相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

崎姫や香沼姫達の菩提寺「栖龍山高長寺」

2016-10-25 19:59:39 | 寺院
小田原市城山に崎姫や香沼姫達の菩提寺となる曹洞宗寺院「栖龍山高長寺」はある。明治時代に横浜監獄小田原分署幼年監が設置された際に用地内にあった小田原北条時代(1500年頃)に創建の「高源院」と現在地にあった「長吉寺」が合併し一文字ずつ取り「高長寺」と改称した経緯がある。小田原駅より線路沿いに数分進むと銅板葺き薬医門形式の「山門」前に着く。山門前には当寺の縁起案内と石柱がある。山門の右にはの「地蔵堂」が建っている。「山門」を抜けると長い石畳の参道の先に銅板葺き入母屋造り屋根平入り「本堂」がある。藍鼠色に着彩された軸組に軒桁と細い飛貫の隙間に換気格子を嵌めて精巧な造りの高さ窺える。季節ではないが境内にある「白木蓮」の大木は市の天然記念物である。また裏手の墓所には近代浪漫主義文学の先駆者「北村透谷の墓」と文政年間に日本最後の公許による仇討ちを果たした「浅田兄弟の兄・鉄蔵の墓」があることで知られている(。1610)










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小田原の老舗「だるま料理店」で舌鼓

2016-10-25 16:09:06 | グルメ
小田原市本町に一階正面玄関の唐破風は瓦葺きで破風に見事な彫り物が施され重厚感がある店構えはこの通りにあってひと際目を惹く造りで、東側の二階客室窓の肘掛を支える連なった持送りや彫物、そして階下の銅葺屋根のついた黒塀はいかにも老舗の風情を醸し出し主屋は建設年代や意匠から小田原市街の町並を代表する建造物のひとつとして国登録有形文化財に登録の「だるま料理店」はある。地元の網元だった廣澤仁三郎が創業した料理店で創業は明治26年、120ねんの歴史を有する。二代目(吉蔵)るがブリの豊漁で得た資金をもとに再建今日に至る。食堂入口(玄関)前には等身大の「だるまさん」と「おかめさん」の像がある。11時開店一番乗りであった。早速相模太夫は「天重」、連れは「達摩Aセット」(天丼と刺身)をオーダーへ!特注ごま油100%で揚げたかき揚げ、天麩羅は風味抜群でさすがに美味しい。舌鼓を打ちあっという間に平らげてしまった。11:30というのに一階テーブルは満席の人気、繁盛ぶりである。(1610)












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