八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

気迫!

2008年04月29日 23時58分27秒 | 散ドラ諸君への喝!
以前、力が同じであれば、気持ちが勝負を分けると書きました。ラグビーなどでは、試合前のロッカールームで選手たちの気持ちを盛り上げるペップトーク(激励)というものがあります。アニマル浜口のように「気合だ!気合だ!気合だ!」というように直接的に選手を鼓舞する(奮い立たせる)言葉で盛り上げるチームもありますし、照明を消してローソクを灯し、静かに語りかけて少しずつ気持ちを盛り上げて、大男たちが涙を流しながらグランドに飛び出してくるチームもあります。いずれにしても、「自分たちは出来るんだ」という暗示をかけることと、試合に集中(コンセントレート)することを目的としています。「熱くなる」といっても、乱闘のように頭にカーッと血がのぼることは「熱くなる」とは言えません。大切なのは、試合に集中することなのです。
 
管理人がこれまで見た散ドラ諸君の試合(みなみ野ファイターズ戦以外)では、決して圧倒的に力の差があるわけではありませんでした。違うのが、この集中力なのです。プレーのうまい下手はもちろんあります。しかし、勝負を分けるのは、名選手でなければ捕れないような球ではなく、食らいつけば捕れるか捕れないかという当りにどう反応するかです。これが「球際に強い」ということになります。あるいは、打撃の時に追い込まれてから、どんな球でも絶対当ててやる、転がしてやると出来るかどうかです。これが「粘っこいバッティング」です。これらが「気持ちの差」です。
 
散ドラ諸君が今一つ壁を破れないのは、ここに原因があります。今はちょっと離れた球ははなから諦めて形だけグラブを出しているだけですし、簡単に見逃し三振することも結構あります。相手は中学生でも、高校生でもありません。同じ小学生です。どれだけ試合に集中し、試合に入り込んでいるかでプレーの質はまったく違ってきます。高校生くらいになると、才能のある選手は強いチームに集まりますから、力の差はもっと大きくなります。それでも、力が劣るチームが勝利を収めることがあります。それは、気持ちが極限までに集中していることと、相手の力に対抗できる自分たちの強み(守備だったり、走塁だったり、チームワークのいい連携プレーだったり)をしっかり出しているからです。試合に集中していれば、目の前のボールは捕れなくても止められます打てなくても当てられます。そうすれば、試合は必ず動きます。
 
強い気持ちで試合に臨め!ガンバレ!散田ドラゴンズ!!

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自主練習

2008年04月26日 21時38分42秒 | 散ドラ諸君への喝!
6年生の自覚が出てきたのか、あまりに勝ち星に見放され悔しくなったのか、東南方面の6年生たちが最近自主練習をしています。とはいえ、5時くらいまではゲームなど普通に遊んで、陽が長くなった残りの時間を練習をあてているんですけどね…。本当は毎日ではなくてもいいので、じっくり自主練習してほしいところですが、それでも何もしないよりはましなので、とりあえず帰りが遅くなるのは大目に見ています。
 
ボールを捕り損なったら近所を一周するなど、自分たちで決まり事を作って楽しみながら練習することもあるようです。どこまで続くか分かりませんが、こうしたことが大切ですので、ぜひ続けてほしいものです。管理人が子どもの頃にゲームがあれば、同じようにゲームばっかりしていたのかもしれませんが、幸か不幸かゲームはなく、外で遊ぶしかありませんでした。そうする中で、自分たちでいろんなルールを決めたり、いろんな動きをして、自然に体が鍛えられていたのだと思います。
 
今の子たちは、信じられないくらい体が堅かったり、普通の動きが出来なかったりしますが、ここに差があるのだと思います。少しでも、外で体を動かし、その中で体の使い方を覚えてくれればと思います。また、ちょっと気が早すぎるかもしれませんが、明日の八王子アパッチ戦でその成果が少しでも出るといいのですが…。ガンバレ!散田ドラゴンズ!

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快気祝い?

2008年04月24日 22時13分44秒 | 管理人のこと、雑感
以前に名倉堂に行っていることを書きましたが、昨日は、高尾山に行くために朝一で診てもらおうと、8時30分に名倉堂にいきました(9時から診察です)。ところが、です。待合室は既に満員で、診察券入れにはそれ以上の枚数が入っています。ここのところ、9時半過ぎに行って散々待たされて、もの凄く騒々しいお婆さんたちの四方山話に悩まされていたので、早めに言ったのに、この有様です。それで諦めて高尾山に先に行ってきたのです。

しかし、管理人が最初に名倉堂に行った2月上旬は、9時少し前に行って、二三人しかいませんでした。なので、8時半なら大丈夫だろと高をくくっていたのですが、大間違いでした。思うに、2月上旬は寒くて体の調子が悪いので診療所には来ず、春になり体が快調になったので診療所にきているのだろうと思います。最近、後期高齢者健康保険制度なる制度が導入されて、これはこれで非常に問題の多い制度だと思いますが、こういう制度を導入せざるを得ないほど、国民皆保険制度が危機的状況なのも事実です。そんな中、待合室・診察室を問わず我が物顔に振舞う騒々しい年寄りを見ると、本当に必要なところに金を使っているのだろうかと考えさせられてしまいます。本人たちはもちろん痛いところがあるから来ているのでしょうが、ものには限度があります。命に関わるとも思えず、単にマッサージ代わりに来ているような人も大勢いるように見えます(少なくとも舌はまったく問題がないというか、若い人以上に元気ですから)。
 
というような時事問題はさておき、管理人は昨日で晴れてお墨付きが出て、治療は終了となりました。まったく違和感がないわけではないのですが、日常生活でも、野球でもまったく支障はなく、ここ2~3週間同じ状況なので、とりあえず様子を見ましょうというということではありますが。
 
今回の名倉堂通いでますます医者(医療機関)嫌いとなった管理人ですので、医者にかからなくてもいいように、予防に努めたいと思った次第です。高尾山とドラゴンズ、そして本当は煙草も止められたらいいのですが…。

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高尾山に登りました!

2008年04月23日 18時56分06秒 | Jog&Walk,Health

八王子市散田町に住みついて11年になりますが、恥ずかしながら高尾山に登ったことがありませんでした。まあ、都心に住んでいる人が東京タワーに登ったことがないのと一緒ですね(そうか?)。管理人の会社には、あまり八王子方面の人がいないので、管理人が八王子に住んでいると言うと、大抵の人は「お墓参りに行くよ」とか、「高尾山に行ったことがあるけど、近く?」というような会話になります。つい最近も続けざまに「高尾山に行ってきましたよ」「私、高尾山が好きでよく行くんです」と言われ、返す言葉がなかった管理人は、意を決して「高尾山に行こう!」と思った次第です(そんな大袈裟なものではありませんが…)。
 
ということで、今日高尾山に登ってきました。子どもはもちろん、カミサンも登ったことがあるので、一人で行ってきました。ケーブルカーを使ったらどれくらいで着くのと聞くと、カミサンから「行きはケーブルカーなんて乗らないから分からないよ」と挑発的に言われたので、管理人もそのつもりで行きましたが、標高599mということで正直なめていました。しかし、ケーブルカーで行くところまでが一番きつかったです。野球と同じで、高尾山だからとなめてはいけませんね。1時間弱で頂上に着きましたが、帰りははるかに楽でした。しかし、今日は、朝夕のクロの散歩で2時間、高尾山で往復2時間と4時間も歩いてしまいました。結構な運動です。管理人が今日登ったのは、もっとも一般的な1号路ですが、それ以外にもいくつかルートがあるようです。水曜日は高尾山、日曜日はドラゴンズで体力づくりをしようかなと考えている管理人です。

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春よ来い、来てくれ、来てくださいっ!

2008年04月22日 23時18分04秒 | 散ドラ諸君への喝!
中々勝利をものに出来ず、ついつい説教調になってしまうことを反省です…。なかなか勝利はつかめていませんが、散ドラ諸君も成長をしています。今日は、そんな点を書いてみたいと思います。
 
まずセンターラインですが、要の投手カズマは、ちょっとしたきっかけで大量失点もありましたが、打ち込まれての失点ではありません。先日の中郷戦でも、中盤3イニングをきっちり抑えたように、自分のリズムで投げている時には、非常にいいピッチングをしています。あとは、いかにその確率を上げていくかです。自信をもって投球しよう!捕手コウキは、今年初めて経験するポジションですが、以前たまに練習でやった時に「意外にいけるかも」と思ったように、何とかこなしていると思います。最近2回決めたブロックには、本人もその気になり、捕手はおもしろいようです。また、課題だった「声」も中郷戦の終盤に出ていたことが一番の進歩かもしれません。中堅マサユキは、いつしかフライをしっかり捕れるようになり、「ライトがいい」と弱気なことを言っていたのが嘘のようです。左右のカバーも全力でこなし、頼れる外野の要になってくれています。打つ方はいい当たりが正面に飛んだりしていますが、今のようにしっかりミートを心掛ければ心配いらないでしょう。遊撃リク、二塁ツバサ、三塁コウスケ、一塁シュンスケも、昨年と違うポジションで戸惑いもありますが、それぞれ頑張っています。打つ方では、リク・ツバサは高い出塁率でチャンスを作り、コウスケは足を使ってチャンスを作ってくれています。シュンスケは、打撃開眼といった感じです。あとは、いかに確率を上げられるかでしょう。シュウヘイユウヒの外野陣も、まだまだ足りない点はありますが、何とかボールを止めるという気持ちはあり、以前では抜かれていた当りも止めるようになっています。トウゴは、野球を始めて日が浅いのでうまくいかない点はありますが、潜在能力は高く、ボールに食らいついていけば、今後十分にやっていけるでしょう。ソウタコウタユウジもレギュラーチームの公式戦に初出場して、いい経験になっていると思います。
 
昨年試合を経験していきたメンバーの中では、リクトが転校で抜け、カズトが故障で抜けているというハンデはありますが、これもその他のメンバーが成長するためのいい機会です。何とかみんなで、春を呼び寄せよう!早くしないと、初夏になってしまうからね。ガンバレ!散田ドランゴンズ!!

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マナー

2008年04月16日 22時47分30秒 | 散ドラ諸君への喝!

先日滝が原で行われた試合のことです。散田小で練習していた下級生も合流しましたが、騒々しいこと、騒々しいこと!うちの倅が、帰ってきてから「下級生が前のベンチに座っていたので、座れなかった…」と情けないことを言っていたので、「きちんと教えてあげなさい」と言っておきました。試合中も誰だか忘れましたが、5年生が「控えは後ろに立って応援するんだぞ」と言ってはいましたが、ひとり言のようで下級生たちはそのままでした。威張り散らす必要はありませんが、ちびっ子たちはまだグランドマナーというものを知りませんから、5・6年生は丁寧にマナーを教えてあげようね。
 
また、下級生たちは管理人がつけるスコアをのぞき込むは(気が散って試合に集中できないんですよね…)、審判の判定に「えぇぇぇ~」と大声をあげるはで、まったくなっていませんでした。グランドでは、審判の判定は絶対です。審判の判定にアピールを出来るのは、監督とそのプレーにかかわった選手だけです。判定に「えぇぇぇ~」と声をあげても、判定は変わりませんし、みっともないだけです。何よりルール違反です。ボールと判定されたボールを「入ってる、入ってる」というのもいけません。投手を励ますつもりでも、審判の判定を否定しているのですから。言うなら「いいボールがいっているよ」です。それに、相手チームをヤジったりするのもいけません。相手をヤジるのではなく、味方を応援することが大切です。
 
ちびっ子たちも気がつけば、もう3年生(と2年生)です。いつまでもちびっ子扱いされているようじゃ困るよね。夏の新人戦では、イヤでも、3年以下の誰か一人は試合に出ないといけないですからね。もっと下級生も入団するかもしれないしね。ガンバレ!ちびっ子ドラゴンズ!!上級生も指導ガンバレ!!

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打撃面での「壁」もぶち破れ!

2008年04月14日 22時22分24秒 | 散ドラの試合について
昨日は主に守備面でのことを書きましたが、散ドラは、打撃面でも昨年から「壁」にぶち当たったままです。ツバサ、シュウヘイに初ヒットが出たのはめでたいですが、3試合を経過して外野へのクリーンヒットは、シュンスケの3本とコウスケの1本だけです。3戦ともものすごいピッチャーだったわけではありませんが、散ドラ諸君は「策」がなさすぎですね。
 
昨日の先発投手は、ストライクにはなるのですが、山なりの超スローボールでした。当然三振することはないのですが、みんな待ち切れずにミートできなかったね。一方、カズマは三振もとっていましたが、ヒットも打たれました。この違いはどこにあるのでしょうか。散ドラ諸君は「打とう」という気持ちが強すぎて、相手と関係なくバットを振っているような感じですが、相手は来たボールを叩きにいっていたと思いますバットを「振り回す」のではなく、来たボールにバットを「叩きつける」ようにすれば、ボールは勝手に飛んでいくし、センター方面に飛んでいくのです。自分が振ったところにボールが飛んできてくれるわけではありません。ピッチャーによってタイミングをしっかり取ること、守備と同じで、飛んできたボールにしっかり対応することが大切です。少しは考えて野球をしよう。
 
走塁でも同じことが言えます。冬の間からけっこベースランニングの練習もしているのに、考えてやっていないことがよく分かります。リードが他のチームと比べると二歩くらい少ないし、ピッチャーの足を見ていないから、スタートのタイミングも遅くなります。セットのボールを捕る構えの時もボールが来ているイメージを持てと言っているのと同じように、ベースランニングでも実際にピッチャーや野手がいるつもりでやらないと、いくらやっても練習にならないということです。
 
守備をしっかりすることは野球の基本ですが、いくら0点に抑えられるようになっても、点を取るのが四球頼みでは勝利への「壁」を破れません。打撃、走塁でも考えた野球をしよう。ガンバレ!散田ドラゴンズ!!

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「壁」を突き破れ!散ドラ諸君!

2008年04月13日 21時13分04秒 | 散ドラ諸君への喝!
新チーム始動以来、3試合を終えましたが、思うような結果を残せていません。初戦は大差の3回コールド、2戦目はあと一歩の敗戦、今日は途中逆転しながら5回コールドでした。点差は異なりますが、3戦の相手チームはいずれもまったくかなわない相手ではありませんでした。「勝利」への壁を突き破る何かが足りないからです。スポーツは「気持ち」だけで勝てるほど甘くはありませんが、力が拮抗している時には、どれだけ強い気持ちを持っているかが勝負を分けることがあります。強い相手でも臆せず戦い、弱い相手にも手を抜かず(そんなにいないと思いますが)、どんな時でも全力で戦う「気持ち」がまずは必要です。今日も逆転した時には、大いに盛り上がりましたが、逆転されると、出場選手もベンチも元気がありませんでした。いつも平常心で、強い気持ちで戦うようにしよう!
 
次にどんなに強い気持ちをもっていても、やはりプレーの技術もなければ、勝つことは出来ません。チーム全体としては、試合後、監督・コーチが言った通りです。野球は次のプレーを考えることも大切ですが、まずは「目の前のプレーを確実に処理して、一つひとつアウトを取ること」です。そして、そのためにもボールに集中して、打っても打たなくても一球一球足を動かし、打った時には全員がボールに反応しよう。ボールへの反応が遅れるほど、そのあとのプレーが難しくなったり、焦ったりするからです。そして、「しっかり考えた野球をすること」です。今日の相手は、塁に出るとすかさず次の塁を狙ってきました(絶対盗塁出来ない選手もかなり大きなリードをしていました)。山内コーチが言ったように、しっかりけん制をした方が良かったですね。けん制は、みえみえでやっていても効果がないので、もっと効果的なけん制が必要ですね。また、相手の先発は非常に球が遅かったですが、引き付けることが出来ず、やすやすと相手の術中にはまっていましたし、少し球が速い二番手も攻略できませんでした。遅い球はしっかり引きつけ右方向の気持ちで、速い投手はバットを短くしっかりミートなど、考えた野球をしよう。
 
個々の部員について気になったところをいくつか言うと以下の通りです。まずバッテリーは、問題が多いということではなく、チームの中心選手なので、プレー機会が多く、注文も多くなります。カズマは立ち上がりは非常にしっかりしていますが、ランナーを出してからリズムが崩れることが多いので、ランナーが出ても自分のリズムで投げられるようにしよう。それと、投手も9人目の野手です。特に少年野球では投手周辺の打球も多く、自分で自分を助けることができます。人それぞれ個性がありますから、苦手があるのは仕方ありませんが、もう少しスピーディに動けた方が自分のピッチングが楽になります。フライや自分の足元あたりのゴロでもったいないプレーがあったよね。ランナーを置いてからも、けん制・クイックを意識しないといいように走られるよ。コウキは、初めての捕手ですが、今日はだいぶ進歩したと思いました。二塁へのスローイングも素早くなり、しっかりブロックも出来ました。声も出ていました。後は、いろんな人から指摘されているように、もう少し前で構えるようにしよう(今日の球審にもアドバイス頂きました)。また、プレー中に指示を出せるようになるともっといいね。内野の要はショートですが、少年野球では、まずは球を捕ってくれないと話にならないので、ファーストも重要なポジションです。昨年はコウキが初めてのファーストで最初苦労しましたが、今年もシュンスケが苦労しています。シュンスケは来年のエース候補ですが、普段の練習でそろそろ身を入れて練習しないと、せっかくの期待に応えられないよ。その他の部員は、上にも書いたように、とにかく一球一球ボールに反応し、打った時は、第一歩はボールに反応し、次にそのままボールを追うのか、送球カバーに動くのか判断しよう。まずはボールへの反応を早くしないと、プレーの余裕がなくなるからね。
 
ということで、強い気持ちと、それぞれの技術的な課題を克服して、次はしっかり勝とうね!ガンバレ!散田ドラゴンズ!

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何がうれしい?何が好き?

2008年04月10日 00時02分37秒 | 散ドラ諸君への喝!

先日茂木健一郎さんの本について書きましたが、脳が活動し、神経細胞が結びついていくのは、自分で主体的に取り組んで、何かが出来てうれしい、楽しいと感じることが大事だということです。
 
本来、人間は生まれてから、はって、立って、歩いて、お箸を使い、自転車に乗りと、こうしたプロセスを経て成長しており、誰もが自らそうする能力を持っているはずなのですが、いつしかそれが難しくなってしまうんですよね。何故なんでしょうか。散ドラ諸君も、少しずつですが上達はしてますし、それを部員諸君もうれしいと思っていると思うんですが、問題はその度合いなんですよね。何かにのめり込むほど夢中になるには、今の時代は色々なものが溢れすぎているんでしょうか。散ドラ諸君だけでなく、管理人が働く会社で若い人などを見ていても、自分が傷つくことを恐れて、何かに夢中になることを避けるような傾向を感じたりすることもあります。
 
しかし、そんな今の時代でも、自分の力だけを頼りに事業を起こしたるする若者はいますし、野球などのスポーツでも、夢中になって取り組む子どもたちがいます。きっと、ちょっとしたきっかけや、背中を押す何かなのだと思います。自分の倅ですら、思うようにならないのですから、なかなか難しいのですが、少しでも野球に夢中になって取り組むようになってほしいと思いますし、その手助けがしたいと思います。もちろん、何かに夢中になったからといって、夢がかなうわけではありません。しかし、何かに夢中になったことは、何にも代えられないかけがえのない経験となります。
 
せっかく自分で見つけた野球というスポーツです。小学校だけで終わる部員もいるかもしれません。だったら、その間にこんなに頑張ったと自分で自信をもって言えるように頑張ってみようよ。そうした自信がきっとほかのことにも生きてくると思うんだけどな。

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北八王子エース対川口ジュニアーズ戦

2008年04月07日 23時07分15秒 | 散ドラ諸君への喝!
散ドラの試合終了後、北八さんと川口さんの試合の塁審をしました。結果は、5対0で北八王子エースが勝利しました。しかし、4回までは0対0で、最終回の6回に4点入れて突き放しましたが、点差ほどの開きはない非常に良い試合でした。バッテリーがしっかりしていることに加え、内外野とも鍛えられており、「基本」が非常にしっかりしていました
まず、川口バッテリーは、二人とも大柄で、ピッチャーは昔の阪急の山沖投手を彷彿とさせる投手でした(おじさんなら知っているはずです)。管理人は二塁塁審で真後ろから見たので、それほど速い球に見えませんでしたが、重い球に見えました。しかし、一塁塁審をしたK副会長に言わせると球も結構速かったそうです。北八の左腕は球は速くありません。しかし、フォームがしっかりしており、球持ちが長く、投球をよく知っている技巧派投手です(球がナチュラル気味に外に落ちていくので球審から注意を受けていましたが)。
守備は両チームともしっかりしていました。内外野の難しい当りも、しっかり処理していました。川口は終盤に若干ミスが出たことが命取りになりましたが、それまではしっかりした守りをしていました。
走塁では、北八が一歩リードでしょうか。塁に出れば、ジリジリとリードし次の塁をうかがい、川口JRの投手がしきりにけん制し、それを防ぐという攻防がありました。
 
散ドラ諸君は2試合を終え、数の上では昨年のようにエラーはしていません。しかし、この両チームとは、「数に表れないプレーの質」が違います。この両チームは、散ドラならヒットにしてしまうような外野への当りもアウトにしていましたし、三塁ランナーを置いての内野ゴロでもしっかりランナーをけん制しつつ、一塁でアウトをとっていました。この違いは、ボールへの「最初の反応」にあります。内野ゴロの例で言えば、一塁でぎりぎりアウトのタイミングで捕っていては、しっかり三塁ランナーをけん制することは出来ません。そして、最初の反応が速いのは、何度も言うように、低く構えて、低く素早く動くという「基本」が出来ているからです自分のところに飛んできたボールを直接こぼしたり、捕りそこなったりしなければ、エラーにはなりませんが、こうしたエラーにはならないところで、ヒットとするか、アウトとするかが大きな違いです。両チームともピッチャーは好投手ですが、四球も何個か出しても、周囲の守備陣もしっかり守って失点を防いでいました。散ドラ諸君も、昨年の経験でとんでもないプレーは少なくなりましたが、そろそろプレーの質をあげていってほしいものです。今年はAチームとしか対戦しない研修リーグです。勝利への執念をもって、しっかり戦え!ガンバレ!散田ドラゴンズ!!

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長嶋茂雄の呪縛

2008年04月04日 22時51分20秒 | プロ野球・高校野球

メジャーリーグでは、かの有名な「バンビーノの呪い」(ベーブ・ルースを放出してからレッドソックスが優勝出来なかったこと)のほか、福留が入団したカブスにも「ヤギ(だか羊だか)の呪い」があるのだとか。他にもいろんな呪いがあるのかもしれませんね。日本で言えば、さしずめ「長嶋茂雄の呪縛」でしょうか。
 
昨日、巨人が開幕6連敗を免れて、漸く初勝利しました。自慢の重量打線が爆発しての勝利ですが、6試合に1回ではいかにも効率が悪すぎます。この試合を「行列が出来る法律相談所」の北村弁護士が観戦していたそうですが、彼は熱狂的な巨人ファンだとか。「芸風」かもしれませんが、苦虫をかみつぶしたような顔で冷徹に法律を使いこなす彼が、まったく非論理的なチームづくりをする巨人の熱狂的なファンだというのは、意外であり、滑稽な感じがします。想像するに、「長嶋茂雄の呪縛」のせいではないかと思います。彼だけでなく、徳光さんや、多くの中高年がこの呪縛にはまっているのではないかと思います。広大なアメリカと違って日本では、本拠地の野球チームという色はありませんし、巨人の本拠地東京はもっともローカル色がありません。ましてや、一昔前までは、TV中継は巨人しかないのが当たり前であり、地域や個人のアイデンティティとはもっとも遠いところにあるチームです。たまたま、誰もが同じものを目指していた日本の高度成長期と歩調を合わせて、強い巨人があり、その中心にいたのが長嶋茂雄だったわけです。こうして、この時期を生きた人々の多くが「長嶋茂雄の呪縛」にはまったのでしょう。高度成長が終わりを迎えたように、長嶋茂雄も引退し、監督も5年で解雇同然で追われました。普通ならここで呪縛が解けるところですが、長嶋茂雄は巨人に操を立て、浪人を貫き、長い時間を経て巨人に復帰し、惜しまれながら勇退後も終身名誉監督として、巨人と人生を共にすることにしたのです。「巨人は永久に不滅ですっ!」と語った自らの言葉通りの人生です。こうして「長嶋茂雄の呪縛」は解けることなく、多くの中高年を熱狂的な巨人ファンとして縛り付けているのです。巨人はそのおかげで今でもある程度の人気を保っているのですが、長い目で見た時に巨人のためになっているかどうかは、?です。中高年は呪縛で縛っておけたでしょうが、本来ファンをチーム縛りつけるのは現役選手です。そうした選手を作り出せずに、いつまでも長嶋監督に依存していた巨人自身もまた、「長嶋茂雄の呪縛」にはまっていたと言えます。
 
管理人が野球に興味を持った頃は、長嶋選手は引退間際で呪縛にはまることはありませんでした。管理人にとってその対象は王選手でしたが、彼もまた監督を追われました。しかし、王さんは巨人に操を立てるよりは、野球人としてグランドに立つ道を選び、ダイエー(現ソフトバンク)に身を投じました。ここで、管理人はある程度「巨人の呪縛」を説かれて免疫が出来たのだと思います。その後、管理人が好きだった西本聖投手も中日に移籍しました。松井秀喜選手もヤンキースに移籍しました。桑田真澄投手もメジャーへ挑戦しました。こうして今や管理人は、巨人のことは気にならないこはありませんが、子どもの頃に負けてテレビやラジオを蹴飛ばすようなこともなく、冷静に見られる対象となっています。それぞれのチームが、新たな呪縛を生み出すような魅力あるチームづくり、選手づくりをしてほしいと思います。

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セ・リーグも、メジャー(米本土)も開幕!

2008年04月02日 22時05分16秒 | プロ野球・高校野球
パ・リーグに続き、セ・リーグも、米国本土のメジャーリーグも開幕し、本格的な野球シーズンの幕開けです。セ・リーグは、上原・内海の二枚看板を中日戦に温存した巨人がヤクルトに3連敗し、温存したはずの上原・内海も中日に敗れ、何と開幕5連敗です。あれだけの戦力ですから、最終的にはそこそこ行くでしょうが、やはり四番ばかりでは勝てないという良い例です。前にも書きましたが、本当に巨人は懲りないですよね。どんな強打者でも、10回に7回は失敗するのが野球です。ピッチャーの調子が良ければ四番を何人並べてもそう簡単には打てません。だから、粘っこく食らいつく選手や、選球眼のいい選手、足でかき回せる選手、バントで送れる選手など試合を「作れる」選手が必要なのです。東京駅で巨人の広告を見ましたが、「強くあれ」とか、「誰も手をつけられない」とか、四番思想、パワー思想が丸出しで、ファンを楽しませるとか、スピード、守りとか野球の他の大事な要素がないがしろにされています。選手のせいではなく、チーム作りの思想に大きな問題がありますね。
 
一方パ・リーグは、ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちの連続で好ダッシュをすると、そのソフトバンクに3連敗を喫した楽天がその後6連勝で上位に進出して面白い展開になっています。今年のパ・リーグは目が離せません。
 
メジャーリーグでも、「新人」福留が劇的なデビューを果しました。かつて、松井稼も華々しいデビューをした後、不振に陥りましたが、福留は恐らく同じ轍は踏まないでしょう。イチロー。松井秀に通じる精神的な強さがあるように思います。黒田とあわせて、メジャーリーグも目が離せません。

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