八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

東大野球部、勝利!

2016年04月18日 23時25分38秒 | プロ野球・高校野球

数年間にわたって勝利から遠ざかっていた東大野球部が約1年にようやく勝利をあげたのは、記憶に新しいところです(「いろいろ。。」)。

 

そんな東大野球部ですが、今季は久しぶりの勝利どころか勝ち点などの躍進が期待されています。その最大の要因は、故障が癒えた本格左腕・宮台投手の存在です。初戦の早稲田戦では、被安打4、13奪三振の好投を見せましたが、惜しくも0対1でサヨナラ負けを喫しました。それでもこの調子なら、今季初勝利もすぐと思わせる快投でした。

 

しかし、昨日の対明治大の初戦で、またしても0対1のサヨナラ負けを喫しました。どんなに好投しても、0得点では勝てないのが、野球です。宮台投手をもってしても勝てなければ、やはり東大は勝てないとなってしまってもおかしくない展開でした。

 

しかし、さすがに、この状況に奮起したのか、今日は逆に2対3でサヨナラ勝ちをして、宮台投手抜きで今季初勝利をあげました。宮台投手以外の選手も自信になったでしょうし、次にいよいよ宮台投手が勝利をあげれば、東大野球部が今季の台風の目となりそうです。

 

このブログで、「プロ野球選手になるのは、東大に入るより難しい」という表現を何度か書いていますが、「東大野球部がプロ予備軍がゴロゴロいる六大学で勝利するのは、プロ野球選手になるより難しい」と思います。がんばってほしいですね。

 

 

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ノブレス・オブリージュ! 何のためのスポーツか?

2016年04月08日 23時54分22秒 | スポーツ

noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)という言葉があります。「高貴さは義務を強制する」という意味のフランス語です。王族・貴族などの特権階級は、高い倫理観を持ち、社会的責任を果たすべきだという考え方です。だからと言って、こうした特権階級が許されるというわけではないと思いますが、図らずもこうした特権階級に生まれてしまった人が、こうした考え方を持つのは、意味のあることだったと思います。

 

スポーツ選手は、封建時代の特権階級ではありませんから、こうしたノブレス・オブリージュが求められるわけではありませんが、トップ選手は少なからず特別待遇を受けるわけですから、模範となる行動が求められるのは当然です。

 

そんな中、巨人の賭博問題に続き、バトミントンのトップ選手の違法賭博が発覚しました。桃田選手、田児選手は、メダルも期待された有望選手でしたが、リオ五輪への出場がほぼ絶望となりました。「若い選手の将来を断つべきではない(リオに出してやれ)」という意見も届いているようですが、それはやはり筋違いで、過ちを犯したら、まずはそれを償うべきで、その後再びチャンスを与えるべきです。選手のピークは難しいもので、今回を逃すと次に出られる保証はありませんが、それだけのことをしたのだということを思い知らなければいけません。

 

それにしても、ノブレス・オブリージュを持つことの何と難しいことでしょうか。スポーツのトップ選手は、その位置に登りつめるまでには、自らを律して誰よりも努力をしていたはずで、誰よりも高い倫理観を持つ能力があるはずなのです。にもかかわらず、トップに近づき道を誤ることのなんと多いことか。

 

こうしたことを見ていると、能力だけではなく、やはり教育の大切さを改めて感じます。巨人の賭博問題に関して松井秀喜さんが発言していましたが、その言葉は「ダメなものはダメ」と極めてシンプルでした。松井さんが賭博に手を染めることはとても想像できません。また、王貞治さんも同様です。二人は、私が最も尊敬する野球人ですが、それ理由はプレーだけではなく、その人間性にもあります。それは倫理観と言ってもいいと思います。スポーツはスポーツで、倫理観なんて精神論は関係ないという意見もあるかもしれませんが、倫理観は精神論とは違います。精神論は非合理的な考え方であり、倫理観とはぶれることのない考え方でむしろ合理的なものだと思います。

 

王さんも、松井さんも、親や指導者から厳しく教育されてきたということから、決してぶれることのない倫理観があるのだと思います。

 

こうしたことを見ると、本当につくづく教育の大切さを感じます。ここ最近報道を賑わしている、清原和博、巨人の賭博問題に関与した4選手、バトミントンの桃田、田児選手。彼らは、これまでにどのような教育をされてきたのか。もちろん、厳しく指導されてきた時期もあったでしょうが、本当の意味で、トップ選手がどうあるべきかの教育はされてこなかったのではないでしょうか。

 

ノブレス・オブリージュという言葉を聞くと、天皇陛下のことが真っ先に頭の浮かびます。天皇は特権階級などではなく、むしろ自由を奪われた存在という見方もあるくらい、とても大変な立場です。にもかかわらず、現在の天皇陛下が、フィリピン、グアム、サイパン、パラオなどの南洋の戦地に赴き、沖縄や広島などの国内の戦地に赴き、東日本大震災の被災地を見舞い、国民に寄り添おうとする姿勢は、本当に頭が下がる思いで、その倫理観にはただただ頭が下がります。

 

天皇陛下は、あまりに特別な存在で、教育をされた、普通の生活を送ってきたというよりも、自らの立場や戦争経験から自ら学んでこられたと思われますが、普通のスポーツ選手には、やはり教育の重要性を感じます。育成時代の指導者も、勝ち負けだけを指導するのではなく、しっかり人間的成長を考えるべきですし、トップ選手になってからも、協会などの団体が組織的に教育をしていくことが必要になってくるでしょう。

 

海外では、ドーピングなどが後を絶ちません。スポーツの勝敗が自らの人生に直結しているためですが、日本は、震災での冷静な対応が海外で驚愕されたように、その高い倫理観は大事にすべき長所です。しっかりとこうした倫理観を保ってほしいと思います。

 

 

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安全管理者研修!

2016年04月06日 23時26分35秒 | 管理人のこと、雑感

昨年は「防火・防災管理講習」というのを受講しましたが(「訓練も練習も同じ!」)、今日は「安全管理者選任時研修」というのを受講してきました。立場上、、安全管理者というのにならなければならず、なるためには、この研修を受講することが労働安全衛生法で必須条件だからです。

 

そして、その内容も労働安全衛生法で定められており、安全管理で3時間、危険性または有害性等の調査およびその結果に基づき講ずる措置等(リスクアセスメント)3時間、安全教育1.5時間、関係法令1.5時間で合計9時間という内容です。昼食時間や休憩時間もあるので、9時30分にスタートし、20時終了と、10時間30分の拘束時間でした。正直、長かったです

 

労働安全衛生法はもともと労働基準法の一部だったものが、内容が増えてきたために独立したのだそうです。そして、その労基法では、労働者の一日の労働時間は8時間を超えてはいけないと定められています(それを越えて働かせる=所謂残業をさせるには、労働者の過半数を越えるものと協定を結ばなければならないとされています)。

 

にもかかわらず、9時間の研修というのは、どうかと思いますけどね。しかも、研修内容は一部ディスカッションもあったものの、大半は講師が延々とテキストを解説をしていくというもので、かなりの苦行でした。晴れて安全管理者になったので、私はどうでもいいのですが、今後、お役目柄ならざるを得ない人たちのためには、改善したほしいと思います。しかし、役所のすることだから、無理でしょうね。

 

あ~疲れた。。

 

 

 

 

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この1ヶ月!

2016年04月02日 23時57分25秒 | 管理人のこと、雑感

散ドラを退団し、そして、人事異動で新たな部署に移ってから1ヶ月が経ちました。

 

仕事の方は、上司の意向もあって忙しさとは関係なく、土日はすべて出勤でした。そして、平日には会議やいろんな予定がどんどん入るので、結果的に休みは週1回という状況でした。まあ、それ自体は慣れれば、何てことはないのですが、大事なのは、新しい職場でいかに自分の存在価値を発揮できるかですね。

 

今回に限らず、異動すると、最初はいつも感じる戸惑いですが、やはりキャリアを積んで立場が変わってくると、少しプレッシャーが大きくなります。しかし、「人間できることしかできない」というモットーでやっていくしかありませんし、前任者や他の人と比べても仕方なく、自分のやり方でやっていくしかありません。

 

私生活の方では、散ドラを辞めたことに加え、ジョギングの方も事実上休止状態です。帰宅時間はそれほど遅くありませんが、走る気は起きず、休みの日も週1回の休みの午前中をジョギングで潰す気にもなれず、3月は結局まったく走っていません。いつか復活するかもしれませんが、当面は休止というところです。休みのうち一日は、娘の卒業式に行ってきました(と言っても、式自体に出たわけではなく、袴などの荷物引き取り係です)が、毎月そんな行事があるわけでもなく、私生活もこれから再構築ですね。

 

そんなこんなで本当は3月中に行くはずだった病院の検査に行けなかったため、今日初めて土曜日に休みをとって病院の検査に行ってきました。採血に、X線、診察、造影剤を点滴してのCT、術前外来の予約受付と、4時間コースでした。(一応手術はするものの)どこも悪くないのに、これだけ検査していると、本当に具合が悪くなりそうですが、あとは術前外来と6月の本番を待つだけです。こちらも新たな経験をすることで、心境の変化か何か得ることがあればいいのですが。

 

そして、この1ヶ月、スポーツの世界では、女子サッカー五輪最終予選敗退、読売巨人軍の高木京介投手の賭博関与問題、高校野球選抜大会、プロ野球開幕などの出来事がありました。

 

巷間で言われているように、女子サッカーは新しい選手を勝ち続けながら、新しい選手を発掘することの難しさがあったと思います。佐々木監督の功績は大ですが、やはり定期的に監督を交代することは、新しい選手を発掘する上でとても大事なことだと思います。

 

プロ野球選手の不祥事に関しては、何度か書いていますが、個人の資質の問題ももちろんあるものの、やはり球界としての取り組みが必要になると思います。キャンプ中の1日の研修会では、とても無理でしょう。18歳でもプロ野球選手は、一人の個人事業主ですから、自己責任ということになりますが、学生時代もアルバイトすらせず野球しかしてこなかった選手たちにいきなり自己責任は無理ですね。

 

選抜大会は今までもほとんど見られなかったように、今回もほとんどテレビ観戦もしていませんが、その行方には注目していました。対照的な2チームが躍進していたからです。1校は、今の野球少年は誰も知らないであろう水原茂の出身校である古豪高松商で、もう1校は熊本の新顔秀岳館です。高松商は言わずと知れた県立の雄で、選手も県内選手中心です。対する秀岳館は、ほとんどが県外選手のいわゆる野球留学校です。数年前に野球留学が問題になった際に、特待生は5名までとルールを定めたはずですが(「夏の高校野球抽選!」)、罰則規定はなく有名無実化していることを表わしています。以前にも書いたことですが、野球の上手な子たちがより高いレベルを目指して、甲子園に出場可能なチームを選択する気持ちはよく分かります。しかし、今回の秀岳館は、初戦のサイン盗みを注意される騒動に始まり、監督が率いていた大阪のボーイズ出身選手が主力となっており、しまいには監督自身の社会人時代の振る舞いが取沙汰される始末で、どう考えても、高校野球としてのまともな部活の域を逸脱しているとしか思えません。強豪校がプロ予備軍となっている現状まで否定するつもりはありませんが、あくまで「高校野球」としてやるのであれば、野球バカを生み出すのではなく、社会で通用する教育をすべきです。秀岳館でどのような指導をしているのか実際は分かりませんが、以上のプロセスを見るだけでも、相当の危惧を抱きます。高校野球界も真剣に改革をすべきではないでしょうか。

 

そして、プロ野球開幕です。不祥事問題で揺れ、戦力的にも、マイコラスが出遅れ、内海・阿部が二軍スタートとなり心配された巨人が好スタートを切りました。40歳の新人監督高橋由伸監督の新人らしからぬ落ち着き払った采配ぶりはさすがと思います。この40歳というのは、実は私にもいわくのある年齢で、人事部時代に最初に採用・教育した世代が高橋由伸と同じ40歳の世代なのです。実力勝負のプロ野球の世界でも、40歳で監督というのは難しいと思いますが、私が採用・教育した世代でも、この春かなり大きなポジションを任された人がいます。その彼も、たぶん悪戦苦闘しながらでしょうけども、この3月は順調なスタートを切りました。やはり、若い人に任せるということもとても大事なことですね。パシフィックでは、何と言っても日本ハムの大谷翔平選手が最注目でしたが、圧倒的な力を示していた投手で2戦勝ちがなく、昨年低迷した打撃で早くも2本塁打と、違った意味で注目を集めましたね。開幕前の騒動はありましたが、今年もプロ野球も面白くなりそうです。そして、私は、今年からは横浜DeNAベイスターズを応援しなければです!

 

今後も、時折戯言をつぶやくかもしれませんので、おつきあいして下さる方はよろしくお願いいたします。

 

 

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