八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

雨中の熱闘甲子園!2試合連続引き分け再試合!

2017年03月26日 19時21分06秒 | プロ野球・高校野球

今日、東京は朝から雨でしたが、甲子園は昼過ぎまで晴れていました。それが、午後から雨となり、天気の激変同様、劇的な試合が続きました。

 

第2試合は、滋賀学園対福岡大大濠でしたが、何と1対1で延長15回引き分け再試合となりました。滋賀学園は、初戦も延長14回を戦っており、延長続きで大変です。初戦で200球近く投げた投手は、今日も途中から登板しましたが、次はどうするのでしょう。

 

続く第3試合は点の取り合いとなりましたが、福井工大福井対健大高崎は7対7で、やはり15回引き分け再試合となりました。健大高崎は機動力が売り物でしたが、それは今年も健在らしく、2番小野寺がけん制されながら、そのままスタートして盗塁を決めたり、三塁に小野寺を置いて二塁走者がわざとけん制を誘い、その隙に小野寺がホームインして同点に追い付くなど、見事でした。その後も何度かサヨナラのチャンスを作りましたが、ここ一番で福井も踏ん張り、決着がつかずでした。

 

選手の皆さん、本当にご苦労様です。両チームとも一歩もひかない素晴らしい試合でしたが、投手の球数が気になります。今の中継では、WBCのように投手の投球数が表示されるようになりました。どうせなら、高校生にこそ、球数制限をした方が良いと思いますけどね。

 

 

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ビデオ判定!

2017年03月22日 23時21分04秒 | プロ野球・高校野球

失点率など通常の野球の試合とは違うことが多いWBCですが、準決勝以降は本塁打以外にもビデオ判定が採りいれられていることも、その一つです。しかも、回数制限などがある「チャレンジ」ではなく、何度でもアピールできる点も、通常とは異なります。

 

今日の試合も、きわどいプレーではほぼすべてアピールがあり、ビデオ判定となりました。その結果、日本側に不利に判定が覆るケースが2回ありました。

 

一つは、松田のファインプレーからダブルプレーをとったプレーが、菊池の足が離れるのが早いと判定されたケースで、もう一つは、松田の内野安打がアウトと判定されたケースです。

 

日本にとっては不利な判定でしたが、ビデオを見ると確かにその通りでしたので、仕方のないところです。特に、菊池のプレーは結局点にはつながりませんでしたが、日本で普段慣習的にやっているプレーを改めるよい機会になるのではないかと思います。

 

一方で、山田の盗塁へのアピールは、判定が覆らずセーフでしたし、松田の一塁送球も判定通り、アウトのままででした。権利とはいえ、きわどいすべてのプレーをビデオ判定していたら、審判の存在意義とは何かと思ってしまいますし、試合の流れが途切れ、試合時間がいたずらに長くなります。回数制限など、何らかの改善が必要ではないかと感じます。

 

一方で、小林の盗塁阻止の送球にはアピールは入らず、走者も即座にベンチに帰りました。クロスプレーにぼすべてアピールが入る中、アピールがなかったという事実をみても、このプレーはとても価値の高いプレーだったと言えるでしょう。

 

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WBC準決勝アメリカ戦!惜敗!

2017年03月22日 18時56分50秒 | プロ野球・高校野球

今日は休みで、WBC観戦です。こういう時は、平日休みもラッキーです。しかし、ロサンゼルスには珍しい雨で、8時の試合開始が2時間以上遅れました。

 

今日の先発は、日本のエース菅野ですが、第2ラウンドでは調子がイマイチでした。今日はどんなピッチングを見せてくれるのかと少し心配でしたが、小雨が降り湿度が高い環境も味方につけ、気合が入った素晴らしい出来でした。得意のスライダーなどの変化球だけではなく、要所要所で力のあるストレートをずばずば投げ込み、メジャーリーガーたちを手玉に取りました。

 

動きがあったのは、4回です。これまで数々の好プレーでチームを救ってきた名手菊池が、先頭打者の正面のセカンドゴロを弾いてしまいました。イレギュラーしたと言っていましたが、それほど大きな変化には見えず、菊池なら捕れたであろう球でしたが、正面の打球でどこかに油断があったのかもしれません。しかも悪いことに、弾いたボールは後ろに大きく転がり、二塁進塁を許してしまいました。これまでチームを救ってきた菊池に応えるためにも、ここは無失点で切り抜けたかったですが、菅野も数少ない失投がここで出て、スライダーが甘く入ると、レフト前に打たれて、先制点を与えてしまいました。

 

嫌な展開ですが、その後の菅野は立ち直り、5回、6回としっかり締めます。特に、6回は先頭打者にヒットを許すも、小林が盗塁を刺してピンチの芽を摘むと、二死から4番打者の外角低めにずばっとスレートを決めて、バッテリーも打者も誰もが納得の見逃し三振にとり、流れをぐっと引き寄せます。すると、その裏、エラーをした菊池が右方向におっつけて値千金の同点ホームランを放ちました。右翼手が絶妙なタイミングでジャンプしたので、一瞬捕られたと思いましたが、その少し上を越えてスタンドに入っていました。菊池選手の中で、あのエラーは消えないでしょうが、見ているファンにしてみれば、自分でミスを帳消しにする一打でした。

 

しかし、試合はここから難しくなります。日本は、絶好調千賀を投入し、自慢のストレートとフォークで、三者連続三振にとりますが、アメリカも次々にメジャーのセットアッパー、クローザーを投入し、日本を封じます。アメリカの投手は、それぞれが投球フォームもユニークなら、日本のようにキレイな球筋の球を投げる投手もおらず、左右上下に動く厄介な球ばかりで、日本は手を焼きます。

 

そんな中、8回表です。好事魔多し、とでも言うのでしょうか。千賀が先頭の脅威の8番スタントンを4者連続三振で一死として、若干油断があったでしょうか。後続に連打され、二三塁のピンチを迎えます。日本は満塁策ではなく、内野が前進守備でバックホーム体制です。そこへ次打者は、狙い通りの三塁ゴロ!バックホームで二死と思った瞬間、何と松田選手がファンブル。すぐに拾い上げますが、既にホームは間に合わず、瞬時に切り替え、一塁アウトとしましたが、試合終盤で非常に痛い失点となりました。

 

その裏、ラッキーボーイ小林に代えて内川。外に逃げる球もしっかり追いかけライト前に転がします。1番山田がしっかり送ります。菊池は三振で倒れるも、青木が粘って四球を選び筒香につなげます。今大会青木の調子はイマイチですが、今日も2四球を選ぶなど、自分に出来るやり方で貢献しています。そして、今日一番の山場で4番筒香です。超変速フォームの投手ですが、最後甘く入ってきた球を捉えて、ライトに飛んだ当たりは、角度的には「行った~」と思いました。が、しかし、微妙に動く球にわずかに芯をはずされたのか、ライト定位置のフライとなりました。たられば、はないのですが、もしも、ここでしっかり捉えていれば、と思いたくなります…。残念。

 

続く9回表、日本も平野、宮西、秋吉と惜しげもなく投入し、ゼロで抑えて流れを持ってこようとしましたが、8回の攻防がやはり肝だったようで、 裏の日本の攻撃は、中田、坂本、松田があっさりと倒れ、ゲームセットとなり、2大会連続のベスト4で終わりました。

 

選手たちはこれまで7試合全力を尽くしましたし、ミスをした選手を責めることは出来ませんが、これだけのレベルの選手たちが、ギリギリの戦いをする舞台では、ミスをした方が負けるというのは紛れもない真実のように思います。それと、メジャー仕様の動く球をどのように攻略するのか。これが次の大会に向けての日本の課題のように思います。

 

負けはしましたが、今回も熱い戦いを見せてくれた侍ジャパンに拍手です

 

 

 

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インフルエンザ。

2017年03月18日 10時33分29秒 | 管理人のこと、雑感

水曜日の朝起きると喉が痛かったですが、それ以外は別に何ともなかったので、普通に出社しました。昼ごろに少し寒気がしたので、健康管理室で熱を計ると37.2℃の微熱でした。それでも帰るほどの状態でもなかったので、普通に仕事をして、少し早めに会社をあとにしました。家に帰って熱を計ると、38.1℃でしたが、寝込むほどではないので、WBCのイスラエル戦を観戦してから寝ました。

 

すると、夜中の3時過ぎに目が覚めました。ちょっといつもと様子が違うので、熱を計ってみると、39.2℃でした。これ以降はとても寝ていられず、布団の中でただ朝になるのを待ちます。途中、何度か熱を計りましたが、39.8℃、39.6℃と一向に下がる気配はありませんでした。

 

朝になっても熱は下がらず、39.5℃前後を行ったり来たりでした。この日は幸い休みだったので、朝一で医者に行くこと決定です。いつもいく近所の内科は定休日だったので、めじろ台の医院にいきました。8時半から受付だと思って行ったら、8時45分からだったので、車内で待っているうちに受付は2番目になってしまいました。また、外来以外の予約の方なのか数名の方の診察が先にあり、診察は9時20分くらいでした。症状を話し、ちょっとした問診があり、インフルエンザの簡易検査です。

 

10分ほど後、A型インフルエンザ陽性との判定を伝えられました。3年前の今頃、仕事中に急に寒気を感じたため、近所の医者に行くと38.7℃で、インフルエンザ検査をしたものの、発症して早すぎると陽性にならないということで、結局白黒はっきりしないまま、処方されたタミフルを飲んで熱が下がってしまったことがありました。そういう意味では、はっきりインフルエンザの陽性となったのは初めてだと思います。

 

今回処方されたのは、イナビルという粉末の吸入薬です。タミフル、リレンザよりも新しい薬で、ウイルスが増殖する喉に直接作用し、長時間効果が持続するため1回の服用で済むということで、もっとも効果的なのだそうです。

 

帰宅してすぐ10時頃に早速言われた方法で、吸入をしました。いくら特効薬と言っても、1~2時間でいきなり下がるわけでもなく、依然39℃台が続きます。39℃台の熱が出たのは、8年前の正月以来です。正月は仕事のことが多いのですが、この時はたまたま休みでした。かみさんと倅が帰省する中、娘が高校受験のため家で勉強するといったため、私も自宅で留守番をしていた時でした。正月2日夕方にいきなり熱が出ましたが、受験生の娘は「近寄るな」モード全開でとても看病をしてくれるどころではなかったので、熱をおして車を運転して娘の夕飯を買いに行き、その後自分でタクシーを呼んで保健センターに出かけ診察してもらって、またタクシーで自宅に戻り、自分で枕元に飲み物を用意したり、タオルや着替えを用意したりしました。39℃以上の熱で自分の自分の世話をいろいろやるのって、結構大変ですよね(ちなみに、この時もインフルエンザではありませんでした)。

 

今回も、仕事などで誰もいなかったので自分で車を運転して医者までいって、あれこれしましたが、10時間近く39℃以上の熱が続くとやはりちょっとしんどいですね。しかし、少し汗をかいて14時過ぎにはようやく38℃台に熱が下がり、少し楽になったせいか少しうとうとし、17時くらいに目が覚めた時には、汗ぐっしょりで熱は36℃台に下がっていました。さすがに特効薬です。

 

ということで、それ以降は、熱は下がったままですが、ずっと寝ていたせいか、熱のせいか、身体がちょっと痛いです。また、最初から痛かった喉の痛みもまだあって、完治とはいきません。それに自分では治ったと感じていても、体内にはまだウイルスが残っている可能性が高いので、出社出来ません。発症から5日間、解熱してから2日間が登校の目安で、大人もそれに準じるとのことです。私は、水曜日に発症しているので、水木金土日と休んで月曜日から出社する予定です。身体はほぼ元気になり天気も良いのに、外にも行けず、手持ちぶさたです。

 

 

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WBC第2ラウンド第3戦、イスラエル戦!

2017年03月15日 22時39分21秒 | プロ野球・高校野球

勝てば文句なしで準決勝進出ですが、負ければ失点率というわけの分からないものでどうなるか分からない大事な試合です。

 

風邪気味だったので早めに帰宅しましたが、5回で0対0のままです。千賀がナイスピッチングだったようですが、日本も無得点で重苦しい展開です。

 

そして、風呂からあがると大歓声がするので、慌ててテレビを見てみると、バックスクリーン右にボールが跳ねるところでした。4番筒香の先制ホームランでした。まさに、重苦しい空気を切り裂く一打でした。

 

これで球場の空気が一変しました。続く内川は四球、坂本のセンター前ヒットで一三塁。鈴木の5ゴロに内川が飛び出し一死となるも、まだ一二塁のチャンス。松田が高めの変化球をすくい上げると、左翼フェンス直撃で、この回2点目。9番小林のボテボテの投ゴロの間に3点目。さらに、一塁送球がそれて小林もセーフ。しかし、一塁手をよけた小林がフェアグランドに入ってしまい挟まれるが、一塁手が飛び出した三塁走者松田を刺しにいき、オールセーフ。どこかの学童野球のようです。1番山田は敬遠で満塁。続く菊池は、しぶとく一二塁間をやぶり、4点目。青木死球で5点目。一巡して筒香、内川が倒れチェンジとなりましたが、ビッグイニングとなりました。

 

さらに8回には、青木の二塁打、筒香敬遠の一二塁から、内川が三塁線を破る二塁打でダメ押しの6・7点目を入れました。さらに松田もタイムリーで8点目です。

 

そして、9回表は満を持しての牧田です。しかし、この日は牧田が誤算でした。先頭を四球で出すと連打を浴びて、この試合初失点を許します。まだ7点差があるとはいえ、野球は終わるまで何があるか分かりません。一死はとったものの、次打者は投ゴロからダブルプレーを焦り、悪送球で満塁としてしまいます。これまで鉄壁を誇った侍ジャパンの守備で初めての綻びです。次打者には、レフト線を破られ、3対8。なおも二三塁。浅いセンターフライで二死。これであと一つ。そして、最後は三振で、ゲームセットとなりました。

 

こうしてみると、8回のダメ押しが大きかったです。あの3点がなければ、3対5でしたし、そうなればまた違った結果になったかもしれません。そして、四球とエラーは怖いということを改めて実感です。四球やエラーは、どちらかだけでも点につながることが多いですが、ダブルになったら、まず確実に点につながるということです。

 

さて、これで全勝で準決勝です。これまでの課題を反省し、チームの結束を強めて、いざアメリカへ!ですね!がんばれ、侍ジャパン!

 

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WBC第2ラウンド第2戦、キューバ戦!

2017年03月14日 23時08分00秒 | プロ野球・高校野球

第1ラウンドで快勝した相手とはいえ、かつての最強豪国で、負ければ後がないキューバも、簡単には勝たせてくれません。

 

会社を早めにあがり、車中で試合経過を見ながらの帰宅です。折角、山田のホームランで先制しながら、エース菅野の調子がイマイチで、すぐに逆転されます。そして、4番筒香のチームバッティングなどで追い付くものの、すぐに次のイニングで勝ち越される非常に嫌な流れが三度続きました。

 

そして、6回、松田の振り逃げから掴んだチャンスに、今大会のラッキーボーイ小林誠司のタイムリーで追い付くと、7回表を松井裕樹がピシャリと抑えて、ようやく本日の負の連鎖を断ち切ります。

 

こうなれば、日本に流れが来てもいいところですが、日本もロングリリーフのキューバの抑えを掴まえることが出来ません。

 

そして、8回。松田がエラーで出塁し、秋山が左中間ヒットで一三塁とすると、ラッキーボーイ小林に代えて、代打内川。粘って、ライト線に深いフライを打ち上げ、犠牲フライとして、山田の先制ホームラン以来ようやく勝ち越し。そして、球場が騒然とする中、それまで制球が良かったキューバ投手の球がど真ん中へ。これを山田が見逃すはずもなく、レフトスタンド中段に2ランを打ち込み、ほぼ試合を決定づけました。

 

最終回は、オランダ戦に続き牧田が登板です。激闘のオランダ戦を抑えた自信か、まったく危なげなく、まさに「手玉にとる」といった表現がぴったりの投球で、ぴしゃりとしめてゲームセットとなりました。

 

オランダ戦の石川、キューバ戦の菅野と、先発が崩れる展開は、想定外ですが、それでも勝てるようになったところに、日本代表のチ-ムとしての成熟を感じます。まだ、決勝ラウンド進出が決まったわけではありませんが、こうした厳しい戦いを通して、チームをより成熟させてほしいですね。がんばれ、侍ジャパン!

 

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WBC第2ラウンド初戦、オランダ戦!タイブレークの末の勝利!

2017年03月13日 23時53分39秒 | プロ野球・高校野球

19時過ぎに始まり、試合終了が何と終電間際の11時50分過ぎと、4時間46分の激闘でした。手に汗握る展開に、一人スポーツバー状態でお酒が進み、試合終了後も勝利の余韻に浸りながら飲み続けた結果、今朝は自宅で軽い二日酔い状態でした。お恥ずかしい限りです

 

しかし、屈指のメジャーリーガー5人に、ソフトバンクのバンデンハーク、ヤクルトのバレンティンを擁するオランダは本当に強く、しびれる展開で5時間近くもダレた感じは一切なしでした。

 

中田の3ランなどで4点取つて、バンデンハークを早い段階で攻略した時には、楽勝かと思いました。しかし、しかし、です。オランダもバレンティンの左翼ポール直撃の2ランで追いつくなど、勝ち越しては追い付かれる、本当にピリピリした展開でした。それでも、楽天・嶋の故障離脱で今大会正捕手の座につき打撃も好調の小林誠司がしぶとくセンター前に運んで1点を勝ち越すと、惜しげもなく投手を投入する総力戦で守りにいきました。中でも、千賀、増井の投球は圧巻でした。

 

そして、いよいよ9回。先発要員でもあった則本を投入です。上位打線相手ですが、当然ここで試合を終わらせる腹づもりです。そして、155kmの速球は威力十分で、2番からの好打順を三振で入りました。しかし、3番ボガーツに四球を与えると、バレンティンには右前に運ばれ一三塁のピンチ。5番は浅いレフトフライで本塁突入は許さず二死。あと一人!きっとここで終わりにしてくれる!誰しもそう思いました。が、しかし。6番スクープの当りは、7回に超ファインプレーを見せた菊池のグラブもわずかに届かず、センター前に運ばれ、無常にも同点に追い付かれました。。。昨年のプレミア12が少し頭をよぎりましたが、則本もここは踏ん張り、サヨナラは許さず、何とか延長に突入しました。

 

そして、延長では牧田が貫禄の投球をみせ、11回の無死一二塁からの史上初のタイブレークでは、筒香に代わって入っていた鈴木が送って二三塁から中田が値千金のタイムリーを放ち2点を勝ち越しました。しかし、相手も同じ条件ですから、2点は決して安全圏ではありませんでしたが、牧田がしっかりしめて、白熱した激闘に終止符を打ちました。

 

いやはや、見ている方も疲れましたが、本当に見る価値のある試合でもありましたそれは、何故か? 「最高の能力を持った選手たちが、真剣にゲームをするから」という単純な理由です。130試合以上(メジャーは160試合以上)をこなすレギュラーシーズンは、どうしても疲労も蓄積しますし、ケガなどをしないように、良くも悪くも「力を抜いた(手を抜いた)」プレーもあります。しかし、誇りを胸にプレーするWBCでは、一瞬たりともそうした瞬間がなく、それが観るものを魅了します。ピンチを逃れた時には、全員がベンチから飛び出て歓喜してナインを迎えます。それは、学童野球の無邪気な姿と何ら変わりません。

 

昨日の試合の瞬間最大視聴率は32%だったそうです。こうした試合もいつも出来れば、プロ野球も、ひいては高校野球も、中学野球も、学童野球も、もっと盛り上がるのだと思います。先に書きましたが、130試合以上をするので力を抜くのは仕方がないことなのでしょうか?かつての日本プロ野球の大スターのONは、オープン戦にもすべて出場していましたが、それについてこう言っていました。「選手には百何十試合のうちの一つかもしれないが、観に来ているお客さんにとってはその試合しかない。そこでお目当ての選手が出ていなかったら、どう思うだろうか(だから、主力選手は全ての試合に出るべきだ)」と。ケガをしない丈夫な身体を作り上げれば、こうしたONの姿勢を真似することは出来ると思うのですけどね。

 

イチロー選手や松井秀喜選手は、そうした系譜を受け継ぐ選手でした。しかし、その後それが途切れていたような気がしますが、最近は、筒香選手がそうしたオーラを出していますし、昨日も超絶美技を見せた菊池、トリプルスリー山田なども「見たい選手」となっています。今大会は残念ながら、故障で欠場しましたが、大谷翔平もそれこそON級です。こうした(観客に魅せる気持ちをもった)ON級の選手が少しでも増えると、野球はもっと盛り上がりますね。

  

 

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激闘!名古屋女子マラソンに、WBC第2ラウンドオランダ戦!

2017年03月13日 00時12分38秒 | プロ野球・高校野球

夜中までの激闘だったので、詳しくは書きませんが、WBCはやはり簡単ではありませんね。しかし、延長11回のタイブレークをよく制してくれました。

 

また、午前中の名古屋女子マラソンでは、22歳の初マラソン安藤友香選手が、2時間21分36秒の日本歴代4位、初マラソン1位という記録づくめで世界選手権代表の一発内定を決めました。これもすごかった。

 

しかし、明日の仕事に差し支えるので、詳しくは書けません。いやはや、すごい1日でした。

 

 

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ミラクル散ドラ! フェニックス散ドラ!

2017年03月11日 22時07分39秒 | 散ドラ諸君への喝!

といっても、散ドラの試合のことではありません。試合だったらいいんですけどね!

 

掲示板を見たら、2年目監督さんの投稿がありました。曰く、「卒団式後の新チームは、新6年生5人と妹軍団3人の8人のため、単独チームを組めないと思っていたら、卒団式の日に体験に来てくれた新5年生4人のうち3人が入団することになり、単独チームとしての存続がギリギリのタイミングで決定し、さらにY中の防災フェスタで新5年生と新2年生の兄弟が入団してくれ13名になりそうだ」とのことです。

 

試合ではありませんが、まさにミラクル散ドラ!フェニックス散ドラ!ですね。

 

しかし、これも偶然、幸運ではないかもしれません。2年目ながら、倒産、もとい廃部寸前の散ドラを引き継ぎ、これまで数々の奇跡(?)を生み出してきた名監督です。幸運の星の下に生まれてきたのか、あるいは幸運を引き寄せる力があるのか。いずれにしても「持っている」ことは間違いありません。

 

学童野球界のカルロス・ゴーンと呼ばれる日も遠くないかもしれません!また、少人数の中、女子選手3名を率い、学童野球界のダイバーシティ、男女共同参画チームと呼ばれるかもしれません!

 

そんなことはともかく、まだまだ単独チームとして、ガンバレ新生散田ドラゴンズ!

 

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様変わりWBC!

2017年03月10日 22時40分34秒 | プロ野球・高校野球

通して観られていませんが、第4回ワールドベースボールクラッシックの第1ラウンドで、日本はキューバ、オーストラリア、中国に勝利し、第2ラウンド進出を決めました。勝星だけを見れば、他を圧倒しているように見えますが、内容はまだ万全ではありません。第2ラウンドに向けて、さらに調子をあげてほしいものです。

 

驚いたのはプールAですね。韓国、台湾、オランダ、イスラエルで争う組ですが、韓国は言わずと知れた日本のライバルで、第1回、第2回大会では、大会の歴史に残る激闘を演じました。台湾も、日本のプロ野球に数々の名選手を輩出した野球大国です。その両国が、第2ラウンドに進出できずに敗退しました。第2ラウンドに進んだのが、イスラエルとオランダです。なぜ、イスラエル?と思いましたが、ほとんどがユダヤ系アメリカ人ということで、実質アメリカチームです。オランダも、カリブ海のオランダ領キュラソー出身の選手が多く、実質メジャーチームです。強いわけです。

 

プールC、Dは、まだ始まったばかりですが、アメリカ、ドミニカ、メキシコ、プエルトリコなどが出てくるのかと思っていたら、メキシコがイタリアに大逆転で敗れる波乱があり、どうなるか分かりません。

 

いずれにせよ、メジャーの有力選手が不在、もしくは片手間だった初期の頃のように、日本や韓国で優勝争いをできる大会ではなくなってきています。しかし、こんな中で勝ち上がってこそ価値がありますし、代表チームを常設した意味もあるというものです。

 

少子化で選手減少が顕著な学童野球の底辺拡大のためにも、感動的な試合を見せてくれるといいですね!がんばれ、日本!

 

 

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