今日は第61回全国高校駅伝大会でした(女子は第22回)。見られる時は見ているのですが、ここ一、二年は見逃していて、結構な変化があって驚きました。
まず、兵庫県代表と言えば、西脇工や報徳学園と決まっていて、どっちが出ても優勝候補というくらいレベルが高すぎる県ですが、その兵庫代表が須磨学園という聞いたこともない学校でした。しかし、兵庫代表になっただけあって、予選タイムはトップで優勝候補となっていました。
その実力通り、花の1区では須磨学園がトップで通過し、2区でもトップを守りました。しかし、3区で波乱が起きます。これも驚いたことの一つですが、世羅(広島)が小林(宮崎)などと並ぶ古豪であることは知っていましたが、県立高校でありながら、ケニアの留学生を受け入れて強化をしていることは知りませんでした。で、昨年も留学生の活躍もあって優勝をしたそうです。そして、今年も3区で留学生のチャールズ・ディランゴが区間記録に1秒に迫る圧倒的な走りでトップに立ちました。一方、須磨学園は3区がブレーキとなり、9位に落ちてしまいました。
で、昨年同様、世羅が外国人留学生の貯金を守り切って優勝かと思われましたが、ここでまたドラマが起きました。エース級が1区、3区、4区に集まり、多くのチームは後半選手が手薄になってきますが、鹿児島実業は6区、7区にも力のある選手が揃い、ジワジワと追い上げると、最終7区の残り1kmで首位世羅に並ぶと、ピタリと後ろについて、競技場に入ってのトラック勝負できっちりスパートして、大逆転を果たしました。
外国人留学生のようなスーパーエースもいない代わり、須磨学園のようにブレーキとなる区間も出さず、全員が力を安定して発揮したことが勝因ですね。やはり、駅伝はチームスポーツだということを再認識させられます。
そう言えば、八王子夢街道駅伝も今度の大会が第61回ということでした。レベルは違えど同じ歴史があるということで気が引き締まります。また、大会要領をよく読むと、参加資格として「5km22分30秒で走破できる者」とあります。私は辛うじて資格がある程度で、気持ちが萎えてきます。ブレーキにならないようにしないと…。
駅伝が終わってからは、年末恒例の有馬記念を見ました。私は競馬はやりませんが、有馬記念はオールスターですから、気が向けば見るようにしています。今年の一番人気は、当然ブエナビスタです。なかなかコンディションが安定しない牝馬の中では珍しく安定感があり、抜群の末脚が持ち味だそうです。で、レース展開はまさにその通りの展開になり、二番人気のヴィクトワールピサが先に動いて逃げるところを、大きく離れていたブエナビスタが猛烈な追い込みで差し切ったかにも見えましたが、スローでも判断がつかず、写真判定の末、ヴィクトワールピサの勝利となりました!競馬ファンでなくとも、興奮する劇的な勝負でした。
実力が拮抗した名勝負こそ、スポーツの醍醐味ですね!
今日のジョグ
山田駅の方から北野街道に抜けて、北野駅近くの16号バイパスで左折、甲州街道まで北上し、甲州街道を左折、大和田橋から浅川沿いを走り、陵南大橋を左折し、万葉けやき通りを帰ってきました。
18.5km 1時間49分28秒