともに、もっとボールと親しむことが必要ですね。みんなエラーだけでなく、エラーしたあとに、何度もボールをお手玉したり、全然ボールが手についていません。全然ボールと友達となっていません。サッカー選手のリフティングのように、野球選手は常にボールを手に持っていて、ぱっと握れるようにならないと、守備はうまくなりません。
そして、これも意識に近いかもしれませんが、みんな野球(のルール)を知らなすぎです。何をするか分かっていないので、何か声をかけられると慌てる、声をかけられてプレーするのでプレーが遅れるなんてことになるのです。
いずれにせよ、やること山積です。しかし、それも自分たちが野球をうまくなりたい、勝ちたいという気持ちがあるかどうかにかかっています。今日の0対31というスコアを悔しい、勝ちたいという気持ちがなかったら、きっとこれからの1年毎週ただの習慣で練習しても上達はしないでしょうね。結果的に、0対31が0対10くらいにしかならないとしても、自分たちが今日の悔しさを糧にしての0対10だったらみんなの「勝利」と言えると思います。
もちろん本物の勝利を掴みとるのが、一番ですが、いずれにせよ、新チームのみんなには、「自分たちの勝利」と呼べるものを手に出来るように、これからの一年がんばってほしいと思います。