八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ブログを始めてもうすぐ一年!

2007年12月28日 23時31分48秒 | 管理人のこと、雑感
ホームページ引き継ぎより少し早くブログをスタートしたので、「管理人のひとりごと」も一年近くになります。世の中では、一日に何万件ものアクセスがある怪物ブログもあるようですが、こちらは半公開、実質的に散ドラHPの一コーナーなので、ごくごく限られた人(はっきり言えば息子や散ドラ諸君、父母)を想定して書いています。また、負け惜しみでなく別にそれでいいと思っています。

ブログやHPの爆発的普及について、誰もが自由に自分の意見を表現できるようになったという肯定的意見がある一方、誰もが無反省・無自覚に自分勝手で自己満足にすぎない意見をまき散らすという批判もあります。管理人は、どちらの意見にも一理あると思います。管理人はブログでブツブツ言うことでストレス発散になっている一方、身の程を知る管理人はこんなものを広く世間に見てもらおうなんて図々しい考えはとても持てません。ということで、管理人は今の状態に満足していますが、一日に何度も更新するブログ王とか、ブログ女王は、本当にスゴイですね。ブログは日記のようなものですから、毎日のように更新するのが普通でしょうが、野球のネタだけで書くというのもなかなかしんどいものです。一年もやっていれば、肩の力が抜けて自然に書けるようになるのかなあなんて思っていましたが、ネタが限定されるので、なかなかそんな境地には至りません。

散ドラ諸君の試合がある時や、プロ野球・高校野球がある時は、それなりにネタもあるのですが、これからのオフシーズンはまさに正念場です!…何て肩に力を入れることではありませんね。仕事のようなストレスを感じているわけではありませんし、実を言えば、その逆ですから。あと一年楽しんで書きたいと思いますので、どうぞおつきあいください(何て言いながら何年も書いていたりして…)。

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副会長?管理人?

2007年12月26日 21時26分35秒 | 管理人のこと、雑感
来年度の父母会副会長を拝命しました。今でも出来ることはやろうと思っているので、特に変わることはないと思って気楽に引き受けたのですが、何か改めて「副会長」と言われると、ちょっと緊張感が漂いますね(会長と比べると、格段にすることは少ないのですが)。

小学校の時に学級委員をしたことはありますが、その後はおおよそ「長」とは縁遠い生活をしてきました。会社でも「長」と名の付くものになりたいとも思いません。しかし、散ドラ諸君にリーダーシップがどうしたこうしたと偉そうに言っている以上、自分もそうした責任から逃げずに率先垂範しないといけないと思っています(なんて深く考え抜いた末の就任ではもちろんないのですが…)。

前にも書きましたが、リーダーシップとは必ずしも「こうあるべき」というものでもありませんし、一人で担わなければならないものでもありません。新会長Oさんは、行動力と雰囲気づくりは群を抜いていますし、留任のK副会長は決してぶれない厳しい野球観を持っています。管理人はその中庸をいく感じでしょうか。そういう視点で見れば、三人で良いトロイカ体制が取れればいいのかなと思っています。また、父母会三役や会計は役割として必要なので置かれますが、それ以外にも父母の皆さんの協力なしには成り立ちませんから、みなで部員たちを盛り上げていきましょう。

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冬は基礎づくり

2007年12月22日 18時11分48秒 | 散ドラ諸君への喝!
今日はとても寒い日でしたが、散ドラ諸君は休む間もないノック(捕って投げて、次の場所に移動していく形式のノック)、最後のグランド10周と寒がっている間もなく、みんな顔が火照って真赤でしたね。

管理人が中学時代、冬の時期に何をしていたかと思い起こすと、もちろんバッティングやノックもしてましたが、やたら走ったり、素振りしたり、松が谷のような横っ飛びをしたりしてました。夏の練習では、練習中に「水を飲んではいけない」とか今から考えると理不尽なこともありましたが、炎天下を延々と走って倒れるようなことはさすがにありませんでした。夏はそういう体力づくりには向いていないからです。

涼しくならないと激しく動く練習が出来ないと監督も前に言っていましたが、これからの季節はまさに基礎づくりにはうってつけだということです。体力づくり、瞬発力、ボールへの反応、スイング固めなどしっかり基礎を身に付けよう!

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ちょっと早いですが、今年を振り返って…

2007年12月21日 21時07分18秒 | 散ドラ諸君への喝!
気がつくともうすぐクリスマス。それを過ぎれば、本当に年の瀬です。ちょっと早いですが、今年を振り返ってみたいと思います。

昨年のチームも6年生が5人で苦労しましたが、今年は6年生が2人で更に厳しい戦いが予想されました。結果的には戦績は同じようなものですが、客観的に見れば、これはリーグ全体のレベル差によることろが大きいと思います。昨年は各チームとも大きい子がゴロゴロいて、駅伝大会でも上位3チームが大会新記録と、レベルが高かったと思います。その点、今年は北野を除くと各チームとも小粒で、シーズン初めに散ドラにもチャンスがあると書きましたが、そのチャンスを十分にものにすることが出来ませんでした。

原因は、打てない、守れない、走れないです。全部じゃないかと言えば、その通りです。但し、守備に関しては、練習すればそれだけうまくなるので、決して十分とは言えませんが、シーズン序盤と比べると後半はだいぶまともになりました。打つ方は、あまり進歩がありませんでした。こっちは練習の「質」をもう少し考えてほしいですね。みんな、バッティング練習では、大きいのを打とうという気持ちばかり先行していますが、バッティングの基本はミートであり、ミートをすればボールは勝手に飛んでいくのです。野球教室でも高木大成さんが言っていました。「みんな振り始めてからが雑で、後はボールに聞いてくれというスイングだ」と。大島選手も言っていました。「素振りはただバットを振るのではなく、外角を打とうとか、内角を打とうなど、球を意識して振らないと練習にならない」と。みんなこうしたことを考えて、「質」の高い練習をしてほしいと思います。

今年の収穫は、4・5年生がフルで試合を経験出来たことでしょうか。しかし、全員5年生だった北八王子エースは普通のレギュラーチームと遜色がないどころか、連盟の大会を含めて素晴らしい成績を残しています。しかも体格がすごいわけではありません。今年の4・5年生は今年の経験を糧に来年は飛躍が期待されますが、今年よりも良ければいいなんていう小さなことを考えるのではなく、北八や新人戦優勝の北野を破るつもりで頑張ってほしいと思います。

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いつまで同じことをを繰り返すのかジャイアンツ?

2007年12月19日 22時30分21秒 | プロ野球・高校野球
ヤクルト・ラミレスの巨人入りが濃厚との報道がありました。このオフの補強で、巨人はクルーン、グライシンガーというストッパー・主戦級に続き、ライバル球団の四番を獲得することになります。数年前に巨人の四番あさりが批判をされましたが、日本人選手がメジャー流出していることから、今度は外国人という図式です。いったいいつになったら、懲りるんでしょうか。落合(中日)、広沢(ヤクルト)、ハウエル(ヤクルト)、江藤(広島)、石井浩(近鉄)、清原(西武)、ペタジーニ(ヤクルト)、ローズ(近鉄)、小久保(ダイエー)、李(ロッテ)、小笠原(日本ハム)と、思いつくままあげてみても、これだけの四番バッターを他球団からかき集めています。この間、巨人生え抜きで主軸を打ったのは松井・高橋由くらいです。また、かき集めた選手で名実ともに巨人を背負って立った選手は一人もいません。つまり使い捨てです。巨人だけでなく、日本球界に対しても損害を与えているのです。巨人は投手の補強もほとんど成功していません。ヒルマン、パウエル、野口、豊田、門倉などFAやトレードで獲った選手はほとんど活躍していません。特に、外国人はそうです。最近でこそ人気低迷の巨人ですが、それでもマスコミ・ファンの注目度は高く、それまでの実績が残せない印象です。やはり、もともと巨人の風土の中で育ってこそ、実力を発揮できるのでしょうし、巨人でなくてもやはりエース・主軸は自前で育てるべきでしょう。何やかんや言われているメジャーのヤンキースも、チームの支柱はウィリアムス、ジーターと生え抜き選手です。今年の小笠原は活躍しましたし、今年補強した選手も来年活躍するかもしれませんが、巨人が根本的に再生するには、自前で選手を育てない限りあり得ないと思います。「補強」とは、補い強めることであり、あくまで補うことなのです。選手を育てられない球団は、球団としての存在意義はないと思います。

最近ではジャイアンツに対する思い入れはあまりないのですが、王・松井を輩出した球団として今のていたらくは我慢なりません。しゃんとしろ!ジャイアンツ!選手を育てろ!ジャイアンツ!

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アンチ・エイジング

2007年12月18日 23時31分53秒 | Jog&Walk,Health

散ドラに参加するようになり二年が経ち、それまでと違って身体が動くようになり、すっかり若返ったつもりでいましたが、やはり寄る年波ですかね。前には何でもなかったことが、そうではなくなってきている気がします。今では何ともありませんが、前にヒザに痛みを覚えたことを書きました。今までねん挫をしたことも肩、肘、膝、腰などどこも痛めたことがないので、ちょっとショックだったのですが、今度は手のしびれです。きっかけは熱いものを持って、親指と人差し指をヤケドしたことです。ヤケド自体は大したことなく、少しシワシワする感じだっただけですが、何日経ってもその感覚がなくなりません。それだけではなく、いつもではないのですが、手の角度によって腕自体にシビレがあるのです。何の自慢にもなりませんが、あっちこっちが痛いといって管理人より病気に詳しいカミさんによると、そういうケースは結構あって、しびれはなかなかなくならないのだとか。それでも今のところ、野球をするのに支障はないのでホッと胸を撫で下ろしているのですが(オイオイ仕事の方を心配しろよと言われそうですが)、やはり年なのかなあと考えてしまいます。

最近女性の間では年齢に負けず若々しさを保とうとするアンチ・エイジングが流行っていますが、アンチ・エイジングは女性の専売特許ではありません。日焼けしたって、シワが出来たって、禿げたって、白髪になったって、別に構わないのですが、あと一年は何とかしっかり野球が出来る身体づくりをしたものです。管理人もアンチ・エイジングです。

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誰が考えたのか?

2007年12月14日 18時08分39秒 | プロ野球・高校野球
野球の起源は、様々なスポーツの故郷であるイギリスにその源を発し、アメリカで確立したというのが一般的な説のようです。別に野球の正式な起源はどうでもいいのですが、野球って本当によく出来ていると思うんですよね。前にも、野球とその他の球技の違いを書いたことがありましたが、それと同じく野球という微妙なスポーツは、今の形とちょっとでも違っていたら成り立たないのだと思います。

例えば、ピッチャープレートが今よりもちょっと遠ければ、バッターが圧倒的に有利になって四球やメッタ打ちばかりで一球に息を飲む野球の醍醐味は得られないでしょう。逆に、今よりもちょっと近ければ、三振や凡打ばかりで快音を響かせ球が飛んでいくのを見る快感も得られないでしょう。塁間ももう少し遠ければ、スリリングな内野安打もなく凡打ばかりでしょうし、近ければその逆です。野手が10人いれば、内野ゴロは殆どアウトになるでしょうし、8人ならばヒットばかりになるでしょう。

このように、野球のルールというのは、よくよく考えるとよく出来ているなあと思うんですよね。この微妙な距離、人数、ルールによって、手に汗握る展開が生まれるのです。他のボールゲームに比べて動きが少ないスポーツですから、距離が今といちょっとでも違っただけで、ただのマイナースポーツにとどまった可能性があると思います。誰が考えたか知りませんが(一人ではないかも知れませんが)、よく考えたものだと思います。

でも、手に汗握るギリギリの展開になるのも、選手たちが自分の能力を出し切った時だけです。管理人が何を言いたいのか分っているよね、散ドラ諸君!手に汗握るスリリングな展開を見せてくれ!

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ストーブ・リーグ

2007年12月12日 22時17分01秒 | プロ野球・高校野球
シーズン終了後のトレード動向のことをストーブ・リーグといいます。有能な選手を巡って熱い戦いが繰り広げられるからです。かつては、山内(毎日)対小山(阪神)という四番とエースの世紀のトレードや、別所、野村、江夏、張本、落合、秋山、工藤など脂がのった大物のトレードもありましたが、最近では国内トレード市場は、焚き火リーグくらいの盛り上がりです。原因は当然メジャーリーグ流出ですね。

今オフ最大の話題だった福留もメジャーが決定的となり、どうやらカブスと4年50億円以上の大型契約を結ぶようです。もう一つ投手の目玉黒田は、ドジャースが有力となっているようです。能力ある選手がより高いレベルを求めるのは止めようもなく、今後もこの流れは続くでしょう。とすれば、日本としてはそれを上回る選手を育て続けることです。今年楽天の田中将大が新人王を獲得しましたが、来年もヤクルト佐藤、日ハム中田など楽しみな高卒ルーキーがいます。いきの良い新人の活躍を乞うご期待です。

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今だから思うこと

2007年12月11日 21時02分40秒 | 管理人のこと、雑感
前にも書きましたが、管理人は中学の頃非常にやせていて(今もですが…)、野球をするにはあまり向いているとは言えない体格でした。小学生の頃は短距離も速い方でしたが、中学生になると体重がないためあまりスピードが乗らず、速い方ではあるものの目立って速いとは言えなくなりました。バッティングでは引っ張ることが出来ず、いい当たりはライトゴロばかりでした。セールスポイントは守備ですが、守備だけではアピールに欠けるんですよね。それに対して何か工夫をしたかというと、真面目に一生懸命練習していただけです。それが悪いわけでなかったと思いますが、今から思えば、もう少し工夫しても良かったかなあと思います。中学2年の秋から何とか背番号7とか、9を確保していたものの、肝心の最後の夏は背番号が二桁でした。際立って速いわけではなかったものの、足はそこそこだったので、左打ちにして左方向にミートすれば、ヒットも増えたかもしれませんし、内野安打も稼げたかもしれません。そんなことを考えたことももちろんあったのですが、皆にからかわれないかとか、成功するか分からないことに時間を費やすより今まで努力してきたことを続けた方がいいのではないかとあれこれ考え、決断できなかったのです。別に後悔しているわけではありませんが、ほんの少しの「勇気」があれば、また違った結果もあったのかなあ…なんて今になって思ったりします。

ちなみに、管理人は中学を卒業する頃で50kgで高校を卒業する頃にようやく60kgになりました。100m走は13秒台から12秒台になりました。ちなみに100mの自己ベストは、大学1年の体育の授業の時の12秒4です(その後は計ったことがないので分かりませんが)。何とも晩成ですが、そういうこともあるので、今がこうだからと諦めずに、いろいろ工夫してみるちょっとした「勇気」も必要かもしれませんね。

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大学生との交流会

2007年12月08日 21時58分26秒 | 散ドラ諸君への喝!
今日は八王子大学軟式野球連盟の大学生との交流会でした。例年だと3時間でポジション別の守備練習をしたりするそうですが、今年は2時間だったので、守備練習はなく、バッティグ飛距離、遠投、ベースランニングタイムの測定会が中心でした。中郷イーグルス、鑓水フェニックス、下柚木アローズ、由木東ワイルドキッズなど参加チームは少なかったですが、なかなかスゴイ選手たちがいました。バッティングでは、最初のバッターが軽々とサク越えしたので、大学生が手本を見せているのかと思っていると、なんと下柚木アローズの選手でした。遠投でもフェンス越えで70mくらい投げる選手が下柚木や中郷に何人かいました。もちろん身体も大きいのですが、それだけではなく、身体のバランスとか、下半身の使い方とか、野球の動きが出来ていることが大きいと思います。散ドラ諸君は、みんなそこそこといったレベルで、散ドラの中では群を抜くコウヘイもまだまだです。会員ページの管理人のフォトに今日の写真を載せてあるので、自分のフォームを点検してみてください。

ちなみに、今日協力してくれた大学生たちは、軟式野球の同好会の部員ということですが、各チームから数名ずつ選抜しているらしく、結構ガタイがいい人たちでした。管理人も大学の時に軟式野球のサークルに入っていましたが、あんなにガタイのいい人はいませんでした。二十年前はまだサークル(同好会)も花盛りで、Jリーグもなくサッカーよりは野球の方が人気がありました。チーム数も多く選手も分散していたのではないかと思います。管理人が所属していたサークルは三十年くらいの歴史がありましたが、消滅したと聞いたのは十年近く前になるでしょうか。6チームで組んでいたリーグもなくなったそうです。野球人気も下り坂になったこともありますし、今の若い人は団体に所属することを敬遠してサークルそのものが減っているようです。こうした交流会が持てるのも、野球をやる人がいればこそですから、今、少年野球をやっている部員たちも何らかの形で野球をずっと応援してほしいですね。そして、いずれは散ドラ父として参加…なんてね。

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身体が勝手に動く…反射神経

2007年12月05日 21時00分56秒 | 散ドラ諸君への喝!
先日の練習の時、活動が分かれて部員が少なかったため、フリー打撃で父が守備につきました。もちろん反応するスピードは、自分のイメージよりだいぶ遅くなっているのは仕方ないとしても、身体は勝手にボールに反応して動くんですよね。これは、ヒザを叩くと足がカクンと動くような身体にもともと備わっている反射とは違って、学習・訓練で身に付けたものです。人間は生まれてからいろんなことを学習し、いろんな行動を身に付けます。もっとも重要なのは、自分の体を守る動きです。目の前に何かを急に出されたら、瞼(まぶた)を閉じるのはもともと備わった本能かもしれませんが、よけたり、逃げたりするのは、そういう経験をするうちに自分の身体を守るために身に付けたものです。人間も動物ですから、自分の安全を守る動きをすることはもっとも大事だからです。

これに対して、ボールに対して反応するのは身体の安全にはあまり関係ありません。だから、自分で意識して反応していないと、身に付きません。逆に意識して、どこにボールが飛んでもボールの方向に反応するように動いていれば、そういう風に神経の回路が出来てきます(たぶん)。管理人も、小中学校時代に練習して作った回路が今でも生きていて、多少反応時間は遅くても体が勝手に動くようになっているのです。

散ドラ諸君は、これがまだまだです。うまくなりたいと(本当に)思っているのなら、トスバッティングでも、ノックでも、自分のところにボールが飛んでいなくても、まずはボールに反応してみよう。みんなの脳ミソの中にボールに反応する回路がちゃんと出来てきます。もちろん、一日や二日では無理ですが、冬の間に毎日これを意識してやっていれば、春にはきっと見違えるようにうまくなっています。うまくなりたいと思っている部員は、だまされたと思って、実践してみてください。散ドラは遊びで別にうまくならなくてもいいという部員は、別にやらなくてもいいですが、うまくなりたいのなら、漫然と(ボーっと)練習をするのではなく、意識して工夫をして練習してみよう。

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オリンピック予選!

2007年12月03日 23時09分36秒 | プロ野球・高校野球
北京オリンピックの野球アジア予選で、日本チームがフィリピン、韓国、台湾を撃破して、オリンピック出場を決めました。喜ばしいことです。これまでのオリンピックでも、プロ選手が出場するようになって、真剣に戦う様子を見てきましたが、今回の韓国戦、台湾戦を見るとこれまで以上に選手の気合が入り、モチベーションが高かったように思えました。シーズン中にも見られないくらいの気合でした。

一つには、昨年のワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)の優勝が大きかったのではないかと思います。いろいろ課題はあったものの名実ともに世界一を決める大会として開かれた試合で、苦難の末勝利を手にしたことが、こうした国際大会への選手のモチベーションを高めたことは想像に難くありあません。また、それまでの大会では、球団の思惑の違いから選手選抜にも制約があり、チームとして成熟することがなく、仮設チームのような印象がありました。それが、昨年のWBCではスモールベースボール(大砲を揃えるのではなく、足を使ったり、細かく着実な野球をすること)という一つの方向性を確立したことが大きかったと思います。自分たちの目指す野球像がはっきりして、チームへの求心力が高まったのだと思います。今日の台湾戦でも、逆転されたあとにスクイズで同点としたあと、西岡、川崎、青木、新井、阿部と見事なくらい単打でつないで、6点をとるビッグイニングとしました。来年の本戦で、これだけの選手が招集できるのかわかりませんが、球界をあげて協力してほしいと思います。サッカーも人気があるといっても、Jリーグはそれほどでもなく、人気があるのは日本代表です。野球も国際大会で、これだけのオールスターが出場し、これだけ気合いの入った試合をすれば、人気は出ます。来年のオリンピックに乞うご期待です。

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今年最後の公式戦

2007年12月03日 22時35分04秒 | 散ドラの試合について
レギュラーチーム今年最後の公式戦が終わりました。残念ながら勝利で飾ることは出来ませんでしたが、二度追い付き、見せ場を作ってくれました。この日のポイントは、初回の四球・エラー・野選がらみでの失点と、2回の二つのホームタッチアウトで追い付けなかったことでしょう。ここで違った展開になっていれば、勝てたのではという試合でした。

しかし、野球に「たられば」はありません。潔く負けを認め、自分たちの実力と思うしかありません。しかし、短かった秋のシーズンは惜しい戦いが続きました。ジュニア選手権の船田戦は、5対6の1点差負け。研修秋季の松が谷A戦は3対5の惜敗。同じくみなみ野A戦は2対8と点差は開いたものの途中まではいい戦いが出来ました。同じく研修最終戦は、台町に6対5で勝利。長房ファイターズとの練習試合は2対2の引き分け。そして、学長杯の恩方戦は4対6の惜敗。まだまだミスはありますが、一方的な試合にならないところに多少の成長があるのでしょう。コウヘイは昨日の試合では死四球が6個ありましたが、それ以外は四球が少なく、それが競った試合が出来るようになった要因の一つです。守備でもまだミスが出る反面、中継プレーや連携プレーでピンチをしのぐ場面も時折見られ、少しずつ野球になってきたかなあというところです。6年生主体のチームだと、シーズン終盤になると、本当に上手になってきた頃にシーズン終了となりますが、その点今年のチームは6年生が2人でまだまだ成長途上です。来年は大きな飛躍が出来るように、これからの寒い季節にしっかり練習してください。

ガンバレ!散田ドラゴンズ!!

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リーダー2

2007年12月01日 22時29分41秒 | 指導・育成のうんちく
リーダーといってもプロ野球の監督では、散ドラ諸君には参考になりませんよね。かといって、中学・高校などでのキャプテンぶりなどはなかなか見たり、聞いたりすることはないのでよく分かりません。

マンガだとそのものズバリなのが、ちばあきおの「キャプテン」ですね。このマンガは、「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」のような魔球はありませんし、「タッチ」のような恋物語もなく、地味なイガグリ頭の中学生たちの野球マンガです。主人公の谷口は、決して才能豊かな選手ではありませんし、性格的にもグイグイ引っ張っていくタイプではありません。しかし、持ち前の努力と率先垂範で徐々に周囲の部員たちに影響を与え、チームをまとめていくというリーダーシップの在り方をよく表していると思います。

もう一つ代表的な野球マンガに「ドカベン」があります。と、ここで「ドカベン」のキャプテンが誰だったのだろうと思い起してみても、思い出せないんですよね。主人公山田たちが一年の時は、野球も一流で、所謂「リーダーシップ」がある土井垣がキャプテンだったのはよく憶えているのですが…。たぶん、岩鬼がキャプテンだったのだと思いますが、別に岩鬼がキャプテンである必然性がなかったから、憶えていないのだと思います。しかし、これもリーダーシップの特徴を表しています。リーダーシップというと、一人のリーダーのものだというイメージがありますが、「目標達成に向けて人に影響を与える力」とリーダーシップを定義すると、それは必ずしも一人の人が担わなければいけないものではなく、場面場面で分担していけるものなのです。緊迫し誰もしびれるような場面で、岩鬼のような破天荒な能天気さは、周りの人を楽にするでしょうし、殿馬の飄々とした態度や、里中のガンバリ、山田のどっしりとした安定感などが、それぞれにチームのリーダーシップを分担しているのです。こんなのマンガだけだよと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。自動車メーカーのホンダの創業者は本田宗一郎ですが、技術開発や現場回りに熱心だったため、経営は藤沢武夫という女房役が担っていました。上司・部下という関係ではなく、二人でリーダーシップを分担していたのです。ソニーの井深さんと盛田さんも同じような関係です。

散ドラ諸君も、「キャプテン」のように努力と率先垂範でチームに影響を与えてもいいですし、「ドカベン」のようにそれぞれが自分の持ち味を活かしてチームに影響を与えてもいいですが、せっかく始めた野球なのだから、漫然とやるのではなく、一人ひとりがお互いにいい影響を与えながら、チームを成長させてほしいものです。ガンバレ!散田ドラゴンズ!

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