明日から11月、朝夕冷え込みも増しすっかり秋深くなってきた。ここ新磯では毎年恒例の「第8回 ざる菊花見会」開催中で今日で7日目を迎えている。今夏の天候の影響からか先週半ばは黄色だけであった。いつもより開花が遅れているようだが、今日は1300株ある「ざる菊」の中でほぼ見ごろを迎えている黄色を中心に赤色のざる菊も咲き始め少しずつではあるが今年の全体デザイン、菊柄が少しずつお披露目となっているがまだ半分くらいである。ざる菊の入場門も設置され、周りには鉢植えの菊が飾られ、地元野菜販売のテントも用意され準備万端である。後は白色とピンクが加わればまさしくざる菊の華やかな競演となるのだが・・・。「花見会」の式典が行われる11/3頃が見頃となるようである。(1610)
日光市に古来より修験道の霊場として崇敬され、式内社の社格で神下野国一乃宮「日光二荒山神社」はある。古くは「日光三社権現」と称され、創建は護恵運元年(767)、主祭神は二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命)。境内は国の史跡「日光山内」に包括されており、神が鎮まる霊峰として古くから信仰されてきた日光の二荒山=男体山、女峯山、太郎山の三つの山の神を指しここにも自然に生まれた「山岳信仰」が根底となっている。入り母屋造りの朱色の「楼門」、本殿正面の参道の大鳥居を潜ると眼前に朱色の「神門」、神に神楽を奉納する明治17年に建てられた単層入り母屋造り「神楽殿」、単層入り母屋造りの「拝殿」(正保年間造営で反り屋根造りの黒漆塗り銅瓦葺き)、徳川秀忠公が寄進した安土桃山様式の八棟造りの「本殿」(元和5年造営)とどれも重要文化材級の建造物群に魅入り目を見張る。宇都宮にも二荒山神社がある。(1610)