今年は実家の用事があったりしたため、東京都予選を観ることなく、今日の決勝を迎えました。そして今日、球場ではありませんが、やっとテレビで試合観戦をすることが出来ました。メディアを含め世の中の大半は、清宮幸太郎主将率いる早稲田実業を応援しているのでしょうが、私は東海大菅生推しです。
というのも、東海大菅生は今年で4年連続決勝進出ですが、この3年間はすべて準優勝に終わっています。自分の子どもが弱小校だったためか、どうしても判官贔屓になってしまいます。
3年前は、日大鶴ヶ丘の前にサヨナラ負けで涙を飲みました(「第96回全国高等学校野球選手権大会西東京大会決勝!」)。2年前は、今回と同じ早実相手に、伝統校の圧力に負け、大逆転負けをしました(「東海大菅生、2年連続決勝で惜敗!」)。そして、去年は、八王子市初の甲子園出場をかけた八王子に延長の末に敗れました(「今日こそは!のはずが…しかし、八王子高校やりました!」)。どの試合も力負けした訳ではなく、あと一歩まで行っていただけに悔しさもひとしおだったのではないでしょうか。
そして、4年連続決勝となった今日の試合です。東海大菅生は、初回表に幸先よく1点を先制したものの、その裏、東海大菅生の先発松本投手は、球が浮き、明らかに制球力に欠けており、どうなることかと心配されました。しかし、初回を何とか無失点で切り抜けると、2回に1点を失ったものの、その後は外角中心に制球力を取り戻し、ピンチを迎えても淡々と切り抜けていきました。
攻撃面では、早実の清宮、野村の強力打線が注目されますが、東海大菅生打線はセンター中心にコンパクトなバッティングでヒットを重ね、5回には3点を入れて試合を優位に進めます。その後、1点は返されたものの、9回にもダメ押しの2点を追加し、9回裏は松本投手が危なげなく三者凡退に抑え、見事6対2で4年越しで、甲子園出場を決めました。
注目の清宮幸太郎選手は、3ゴロ、四球、5邪飛、右前ヒットとヒット1本に終わり、高校最多本塁打を更新するには至りませんでした。4番の野村には3本打たれましたが、清宮を乗せなかったのが大きかったですね。
メディアは、目玉選手である清宮の敗退でがっかりでしょうが、そんなことは関係なく、東海大菅生には西東京代表として、1試合でも多く戦ってきてほしいですね!4年分の思いをぶつけ、がんばれ、東海大菅生!