戦後米軍が旧立川飛行場として使用していた立川市と昭島市の両市に跨る「立川基地跡地」の内、180haを現在及び将来を担う国民が自然的環境の中で健全な心身を育み、英知を養う場にのコンセプトのもと開設された日本の国営公園の「昭和記念公園」がある。敷地面積はなんと東京ドーム39個分(180ha)、開園は1983年10月、2015年度来園者数は800万人、開園以来8000万人を超える人気の公園でその魅力はなんといっても広大な敷地の中に林あり、森あり、季節の花で彩られそれこそ自然を満喫、施設も充実している。園内はには日本庭園、盆栽園、こどもの森、霧の森などがある「森のゾーン」、開放感に満ち溢れる場で、多目的広場として野外コンサート、みんなの原っぱと呼ばれる園内でもっとも広い場所が「広場ゾーン」、ボートが楽しめる水鳥の池、バードサンクチュアリーや花木園、首都圏最大級の9つの本格的なプールをもつ「水のゾーン」、愛犬と遊べる広場がある「展示施設のゾーン」、いろいろな展示会が開催される「みどり文化ゾーン」の5つのゾーンに分かれている。首都圏最大級の面積を誇る公園は1日で回りきれない広大であるが、その中に春夏秋冬移りゆく「自然」や「季節の花々」のドラマを見ることができる。束の間ではあるけどあわただしい時をそして喧騒さを忘れさせてくれるエリア、空間であった。(1610)














