だいぶ夏の暑さに慣れてきましたし、今日は朝が涼しかったので、長めのジョギングをしようと7時半過ぎに家を出ました。また、最近は川沿いの高低差がないところを走りますが、今日は少し元気もあったので、久々に南北の丘超えコースをとりました。
めじろ台から山王坂に下り、法政大学の方に山登りをしていきました。法政大学を過ぎて、町田街道を東に向かい、相原駅を過ぎ、16号バイパスを越え、16号も渡って、1時間に達したところで、久保ヶ谷戸トンネルに左折し、多摩美の横を通り、鑓水から16号に出て、16号を北上しました。16号は何度か登り坂がありますが、最後の片倉駅あたりの登りは本当にきつかったです。しかし、ノロノロ走っても時間がかかるだけなので、最後の力を振り絞って、結構なスピードで登り切りました。南大通りまで下ってから、南大通り、けやき通りと走って、家に戻りました。久しぶりに20kmのジョギングでした。距離もさることながら、アップダウンが激しく、負荷も結構きついジョギングでした。
そして、やれやれと言った感じで家に入ろうとし、!!!でした。何と、鍵がないではありませんか!ガーンです。
インターンホンを押して、家に入ると、まずは一旦シャワーを浴びます。今日は涼しかったとはいえ、さすがに20kmジョギングすると、相当に汗だくだったので。そして、浴室から出ると、やはり鍵の捜索を決断します。しかし、さすがに、また走っていく気にはなれません。そこで、カミさんのアシスト自転車を借りて、捜索に出ました。
鍵は右ポケットにミニタオルと一緒に入れていて、タオルを使った時に落ちたと推測されます。そして、今日は涼しく、タオルは後半まであまり使わなかったので、走ったのとは逆回りに捜索していくことにしました。
道端の草むらや側溝まで探していたら、さすがに時間がいくらあっても足りません。そこで、ややゆっくりめで、自分の走ったコースを正確に逆走していきます。けやき通り、南大通り、16号と走りますが、見つかりません。ミニタオルを使ったのは後半だったので、この辺までで見つかるだろうと思っていたので、だんだん暗雲が漂います。ミニタオルを取り出すタイミングは、信号待ちなどのタイミングなので、記憶を頼りに交差点中心に注意深く見ますが、見つかりませんでした。
そして16号を下り切り、町田街道に入ります。そして、相原駅にさしかかった辺りで、何とアシスト自転車のバッテリーが切れてしましました。バッテリーの切れたアシスト自転車は、ただ重いだけの自転車で逆に邪魔なくらいです。町田街道はまだ平らなので、自転車をこげますが、法政大学から八王子に戻るには丘超えがあります。また、この辺でタオルを出した記憶もなく、鍵が見つかる可能性は低くなり、どんどん気持ちは絶望的になっていきます。
比較的平らな町田街道を走り、八王子に戻るため法政大学方面に右折します。法政大学の入口にコンビニがありますが、ジョギング途中にトイレに寄ったので、ここに落とした可能性もあり、ここが最後の砦という気持ちで立ち寄ります。レジで鍵の落し物がなかったが尋ねたところ、店員さんが「ひょっとしたらあれですかね」と言って、バックヤードに走っていきました。ダメモトで聞いただけなので、「えっ、まさか」という気持ちになりました。そして、暫くして店員さんが持ってきてくれたのは、何と私の鍵でした。
店の入口に落ちていたそうですが、そう言えば、トイレに寄って止まったため汗がどっと噴き出たため、ここで汗を拭ったことを思い出しました。半ばあきらめていたので、本当にほっとしました。
しかし、ここから家に帰るには、いくつかの丘が立ちはだかったいます。バッテリーの切れたアシスト自転車は、無用の長物以外の何物でもありません。しかし、どちらかと言えば、下りが多いため、自転車を押していくことは少なく済みました。
ということで、今日はジョギング20km、自転車20km(アシストで10km、アシストなしの重たい自転車で10km)と、まるでトライアスロンのような一日となりました。
かつて東日本大震災の際、電車が止まって、娘が高校から帰ることが出来ず、自転車で帰ってきたことがありました(「プチ・トライアスロン?」)。その自転車は、高校と最寄駅のためのものなので、また最寄駅までまで戻さなければなりません。我が家の車では、積み込むことも出来ないため、誰かが持っていくしかありません。そこで、私が最寄駅の駐輪場までこいでいき、そこからジョギンングで帰ってくるということがありました。それでも、20kmまではいっていなかったので、今回はそれ以上のトライアスロンとなりました。
今回は望んだことではないハプニングでしたが、まだまだ結構出来ると思ったので、これからもがんばろうと思います。