旧聞に属するかもしれませんが、先日の女子サッカーのアジア杯で、なでしこジャパンが初優勝を果たしました。W杯優勝チームが、アジアを制していないことは意外でした。W杯出場をかけた予選リーグを勝ち抜いたなでしこジャパンは、準決勝の中国戦を延長終了間際の劇的決勝ゴールで勝ち抜くと、決勝でもオーストラリアを1対0で破り優勝しました。
今大会では、これまでの常連メンバーのほか、宇津木、中島、川島、高瀬など新たな選手が躍動しましたが、予選リーグ突破までは参加し、その後所属チームの事情でチームを離れたエース大儀見選手がいれば、決勝トーナメントももう少し楽に戦えたかもしれません。大儀見選手は、海外で戦っていることもありますが、フィジカルの強さを非常に強く感じました。
ちょっと前にテレビでやっていましたが、長友選手を指導しているトレーナーについて体幹を鍛えているそうです。それが非常によく分かったアジア杯でした。
男子でもその長友選手が、小柄な体格ながらインテルで存在感を発揮しているのは、しっかりした体幹のなせるわざですね。本田しかり、香川しかり、清武しかり、岡崎しかり、海外で戦っている選手は、みな体幹がしっかりしていますね!
全仏オープンは、ケガで久しぶりの1回戦敗退となりましたが、日本人男子として初めて世界ランクトップ10入りした錦織圭選手も、やはり体の強さが躍進の原動力だと思います。以前は、戦い抜く体力やケガをしにくい体がなく、勝ち抜く力がありませんでしたが、最近は明らかに体が強くなりました。
メジャーリーグでも活躍しているのは、やはり体が強い選手のように思います。田中将大投手は、プロ入り以来故障らしい故障はしていませんし、ダルビッシュ投手もメジャー入りする前に一回り体を大きくする肉体改造を行いました。
日本人が、肉体的に黒人や欧米人に劣るのは仕方のないことです。しかし、だからと言って、まったく歯が立たないかというとそうでもないと思います。小柄な分、小回りがきいたり、スピードが出せます。そこへしっかりした体幹を身に付ければ、十分に世界で戦えると思います。
散ドラ諸君も、ぜひ体幹=体の軸を意識した体の使い方をしてほしいですね。
今日のジョグ
高尾山口まで言って、浅川沿いを走りました。相変わらず左踵は不調です。
17.3km 2時間00分01秒