八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

第99回全校高校野球選手権大会閉幕!

2017年08月23日 18時04分15秒 | プロ野球・高校野球
昨日の準決勝では、東海大菅生は残念でした。9回に追いついた時には、今大会の流れでは行けるかと思いましたが、花咲徳栄に軍配が上がりました。残念!

もう一試合は、広陵の中村奨成選手が本塁打を2本放ち、あっさり清原の大会本塁打記録5本を抜き去り、歴史を作りました。

そして、今日の決勝では今大会を象徴するような乱打戦で、14対4で花咲徳栄が埼玉県勢初の優勝となりました。

広陵の中村選手は、決勝でも3本のヒットを放ち気を吐きましたが、本塁打は出ず、6本にとどまりました。しかし、打高投低の今大会は、本塁打68本とこれまでの記録を8本も上回りました。

その結果というか、原因というか、見方にもよるのですが、今大会では、桑田、松坂、ダルビッシュ、田中将、斎藤佑樹のような絶対的エースがおらず、各チームとも複数の投手が交代で投げ、安楽投手のような投げ過ぎ問題が起きませんでした。

それでも甲子園は大いに盛り上がりました。今大会の結果を、何とか投手の投げ過ぎ問題のヒントに出来たらいいですね。
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ベスト4!

2017年08月20日 22時08分23秒 | プロ野球・高校野球

もっとも面白いと言われる準々決勝ですが、打高投低の今大会を象徴するように、4試合とも空中戦となり、大会本塁打記録も更新しました。

 

三本松対東海大菅生戦は、東海大菅生の伸び伸び野球が継続し、1対9で快勝しました。エース松本投手も西東京大会決勝の早実戦よりも出来が良かったですね(高岡商戦は見ていないので分かりません)。やや心配なのは、前試合で好投した戸田投手が9回に登板しましたが、前試合よりキレがなかったことくらいでしょうか。

 

天理対明豊は、13対9で天理が勝利し、広陵対仙台育英は10対4で広陵が勝利しました。明豊、仙台育英とも最終回に意地を見せましたが、試合の流れとしては、天理、広陵に支配されていました。明豊、仙台育英とも、3回戦での劇的な勝利で達成感を得てしまったのかもしれませんね。

 

最後の花咲徳栄対盛岡大付属は、強打の花咲徳栄が10対1で勝利しました。

 

明後日の準決勝は、以下の通りです。

 

天理(奈良) 対 広陵(広島)

花咲徳栄(埼玉) 対 東海大菅生(西東京)

 

西日本対決、関東対決となり、翌23日の決勝は、東西対決となります。願わくば、東の代表は、東海大菅生になってほしいですね!

 

 

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ベスト8出揃う!

2017年08月19日 19時12分37秒 | プロ野球・高校野球

今日も1点を争う熱戦が繰り広げられ、ベスト8が出揃いました。

 

盛岡大付属対済美戦は、大会本塁打記録を更新しそうな今大会を象徴するかのように、両チーム満塁本塁打が飛び出し、中盤まで6対6の接戦で、終盤の7回裏に済美がまた本塁打で1点勝ち越し、勝負あったかに見えました。しかし、9回表に盛岡大付属は植田選手のこれまた本塁打で追いつきました。さらに10回表には1点勝ち越したあと、再び植田選手がバックスクリーンに3ランを叩き込み、勝負ありました。

 

続くは、花咲徳栄対前橋育英戦です。140km台を投げる投手を4人擁する前橋育英を、花咲徳栄がどう攻略するかがポイントでしたが、これまでの試合同様、花咲徳栄が初回に左腕丸山の立ち上がりを捉え、4点を先制し、これで試合の流れが出来てしまいました。前橋育英も序盤に2点を返すも、4回から登板したエース皆川が明徳義塾戦ほどの出来ではなく、追加点を許しました。10対4で花咲徳栄の完勝でした。

 

3試合目は、広陵対聖光学院です。聖光が先制、広陵が逆転、聖光が逆転、広陵が追いつくというように、この試合も1点を争う好ゲームでした。そして、4対4のまま7・8回は双方無得点のまま、最終回へ。広陵先頭打者が内野安打で出塁すると、打席には3番中村奨成。厳しい球で追い込んだ後の勝負球が高めに甘く入ると、中村選手はそれを見逃さずに鋭く振り抜くと、左翼上段への特大2ランとなり、これが決勝点となりました。失投と言えば失投でしょうが、逃さずに打った中村選手がすごすぎでしょう。これで13打数10安打10打点4本塁打だそうです。ドカベン以上です。

 

そして、最後が優勝候補大阪桐蔭対仙台育英です。仙台育英の左腕・長谷川、大阪桐蔭の右腕・柿木の息詰まる投げ合いになりました。両投手とも直球は140km前後ですが、球に力があり、ストレート・変化球とも制球が良く、会心の当りを許さず、試合は終盤8回に。表の大阪桐蔭は、3番山本ダンテ武蔵がレフト線への会心の当りで二塁打、続く4番中川は詰まりながらも、レフト前に運び、遂に待望の先制点です!裏、仙台育英も二死から四死球でチャンスを掴むと、鈴木のレフト前ヒットで二塁走者長谷川が本塁突入するも、レフト山本からの好返球で本塁憤死で同点ならず。試合の流れは、大阪桐蔭に傾いたかに見えました。そして、運命の9回裏、仙台育英の3・4番がアウトとなり二死。いよいよ万事休すかの場面で、5番杉山がセンター前ヒット。そして、アウトになれば試合終了の場面で、まさかの二盗を成功させ、同点への執念を見せます。WBCでの鳥谷の盗塁を思い出させます。そして、続く渡部はストレートの四球で一二塁。逆転のランナーですが、まだまだ劣勢の仙台育英。そして、続く若山はショートゴロ!!本当に万事休す!!が、しかし、本当に野球は何が起こるか分からない。二塁フォースアウトでも良かったが、一塁送球。アウトかと誰もが思い、打者走者の若山もヘッドスライディングをしたまま動きません。しかし、塁審は手を大きく広げ、セーフの判定。一塁中川が捕球時ベースを踏んでおらず、踏み直したものの間に合いませんでした。若山は本当に行き返ったように、ベース上で何度も何度も深呼吸です。そして、二死満塁で迎えるは、途中出場の馬目。押せ押せムードはあるものの、これまでの流れも見ていると、まだ桐蔭有利と思われました。が、しかし、馬目の一打は、仙台育英初の完璧な当たりの左中間二塁打となり、まさかまさかのサヨナラ勝ちとなりました。いや~、本当に野球は終わるまで何が起こるか分かりませんね!

 

これでベスト8が出揃い、明日の準々決勝は、以下の顔ぶれとなりました。

 

三本松(香川) 対 東海大菅生(西東京)

天理(奈良) 対 明豊(大分)

広陵(広島) 対 仙台育英(宮城)

盛岡大付(岩手) 対 花咲徳栄(埼玉)

 

明日も激戦となりそうですね。

 

 

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ベスト8をかけ、16強激突!

2017年08月18日 19時14分58秒 | プロ野球・高校野球

雨で2日間順延となったので、ようやく今日からベスト8をかけた16強の激突です。ここまで勝ち抜いてきたチームは、やはり力が拮抗しており、手に汗握る展開になりますね。 

 

天理 対 神戸国際大付属

終盤神戸国際大付属が毎回スコアリングポジションにランナーを送り、サヨナラのチャンスを掴むも、天理のエース碓井は丁寧にコーナーを突き、毎回ピンチを切り抜ける。

 

すると逆に、延長11回表、天理が二塁打で追加点のチャンス。すると、二死ながら7番安原を二打席連続敬遠。確かに、7番と8番は体格に差があり、打力は明らかに違う感じです。しかし、二打席連続敬遠で自分と勝負という状況に燃えないはずがありません。8番山口は何とか食らいついて、センター前に落とし、遂に天理が勝ち越しました。そして、裏は碓井が三者凡退で神戸国際大付属を退け、ベスト8進出を決めました。

 

神戸国際大付属は押していましたが、伝統校の粘りに屈しました。

 

神村学園 対 明豊

明豊が序盤から着々と加点し、これは明豊の勝ちだと思っていたら、8回表に1点、9回表に3点を入れて、神村学園が追い付きました。こうなると、追い付いた神村学園に勢いがあります。

 

神村学園の3番手金城は、人を食ったようなスローカーブ、落ちるスライダー、フォークに時折キレのあるストレートを交えて的を絞らせません。

 

一方、明豊の2番手溝上は、制球がやや頼りなく度々ピンチを迎え、12回表には安打、四球、死球で一死満塁の最大のピンチを迎える。続く9番金城はスクイズを打ち上げ二死までこぎつけるも、1番後藤が意表を突く、一塁線のセーフティバント。これが絶妙で投手溝上が追いすがるもなかなか捕球できず、俊足後藤が一塁を駆け抜ける。さらに、溝上の一塁送球が悪送球となり、痛恨の3失点!

 

ちなみに、少年野球に携わっていたものとしては、ここはアピールしても面白かったかもしれません。いつかの阪神西岡ほど明らかではありませんでしたが、後藤選手がファウルラインの僅かに内側を走っているように見えなくもありませんでしたので(そもそも、これはアピールプレーにはならないか?)。

 

これで勝負あった!と誰もが思ったはずです。当然、私も思いました。それほど見事な後藤選手のバントと痛すぎる3失点でした。

 

しかし、野球は何が起こるか本当に分かりません。12回裏、金城が簡単に二死をとったあと、松谷、吉村に連続ヒットを打たれると、代打三好にはストレートの四球で満塁。続いて暴投で1点を許し、8対6。球場がざわついてくるような雰囲気です。次打者管が叩きつけると、ボールは大きく弾んで三塁手の頭を越え、二者が還り、8対8の同点。後続も投手強襲安打、四球で再び満塁となり、迎えるは、今日ホームランを打っている浜田。しかも、いきなり3ボール!これはもう押し出しかと思われたが、続く2球は外角ギリギリにストライク。気持ちが切れてもおかしくない展開で、投手金城もなかなかの精神力です。ここまで、浜田は1球も振らずに、運命の6球目!それまでの2球と同じような外角ギリギリの良い球でしたが、ストライクのコールはなく、呆気ない幕切れとなりました。

 

ちなみに、この最後の球は、キャッチャーが捕球時にミットをとりこぼしました。もしこれが、ビシッとキャッチングしていれば、ひょっとしたらストライクとコールされたのではないか、とも思ってしまいます。野球とは、本当に何が起こるか分からず、いろんな綾があり、面白いものですね。

 

青森山田 対 東海大菅生

そして、第4試合に我らが西東京代表東海大菅生が登場です。

 

東海大菅生は西東京大会の呪縛から解き放たれたかのように、伸び伸びと打ちまくりました。 西東京大会で3年連続準優勝に終わり、目標を甲子園出場ではなく、甲子園優勝としたそうですが、それが大言壮語と思えない猛打でした。3番小玉は送りバント失敗からバックスクリーンにホームランを打つわ、4番片山は右中間中段に打つ込むなど、チーム全体でも19安打9得点でした。

 

投げる方でも、背番号11の2年生戸田が球速以上にキレのある140km前後のストレートとキレのあるスライダーでまったく危なげなく1失点で完投でした。初戦先発のエース松本も温存できました。

 

ホントに貫禄勝ちでのベスト8です。

 

対する青森山田も負けはしましたが、立派でした。私は県外勢中心のチーム編成と思っていたのですが、2011年の不祥事以降方針を変えて、今大会も中心メンバーはほとんど青森県内出身なのだとか。今日も、中沢選手の今大会3本目のホームランなどで青森県は湧いたと思います。

 

初戦の高岡商、今日の青森山田の思いを背負って、次はベスト4だ!

 

今日のジョグ

朝のうちに、10km強のジョギング。市役所通りから秋川街道、浅川沿いに16号を越え、次の橋まで行って戻ってきました。まだまだ10km以上は走れない感じです。

 

 

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