本田圭佑がテレビコマーシャルで言っていました。
「相手があるから戦う価値がある。上がいるから挑戦したくなる」
コマーシャルの台詞ですが、本人の信条ともそれほどズレはないでしょうし、だからこそ本人もオファーを受けているのだと思います。
日本代表やセリエAのサッカー選手としての評価はどうか分かりませんが、常に現状に満足せず、高いレベルで勝負しようという、彼のチャレンジ精神は非常に評価すべき点だと思います。満足したら成長がないというのは自明のことであり、経済的にどれだけ成功しても、常に自分の実力よりも上のレベルで挑戦する彼の姿勢は素晴らしいと思います(日本代表であるべきかどうかは別の話ですが)。
翻って、散ドラを見た時にどうかということですよね。
また少しずつ人が増えて、何とか14人まで来ましたが、誰かしら休みとなる現状では、ほとんどの部員が試合に出るような状況です。何となく現状に満足して、常に「上を目指そう」、「相手と戦おう」というチャレンジ精神がにじみ出てこないことが、散ドラの現在の成績とも関係しているような気がします。
もちろん、実力もないのですが、いわゆる「勝つ気」があまりにも乏しいような気がします。親子大会になると、俄然ライバル意識が目覚めるのですが、本当はそれを小学生相手に出してほしいんですよね。
何のために野球をするのかと言えば、相手チームに勝利するためであって、親子大会で勝つためじゃないですからね。散ドラらしいと言えば、らしいのですが、もっともっと、アグレッシブになってほしいですね。セリエAとは言いませんが、中学校での都大会、高校でのベスト16くらいを目指していきたいです。
歳を重ねると、だんだん現実が分かってくるものですが、小学校くらはでは「夢はプロ野球選手」くらいは言ってほしいですし、そのように上を目指さないと、やる価値がありません。もっともっと頑張らないといけませんね。
2年ぶりの勝利は嬉しかったですが、それで満足せず、もっともっと貪欲に勝ちにこだわりたいですね。それは、監督・コーチの問題ではなく、選手たち自身が、もっともっと「勝ちたい」という気持ちを前面に出すことが必要になります。自分たちが戦う相手は、お父さんたちではなく、同世代の野球選手だということを思い出しましょう!ユニフォームを脱げば、同じクラスメートと変わらないのですからね。
ということで、明日明後日は練習ですから、しっかり気合を入れていきましょう!がんばれ、散田ドラゴンズ!!