散ドラを退団し、そして、人事異動で新たな部署に移ってから1ヶ月が経ちました。
仕事の方は、上司の意向もあって忙しさとは関係なく、土日はすべて出勤でした。そして、平日には会議やいろんな予定がどんどん入るので、結果的に休みは週1回という状況でした。まあ、それ自体は慣れれば、何てことはないのですが、大事なのは、新しい職場でいかに自分の存在価値を発揮できるかですね。
今回に限らず、異動すると、最初はいつも感じる戸惑いですが、やはりキャリアを積んで立場が変わってくると、少しプレッシャーが大きくなります。しかし、「人間できることしかできない」というモットーでやっていくしかありませんし、前任者や他の人と比べても仕方なく、自分のやり方でやっていくしかありません。
私生活の方では、散ドラを辞めたことに加え、ジョギングの方も事実上休止状態です。帰宅時間はそれほど遅くありませんが、走る気は起きず、休みの日も週1回の休みの午前中をジョギングで潰す気にもなれず、3月は結局まったく走っていません。いつか復活するかもしれませんが、当面は休止というところです。休みのうち一日は、娘の卒業式に行ってきました(と言っても、式自体に出たわけではなく、袴などの荷物引き取り係です)が、毎月そんな行事があるわけでもなく、私生活もこれから再構築ですね。
そんなこんなで本当は3月中に行くはずだった病院の検査に行けなかったため、今日初めて土曜日に休みをとって病院の検査に行ってきました。採血に、X線、診察、造影剤を点滴してのCT、術前外来の予約受付と、4時間コースでした。(一応手術はするものの)どこも悪くないのに、これだけ検査していると、本当に具合が悪くなりそうですが、あとは術前外来と6月の本番を待つだけです。こちらも新たな経験をすることで、心境の変化か何か得ることがあればいいのですが。
そして、この1ヶ月、スポーツの世界では、女子サッカー五輪最終予選敗退、読売巨人軍の高木京介投手の賭博関与問題、高校野球選抜大会、プロ野球開幕などの出来事がありました。
巷間で言われているように、女子サッカーは新しい選手を勝ち続けながら、新しい選手を発掘することの難しさがあったと思います。佐々木監督の功績は大ですが、やはり定期的に監督を交代することは、新しい選手を発掘する上でとても大事なことだと思います。
プロ野球選手の不祥事に関しては、何度か書いていますが、個人の資質の問題ももちろんあるものの、やはり球界としての取り組みが必要になると思います。キャンプ中の1日の研修会では、とても無理でしょう。18歳でもプロ野球選手は、一人の個人事業主ですから、自己責任ということになりますが、学生時代もアルバイトすらせず野球しかしてこなかった選手たちにいきなり自己責任は無理ですね。
選抜大会は今までもほとんど見られなかったように、今回もほとんどテレビ観戦もしていませんが、その行方には注目していました。対照的な2チームが躍進していたからです。1校は、今の野球少年は誰も知らないであろう水原茂の出身校である古豪高松商で、もう1校は熊本の新顔秀岳館です。高松商は言わずと知れた県立の雄で、選手も県内選手中心です。対する秀岳館は、ほとんどが県外選手のいわゆる野球留学校です。数年前に野球留学が問題になった際に、特待生は5名までとルールを定めたはずですが(「夏の高校野球抽選!」)、罰則規定はなく有名無実化していることを表わしています。以前にも書いたことですが、野球の上手な子たちがより高いレベルを目指して、甲子園に出場可能なチームを選択する気持ちはよく分かります。しかし、今回の秀岳館は、初戦のサイン盗みを注意される騒動に始まり、監督が率いていた大阪のボーイズ出身選手が主力となっており、しまいには監督自身の社会人時代の振る舞いが取沙汰される始末で、どう考えても、高校野球としてのまともな部活の域を逸脱しているとしか思えません。強豪校がプロ予備軍となっている現状まで否定するつもりはありませんが、あくまで「高校野球」としてやるのであれば、野球バカを生み出すのではなく、社会で通用する教育をすべきです。秀岳館でどのような指導をしているのか実際は分かりませんが、以上のプロセスを見るだけでも、相当の危惧を抱きます。高校野球界も真剣に改革をすべきではないでしょうか。
そして、プロ野球開幕です。不祥事問題で揺れ、戦力的にも、マイコラスが出遅れ、内海・阿部が二軍スタートとなり心配された巨人が好スタートを切りました。40歳の新人監督高橋由伸監督の新人らしからぬ落ち着き払った采配ぶりはさすがと思います。この40歳というのは、実は私にもいわくのある年齢で、人事部時代に最初に採用・教育した世代が高橋由伸と同じ40歳の世代なのです。実力勝負のプロ野球の世界でも、40歳で監督というのは難しいと思いますが、私が採用・教育した世代でも、この春かなり大きなポジションを任された人がいます。その彼も、たぶん悪戦苦闘しながらでしょうけども、この3月は順調なスタートを切りました。やはり、若い人に任せるということもとても大事なことですね。パシフィックでは、何と言っても日本ハムの大谷翔平選手が最注目でしたが、圧倒的な力を示していた投手で2戦勝ちがなく、昨年低迷した打撃で早くも2本塁打と、違った意味で注目を集めましたね。開幕前の騒動はありましたが、今年もプロ野球も面白くなりそうです。そして、私は、今年からは横浜DeNAベイスターズを応援しなければです!
今後も、時折戯言をつぶやくかもしれませんので、おつきあいして下さる方はよろしくお願いいたします。