自分の娘や息子の中学生時代にも感じましたが、夏の大会が5月に始まり、負けてしまえば夏も終わりというのは、あまりに早すぎると思います。
野球の場合は、多摩大会があるので、負けてもまだ夏は続きますが、やはり本大会で夏まで勝ち進みたいですよね。
今日は、散ドラOBがいる横山中の夏季大会初戦ということで、たまたま休みだったので、観に行ってきました。5月とはいえ、今日は各地で真夏日続出だったように、陽射しは夏そのものでした。9時開始と思っていたら、早めに始まったのか、初回が終わりかけで、ちょうどOGミサキがアウトになったところでした。それでも、横中が4点を先制したようです。散ドラOBOGも活躍していたことを祈りたいですね(その後は‥だったので)。
横山中の先発には、練習用ユニフォームに背番号を付けた1年生が2名一塁とライトに入っており、控えに1名正式ユニフォームの選手がいましたから、1年生の入部で単独チームになれたということですね。
横中エースは大柄で力のあるボールとカーブでつけ入る隙を与えず、対戦相手の川口中左腕も初回に4点を失ったとはいえ、小柄ながらキレのあるボールで追加点を許しません。ストライクとボールがはっきりしているように制球にやや難があるので、立ち上がりは制球の乱れがあったのかもしれません。
2回からの拮抗した試合展開の中、マサキがセンターフライを一つ捕球、ミサキは守備機会なし、打つ方では、マサキが四球一つと、散ドラOBOGはあまり見せ場を作れませんでした。
すると、6回裏、それまで好投の横中エースが上位打線にライト前に打たれると、次打者には何とライトのネット越えの2ラン本塁打を打たれ、2点差に詰め寄られます。ここで投手交代。リリーフは何とライトに入っていた長身の1年生です。昔だったら考えられませんが、それでも1年生とは思えない堂々としたピッチングで後続を断ちました。
そして、7回表、ミサキの代打で散ドラOB1年生のケンタが登場しました。すると、ケンタの当りは三塁線を抜ける二塁打となりました。恐らく本人のイメージは右中間だったでしょうが、振り遅れて…ということではないかと思いますが、結果オーライです。ケンタを三塁に進めて、OBタイヘイ登場です。
ここで打てばヒーローだ!会心の一発を見せてくれ!と念じますが、こうした場面でどうなるかは、皆さんよく知っての通りです。打球は力なく一二塁間へ転がるゴロ。しかし、ここでタイヘイは全力疾走!ギリギリのタイミングでセーフの判定、貴重な追加点をもぎとりました。
続く7回裏は、危なげなく抑えて、ゲームセット!横山中が5対3で川口中を下し、次に駒を進めました。横山中の夏はまだ続きます。2回戦もがんばれ横山中!散ドラOBOG!