今年の目標は
シーズン初めに、挨拶する、きびきび動く、声を出すということをまずは目標にしようと言いましたが、これについてはどうでしょうか。これが出来れば自然に結果(成績)はついてくると言いましたが、結果からも分かるように、十分に出来たとは言えないでしょうね。もちろん、全然出来なかったとは言いませんが、キャプテン・副キャプテン以外は、元々おとなしい部員が多いので、個々には少しずつ出来るようになっていても、表面的には目立った変化としては見えなかったですね。おとなしい部員が多いからこそ、この目標が大切だということをもう一度かみしめよう!
チームづくりは
心構えの次の具体的なチームづくりでは、今年はシーズン初めからカズトが肩痛で戦線離脱したり、コウスケがヒジ痛で外野を守ったり途中離脱したりと、なかなかベストメンバーを組めなかったのが痛かったですね。要のバッテリーは、当初カズマとコウキが交互に行っていました。投手は責任が重いし、コウキも捕手を気に入ってやっていたので、なかなか良いと思っていたのですが、そのうちコウキが主に投手を務めるようになりました。個人的なハラハラとは別に、終盤戦にもそうしたのように二人で分担したら、もっと良かったのではないかとも思います。
野球の腕前は
成績の方は、Bチームが別組になったため、去年以上に振るいませんでしたが、昨年試合をたくさん経験出来たおかげで、エラーの数は去年より随分少なくなりましたし、とんでもないエラーも減りました。しかし、競った試合でもなかなかものに出来なかったのは、エラーにはならなくても、前に突っ込んでいかなかったり、お見合いしてヒットにしたことも影響していると思います。もっと積極的にプレー出来ればもっと良かったと思います。また、走塁などはあまり上達しておらず、強豪チームに比べると見劣りしました。しかし、何といっても勝てなかった最大の原因は、打てなかったことですねえ~。最後の方になって、ようやく速い球、遅い球に合わせて工夫できるようなりましたが、それまでは振ったバットにボールが当たるのを運に任せるような振り方で、なかなか勝機が掴めませんでした。
小言ばかりと思うかも知れませんが、「満足したら成長はない」と思えばこその小言だと思ってください。人間の能力には当然違いがあります。誰もが松井選手や、松坂投手のようになれるわけではありません。しかし、松井選手や松坂投手のような選手の100の力が200になることも、少年野球チームの10の力が20になることも同じ価値があります。いろいろ小言を言わせていただいた散ドラ諸君ですが、みんな着実に成長した姿を見せてくれました。シーズン終盤には負けたとはいえ、しびれるような試合もありました。散ドラ諸君、今年一年お疲れ様でした。そして、来年の学長杯、そして、続く新シーズンがんばってください!