八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

新型コロナ対応、相変わらずの準備不足露呈…

2020年11月25日 09時43分42秒 | 管理人のこと、雑感

先日、新型コロナウイルス感染拡大の第3波を受け、GoToキャンペーンに一定の制限をかけた方が良いのでは、と書きましたが、専門家会議からの強い要請を受け、ようやく政府も制限を決定し、札幌市と大阪市を対象から除外する方向となりました。東京都は、まだその段階ではないとして、制限には踏み切っていませんし、飲食店への時短要請も出していません。

 

やらないよりはやった方が当然良いわけですが、遅きに失したのはいつもの通りです。政府がGoToをやめないのは経済を回したいから、東京都が時短要請ができないのは財源が枯渇してきているから、などの事情があるのは分かります。しかし、だからと言って、こういう事態になったら、こうするというリスクシナリオを準備しないのは、思考停止状態もいいところです。国レベルの危機管理に対応する政治家、官僚機構の劣化が著しいと言えます。

 

本来、感染拡大がこのレベルになったら、GoToキャンペーンを制限するという基準がなければいけなかったと思いますが、経済を回したいという思惑が希望的観測と思考停止に導いた結果、いざ制限するとなった時の対応も決まっていなかったため、急場しのぎの対応策となり、各所に多大な混乱を招いています。本当に困ったことです。何のために政治家や国家公務員にいるのか、今一度原点に立ち返ってほしいと思います。

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衝撃!日本シリーズ第3戦!

2020年11月25日 09時03分24秒 | プロ野球・高校野球

日本シリーズ第3戦でソフトバンクが3連勝し、王手をかけました。既にいろいろ報道されている通り、昨年ソフトバンクが巨人相手に4連勝したのに続いての3連勝ということで、相当の衝撃をもって受け止められています。しかも、巨人の内容が悪すぎます。1戦、2戦の完敗、大敗に続き、第3戦ではまさかのノーヒットノーラン寸前でした。

 

巨人の選手、スタッフ自身も衝撃でしょうが、プロ野球関係者、野球ファンのすべてが衝撃を受けていると思います。4連敗や、3連敗は、時の運でこれまで何度もあったことですが、この7連敗は到底時の運とは言えない、構造的な問題としか思えないことです。これも既に言われている通り、パシフィックリーグとセントラルリーグの実力差の問題です。

 

一つの原因として、「DH」の問題が言われていましたが、これだけの実力差を見せつけられると、問題はそれだけなのかと考えざるを得ませんね。巨人もだいぶ育成に力を入れ始め、現に成果も出つつありますが、長らく巨人人気に依存して改革に消極的だったセントラルの他球団も含めて、セントラルリーグの改革が遅れている結果と言えるかもしれません。

 

巨人、阪神、中日は、日本のプロ野球創成期からの球団ですし、広島も比較的古い歴史があります。中では、広島が財政事情からユニークは球団運営をしており、あとは新興企業DeNAが割と改革に取り組んでいるのが目立つくらいです。それに対するソフトバンクは、親会社も日本ではかなり異色な会社ですし、球団運営でも現場の第一人者である王貞治さんを会長に据え、育成に力を注ぐなど、精力的に改革に取り組んでいます。同じくIT新興企業楽天も仙台を本拠地に、当初の弱小球団からしっかりチーム作りに取り組んできました。そのほか、日本ハムは北海道、ロッテが千葉、西武が所沢、オリックスが大阪・神戸を本拠地とするなど、地域的な多様性もあります。

 

今日、第4戦の結果がどうなるか分かりませんが、かつて巨人が近鉄相手に3連敗から4連勝をしたようなことは起きそうもありません(もしそうなったら土下座して詫びたいと思います😊)。そして、こうした構造的な問題だとすると、ちょっとやそっとでは、この差は埋まらないと思います。セントラルリーグの各球団は、本腰を入れた改革に取り組んでほしいと思います。でないと、日本プロ野球が衰退してしまいかねません。

 

 

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新型コロナウイルス第3波!

2020年11月18日 16時04分08秒 | 管理人のこと、雑感

今日は20℃以上の暖かい一日となりました。西日本では夏日になったところも多いそうです。そんな過ごし易い一日でしたが、東京都の新型コロナウイスル感染者が493人と過去最多を更新しました。11月に入り、北海道、大阪をはじめ、各地で感染が拡大し始めており、第3波に入ったと言って間違いない状況です。ヨーロッパやアメリカでは、もう少し前から感染拡大が始まっており、その規模も日本の比ではありませんが、日本も予断を許さない状況になっています。

 

第2波の時は、「夜の街」、「若い世代」での感染拡大という特徴がありましたが、今回は幅広い世代に広がり、家庭内感染も広がっており、懸念が広がっています。

 

GoToトラベルキャンペーン利用者の感染者は、11月9日までで131人と政府は発表しました。つまり、キャンペーンはコロナ感染を拡大していない、という主張です。しかし、ヨーロッパでの感染再拡大が、バカンスによる人の移動によるものではないかと言われているように、人の移動が増えるということは無症状者の接触機会も増えることですから、一つの原因になっているのではないかと思います。

 

また、それにもまして懸念されるのは、GoToイートキャンペーンです。先日、ある飲食店に行ったところ、いつもなら空いている午前中なのに、予約の人で一杯になっていました。キャンペーン効果でしょう。会社で夜の会食は控えるように言われているので、私は夜の飲食店には行っていないのでわかりませんが、恐らく夜の宴会なども増えているのでしょう。しかし、コロナ感染の9割は飛沫感染と言われており、マスクを外す大人数での会食、中でも、飲酒により大声を出しがちになる酒席は極めて危険な状況です。大阪府がGoToイートキャンペーンの対象を4人以下に制限しようとしているのも、そうしたことを踏まえたことだと思います。

 

GoToキャンペーンは一定の経済効果があり、コロナ禍にあっても経済を回すことは極めて重要だと思います。一方で、コロナ感染拡大で、営業中止にせざるを得ない状況になると元も子もありません。そのためには、行政サイドで一定の制限をかけるとともに、国民の側も、今一度、コロナ感染拡大防止の原点に立ち返ることが必要でしょうね。コロナ疲れはありますが、やはり緩んではいけないでしょうし、ワクチン開発の報道も入ってきていますので、もう暫くは前向きに頑張るしかないですね。

 

クリスマス、忘年会、新年会のシーズンに入りますが、今年は我慢です。

 

 

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不倫騒動についての感想

2020年11月18日 13時28分26秒 | 管理人のこと、雑感

最近、芸能人の不倫騒動がよく話題になっています。不倫は今に始まったことではないですが、文春砲と言われるように、マスコミの追及が以前より激しくなっているのかもしれませんし、より大きな反響を呼びそうな(ビジネスになりそうな)ターゲットを狙っているからかもしれません。

 

不倫自体は特段不思議なことではありません。生物学的には、一人でも多く自分の遺伝子を残そうとするのが自然であり、人間が夫婦関係を築くようになったのは、進化の過程でその方が生存に有利だったからに過ぎないと言われています。脳が大きくなり、十分に育つ前に生まざるを得ないため、人間の子どもは生まれてから1年以上立つことが出来ません。その間、母親が一人で子どもを育てるのは容易なことではありません。そこで夫婦関係を築くことで、父親と一緒に子どもを育てるようになったということです。同じ霊長類の中でも人間にもっとも近いチンパンジーは、乱婚(言い方が悪いですが)であり、ゴリラは一頭のオスが複数のメスと群れを作ることが一般的で、人間とはまったく違う形態です。鳥でも、繁殖期だけつがいになる種もいれば、生涯にわたりつがい関係を維持する種もいるなど、いずれにしても、それぞれ進化の過程で形成されたものであり、生物学的に見れば、一夫一妻制の種が配偶者以外の個体と関係を持つこと(いわゆる不倫)は、善でも、悪でもありません。

 

人間においても、一夫多妻が認められている国もありますが、一般的には一夫一妻制であり、日本においても同様です。しかし、不倫をしたからと言って刑事罰に問われるわけではなく、民法の「不貞行為」を問われ、離婚原因になるとともに、不倫相手ともども損害賠償責任が生じるだけです。つまり、この責任を果たせば、週刊誌やワイドショーが騒ごうが、他人からとやかく言われる筋合いはないことです。私も、芸能人の不倫騒動自体に大して興味はありません。

 

しかし、イメージが重要な芸能人の場合は、それだけでは済みません。イメージの悪化に伴い失うものが多すぎます。私が不思議に思うのは、なぜそれほどのリスクを冒して同じことを繰り返すのか、ということです。俳優の東出昌大さん、アンジャッシュの渡部建さん、ジャニーズの近藤真彦さん、不倫ではありませんが交通事故現場から逃げた伊藤健太郎さん。彼らは、多くのテレビコマーシャルや番組、映画、舞台などに出演していた人気芸能人です。その人気の源泉は、彼らの芸にもあるでしょうが、もっとも重要なのは、言うまでもなくイメージです。そのイメージの失墜により、彼らはその仕事のほとんどを失っただけでなく、損害賠償責任を負います。そして、今後もこれまでのような仕事を出来ることは非常に難しいと言われています。彼らとて、そういうことは想定出来たと思うのですが、それなのに何故?というのは素朴な疑問です。

 

単純な理由としては、いわゆる「勘違い」ということが考えられます。自分の人気を実力と勘違いして、何があっても大丈夫と思ってしまったのかもしれません。若くして人気者となり、周囲からもちやほやされ、それを諭す人も少なくなったように見える東出昌大さんや伊藤健太郎さんは、そうした面もあるかもしれません。

 

しかし、この二人とて、そうした要素はあったかもしれませんが、それだけとは思えませんし、渡部建さんや近藤真彦さんは、十分に大人で経験もあり、単なる「勘違い」とはとても思えません。では何故なのかと言うと、人間には、様々な「認知バイアス」があるからだと思います。バイアスとは、偏りとがゆがみということで、人間の思考、判断には、自分に都合良く物事を見たり、直近の出来事に左右されたり、さまざまな偏り、ゆがみがあるということです。何度も同じことが繰り返されているにもかかわらず、自分に都合が悪いことは見ずに、自分はこれまでも大丈夫だったので、大丈夫だろうという「認知バイアス」にはまってしまったのではないかと思います。

 

私は芸能人ではありませんし、不倫をするつもりもありませんが、認知バイアスは様々な場面で起こり得ることですので、こうした事例も単なるゴシップとして見るのではなく、他山の石としたいですね。

 

 

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コロナ禍の日本シリーズを前に…

2020年11月18日 13時22分36秒 | プロ野球・高校野球

今年はいつの間にかシーズンが終了してしまったという印象です。プロ野球に限らず、あらゆることがコロナの影響を受けた1年でした。

 

当然スタジアムでの観戦もありませんし、TV中継も見ませんでした。ニュースや、新聞記事も、去年までのチェックの仕方とは違って、どこか他人事、上の空といった感じでした。

 

そんな中でも、気になったこととしては、坂本勇人選手が2000安打を達成したことでしょうか。榎本喜八に次ぐ2番目の若さで、右打者では1番とのことです。しかし、榎本喜八は私も名前しか知らない選手であり、3番目はあの張本勲さんですから、どれだけすごいことかが分かります。坂本選手は体形もシュッとしたイケメンですから、アイドル的なもてはやされ方をしていたような気がしますが、考えてみれば、大きなケガもせず、激務のショートストップを務めていての達成ですから、本当にすごいですね。この先、どこまで行くかも楽しみです。

 

同じジャイアンツでは、エース菅野投手の連勝記録も心に残っています。この2人に岡本和真選手を加えた3人がジャイアンツの大黒柱ですが、名前もよく知らない若手も出てきて、ジャイアンツも育成の成果が出ているようです。ひと頃は、他球団の4番打者ばかりをかき集めるようなくだらない補強をやっていましたが、最近ではそうしたこともせず、ドラフトでクジを外してばかりですが、地道な育成が功を奏しているのかもしれません。

 

そのほかに気になったことといえば、若手選手の台頭ですかね。ジャイアンツの岡本と本塁打王を争った阪神・大山、ヤクルト・村上などホームランバッターが出てきたのはうれしいですね。最近メジャーリーグなどは、統計で野球をやっているようなところがありますが、やはり見ていて楽しいのは、誰も触れない打球を打つホームランバッターだったり、誰もかすらない速球を投げるピッチャーです。球技などのスポーツの醍醐味は、勝ち負けだけではなく、プレーの魅力にあります。かつて、ジャイアンツのファンだった頃、チームが負けても、王選手や松井選手がホームランを打ってくれれば、留飲を下げたものです。ほかにも、将来を担うロッテ・安田、藤原なども、伸びてきて、これからが楽しみです。一方、鳴り物入りで入団した清宮幸太郎は完全に伸び悩みですね。しかし、あの王さんも3年間は伸び悩み、4年目に一本足打法で飛躍を遂げました。清宮選手も何か変化が必要なのかもしれませんね。

 

あと、レギュラーではないのに足で抜擢され、ワールドプレミアで注目されたソフトバンク・周東選手が打撃も進歩を見せ、レギュラーに定着すると、次々に盗塁を決め、あの福本豊を抜く連続試合盗塁記録を作りました。この足も、魅せる野球の一つですね。まだ若いので、これからどれだけ走りで魅せるのか楽しみです。

 

来年は、彼ら若手が多くの観客の前で、のびのびとプレーが出来るようになっていてほしいですね。心からそう思います。

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