八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

日本ハム、日本一!

2016年10月29日 23時37分21秒 | プロ野球・高校野球

広島に戻っての第6戦。広島の先発は、第2戦で日本ハムにつけ入る隙を与えなかった野村。対する日本ハムは、大谷翔平を最終戦に温存し、増井が先発。

 

初回に日本ハムが広島の守備の乱れに乗じて先制すると、広島もすぐに相手のバッテリーエラーで追い付くなど、前半から荒れ模様&一進一退の展開でした。

 

ところが8回、今シリーズ打ち込まれているジャクソンがまたしてもやられました。それも、二死からです。西川、中島、岡の三連打に中田の押し出し、5番に入っていた投手バースのまさかのタイムリー、そしてとどめはレアードの満塁本塁打で10対4と優勝を確実なものとしました。

 

今シリーズは、日本ハム大谷翔平対広島カープと以前書きましたが、蓋を開ければ、大谷も活躍しましたが、打者では中田、レアード、西川、投手では谷元、バース、メンドーサなど、多くの選手が活躍する結果となりました。やはり、野球はチームスポーツだということを再認識しました。

 

しかし、大谷翔平という稀有な才能を持つ若者がチームに何かをインスパイアしたことも確かだと思います。普通あの歳では、力があってもまだまだチーム内で若手の扱いですが、大谷選手をそのように扱う選手は見受けられません。かつての王、松井などと同じ次元にあると思います。

 

そして、最後に言いたいのは、カープファンの素晴らしさです。視聴率が70%に達するような熱狂的な広島の地で、日本ハムの優勝が決まった瞬間、球場は静まり返りましたが、日本ハムの選手たちの歓喜の輪に、しっかり拍手が送られました。それは、とりもなおさず、立派な戦いをした広島の選手たちにも向けられたものだと思います。スポーツのファンは、かくありたいと思います。

 

 

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内弁慶シリーズ!

2016年10月27日 22時45分34秒 | プロ野球・高校野球

マツダスタジアム(広島)で開幕した今シリーズは、ジョンソン、野村のダブルエースで、ホームの広島カープが連勝しました。日本ハムは大黒柱の大谷が攻略され、主砲中田が封じ込まれ、ミスも絡み、非常に流れを悪くしました。

 

札幌ドームに場所を変えた第3戦は、黒田と有原の投げ合いになりましたが、中田の逆転打、大谷のサヨナラ安打が出て、日本ハムが一矢を報いました。そして、昨日の第4戦は、広島がルーキー岡田、日本ハムも若手高梨の投げ合いとなりましたが、中盤中田が同点弾、終盤レアードが勝ち越し2ランで日本ハムが勝利し、タイとしました。それまで、レアードには外角低めでまったく打たせていなかったのに、この回はど真ん中に投じてしまいました。これで、日本ハムの打線が覚醒した感じです。

 

そして、今日。帰宅の車中で試合経過を確認しつつ、帰宅すると、ちょうど9回裏二死満塁でした。ここで大谷だったら出来すぎですが、そうはいかず2番西川の場面でした。サヨナラ安打か、延長突入かと思いきや、何と何とサヨナラ満塁本塁打となりました。

 

これで、日本ハムは2連敗からの3連勝で王手をかけました。そして、それぞれのホームチームが勝利する内弁慶シリーズとなりました。第6戦は、広島に戻ります。内弁慶シリーズを継続して広島が勝利するのか。大谷翔平が前回のリベンジして、内弁慶に終止符を打つのか。楽しみは続きます。

 

 

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そうこなくては!日本ハム1勝!

2016年10月25日 23時31分42秒 | プロ野球・高校野球

今年の日本シリーズは、日本ハム・大谷対総合力の広島カープといった感がありました。大方の評論家の意見としても、大谷が2勝すれば日本ハム有利、大谷を攻略すれば広島有利というものでした。私も同じ思いでしたが、どちらに転ぶかと言えば、大谷翔平の勢いに分があると正直なところ思っていました。

 

ところが、初戦で大谷がまさかの敗戦を喫すると、2戦目もミスが絡んで日本ハムがなすすべなく敗れ、圧倒的な不利な状況に追い込まれました。大谷が攻略されたことに加え、打の中心である中田が完全に封じられたことも痛かったです。完全な負けパターンです。

 

そして、日本ハムがホームに戻り、形勢を逆転するきっかけを掴めるかがポイントでしたが、引退を表明した男気・黒田が6回で降板したものの、7回まで2対1で広島がリードする展開でした。まさかの広島3連勝かという展開でしたが、ようやく中田がタイムリーを放ち、2対3と逆転しました。その後、同点に追い付かれましたが、延長で今度は大谷がサヨナラタムリーを放ち、一矢を報いました。

 

0勝3敗と、1勝2敗では、天と地ほどの差があります。まだ、広島優位の状況は変わりませんが、中田と大谷で勝った意味は大きいです。見どころ満載の今シリーズが、短期間で終わってしまうのはもったいなさすぎます。是非とも、もつれにもつれて、7戦まで行ってほしいと思います。

 

どちらのファンでもない私としては、最後に笑うのがどっちでも構いません。引退の花道を飾る黒田であればそれも良し、日の出の勢いのスーパースター大谷であればそれも良しです。

 

地域スポーツとして根づき始めたことを示す代表格の両チームです。プロ野球の発展に資する熱き戦いに期待です。

 

 

 

 

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若すぎる死!

2016年10月22日 23時27分12秒 | スポーツ

ドラフト会議では、創価大の田中正義投手が5球団競合でソフトバンクが指名しました。日本シリーズ初戦は、大谷翔平がまさかのノックアウトで、広島が先勝し、ぐっと有利に立った感があります。

 

しかし、今日書きたいのは野球のことではなく、ラグビーのことです。

 

既にニュースで大々的に報道されていますが、ラグビー界最大のスターだった平尾誠二さんが53歳で死去しました。世間の方々同様、まさか、まさかの感が強いです。

 

泣き虫先生山口良治にくどかれ、『スクール・ウォーズ』で描かれたような札付きの荒れた伏見工業に入学し、無名だった同校を全国制覇に導くと、同志社大学では大学3連覇を達成しました。最近では、関東学院の10年連続決勝進出中の二度の2連覇、帝京の7連覇(継続中)などがありますが、外国人選手がいない中で、関東の伝統校を撃破しての3連覇の衝撃は、今では想像が出来ないほど大きかったです。

 

それくらい、存在感の大きな選手であり、同時代を過ごした同世代の人間には、本当に忘れがたい選手です。同時に、同志社大以外の大学の学生にとっては、常に負かされてきたため、憎っくき存在でもあります。北の湖、V9巨人、バルセロナといった感じでしょうか。私もそうです。プレーヤーとしては、惚れ惚れして見ていましたが、自校との対戦では何度も煮え湯を飲まされました。

 

でも、それほどすごい選手だったということです。神戸製鋼に入ってからも、あの松尾雄二の釜石に並ぶ全日本7連覇、代表監督と、日本ラグビーをけん引し続けました。

 

少し年上ですが、ほぼ同世代の平尾誠二さんの死は、本当に残念で、衝撃的です。平尾さんほどの影響力があるわけではないですが、身につまされ、今を大事に生きなければいけないと感じさせられます。

 

泣き虫先生こと山口良治先生(スクールウォーズの山下真司)のコメントが痛々しいですね。「平尾は本当に良い子で、叱ったことがない。平尾がいなかったら、伏見工は優勝できなかった。代われるなら、代わってやりたかった」と。

 

冥福をお祈りしたいと思います。

 

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温泉!

2016年10月18日 23時39分07秒 | 管理人のこと、雑感

2月末で散ドラを退団し、3月に新しい職場に着任してから、それまでの生活とは一変しました。規則正しい休みはなくなり、野球もジョギングもやめ、休みの日に一人の時にはすることに困ります。

 

本を読むことは好きですが、気持ちのいい秋晴れの日に家にこもって読書もどうかと思います。そんな時に、カミさんと休みの日に出かけた時に、ある温泉に入りました。それから、最近、ちょっとした温泉ブームです。

 

一人の休みの時に、どうしたものかと思った時に、温泉でも行くかと、桧原村の瀬音の湯に行きました。前に散ドラの夏合宿でも行ったことがあります。ロケーションは悪くないですが、風呂は内湯と露天が一つずつと少ないのが、物足りないですね。


 

次の休みもお一人様となり、どうしようかと思い近郊の温泉を探したところ、拝島の「湯楽の里」が良さそうなので行ってみました。玉川上水沿いですが、結構分かりづらく、平日のこの日は地元の人ばかりといった感じでした。

 

お風呂は、内湯も種類が豊富で、露天も庭のように広く、二種類の寝湯、露天、釜湯といろいろあって充実していました。

 

今日も一人休みとなりました。そして、天気があまりに良かったです。家に一人でいる気分ではなかったので、ドライブがてら道志道に行ってきました。昔、道志道の様子を知らずに、夜間、山中湖方面から道志道を走ってしまった時には、本当に死ぬかと思いました。道は狭く、街灯もなく、避けるスペースもなく、後続車は煽るようにケツに張り付き、本当に生きた心地がしませんでした。以来、夜に走るのはやめましたが、昼間でも結構なうねうね道です。

 

1時間ちょっとで、道志紅椿の湯に到着しました。駐車場からの景色は絶景です。

お風呂は、内湯があつ湯とぬる湯の2種類、露天と種類は多くありませんが、瀬音の湯などと比べると、人はずっと少なく、本当に川の音が聞こえ、山の緑が見え、落ち着きます。また、休憩所が川に面しており、ベランダにでると道志川を眺め、涼むことが出来てくつろげます。帰りは、またクネクネ道で足が疲れますが、気分転換には良いですね。


 

どちらかというと、烏の行水で長湯が苦手な方なので、温泉めぐりが新たな趣味となるとも思えませんが、いろいろやってみようと思います。

 

 

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スーパースター!

2016年10月18日 20時06分15秒 | プロ野球・高校野球

広島カープの黒田博樹投手が今季限りで引退することが明らかになりました。広島で現役を終えるためにメジャーの巨額オファーを断って戻ってきた黒田としては、25年ぶりに優勝した今季は、これ以上ない引退の花道だったでしょうね。

 

今季の広島は、神ってる鈴木誠也など新戦力の活躍もありましたが、やはり広島の精神的支柱は黒田博樹であり、野手では新井貴浩のベテラン二人ですね。中でも、黒田は日米通算200勝を達成した正真正銘のスーパースターです(ちょっと地味ですけどね)。

 

対する日本ハムは、日の出の勢いの大谷翔平のチームとなりつつあります。そういう意味では、今回の日本シリーズは、新旧のスーパースター対決とも言えます。

 

 その大谷については、野村克也さんが次のようなコメントをしたそうです。

「すごいね。プロ野球ばんざーい。スーパースター誕生」

 

まったく同感です。

 

野球はチームプレーです。さまざまな役割があって、いろんな特徴の選手がいなければ成り立ちません。守備や、走塁などの一芸で生き残った選手たちもいます。しかし、やはり圧倒的な存在感を放つスーパースターは何者にも代え難い存在です。

 

私は当然知りませんが、野球の黎明期にメジャーリーガーと対等に渡り合った沢村栄治、400勝の金田正一、神様と並び称された稲尾和久、長嶋茂雄、868本の王貞治、メジャーへの道を開いた野茂英雄、イチロー、松井秀喜といったスーパースターがいなければ、現在のようなプロ野球の隆盛はなかったでしょう。それほど、スーパースターの存在は重要なのです。

 

野村克也さんもそれを知ればこそ、上記のような発言になったのでしょう。野村さん自身は、陽が当るスーパースターである長嶋、王をひまわりに例えたのに対し、自身を「ひっそりを咲く月見草」と言いました。実績では負けていないという自負がありながら注目されなかったことについての自虐的な発言と理解されていますが、そればかりでもないような気がします。長嶋、王がいたからこそ、負けじとやってこれたということもあると思います。スーパースターは、ファンの目を釘付けにすると同時に、ライバルをも生み出す存在なのです。

 

大谷翔平は、本当に久々のスーパースターです。彼を見ているだけでも楽しいですが、彼と名勝負を演じるようなスーパースターが出てくると、もっとプロ野球が楽しくなりますね。筒香や、山田哲人なんかはそんな雰囲気がありますが、残念ながらリーグが違います。パシフィックにそんなライバルが出てくるといいですね。

 

 

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順当な結果!

2016年10月17日 22時48分01秒 | プロ野球・高校野球

クライマックスシリーズ・ファイナルは、ソフトバンクが意地を見せましたが、それぞれリーグ優勝チームが制する順当な結果となりました。セントラルが、アドバンテージ1勝を含む広島の4勝1敗。パシフィックが、同じく日本ハムの4勝2敗でした。

 

クライマックシリーズ廃止論者としては、結果には満足ですが、現在横浜に勤務している身としては、横浜DeNAベイスターズには、もう少し頑張ってほしかったですね。勝因は、広島の安定した投手力でしょうが、その裏返しでもある横浜の主砲・筒香の不振が際立ちました。圧倒的存在感の主力が封じられると、なかなか勢いが出ないですよね。

 

その逆を行ったのが、日本ハムファイターズですね。今シーズン二刀流のレベルをさらに引き上げた大谷翔平が、このシリーズでもその実力を存分に発揮し、最後の最後に投手で締める大団円を演じました。1回限定だとここまで投げられるということを証明しました。日本最速となる165kmを数回投げ、140km超のスライダーで空を切らせました。圧倒的な存在感です。

 

かつてだったら、不人気シリーズと言われたに違いない広島と北海道のローカル対決ですが、今年の日本シリーズは熱い戦いになりそうです。楽しみですね!

 

 

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横浜ベイスターズ、CSファイナルへ!

2016年10月10日 22時39分05秒 | プロ野球・高校野球

クライマックスシリーズについては終始反対ですが、現在横浜に勤務する身としては、横浜ベイスターズの初のクライマックスシリーズ進出は祝福する気持ちでした。そして、今日、1勝1敗のタイで迎えた第3戦を制して、ファイナルへ進出を決めました。

 

故あって、試合中盤からテレビ中継を見ていました。プロ野球を見るのも久しぶりです。横浜は、筒香、ロペス、梶谷などのほかは、あまりメジャーではない若手選手ばかりです。それでも、球団の努力もあり、今年の観客動員数は1998年の優勝時を上回っています。横浜で働いていても、ようやく地域で愛される地元球団になってきたという実感があります。そして、筒香、山崎康などのスターもいます。

 

対する読売ジャイアンツは、凋落が著しいですね。高度成長期には、首都東京を本拠地として、グループ会社の全国紙・全国放送を背景に、全国的人気を誇りましたが、価値観が多様化する成熟社会となり、メディア媒体も多様化する中では、時代にマッチしないビジネスモデルになりつつあります。それでも、王、長嶋、松井級のスターを擁していれば、サッカーのバルセロナ、メジャーリーグのヤンキースのような存在になれるかもしれませんが、今のジャイアンツにそうしたスターは見当たりません。松井のライバルでもあった高橋由は監督になり、阿部慎之介の衰えも著しく、横浜から獲得した村田も今年はそこそこだったものの、遂に横浜時代のような存在感を発揮することはありませんでした。菅野、坂本が投打の軸とはなっていますが、主力の衰えは覆い隠せません。

 

その上、9回には代走鈴木がけん制アウトとなり、11回には橋本がバントに失敗して3ファウルフライとなるなど、細かい野球も出来ないようでは勝てるはずがありません。巨人が強かった時代は、中軸がしっかりとし、脇を固める選手もソツのない野球をしていました。

 

横浜ベイも、8回無死一二塁のチャンスに倉本がバントを空振りして失敗し、その後ゲッツーとなるミスを犯しましたが、倉本はその後11回に澤村の右足直撃のヒット(というか澤村が自分で止めに行ったように見えました)で、チャンスを作るとともに、澤村を下げさせるという二重の貢献をしました。こんなところにも、育ち盛りのチームと、老いさらばえたチームの差を感じます。

 

そういう意味では、広島は横浜のもっと先を行っていますから、さすがにファイナルでは難しいと思いますが、かつてリーグで下位を争っていた両チームの熱い戦いを期待です!

 

 

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