相模原市南区新戸に建長寺末寺で曹洞宗寺院「萬年山長松禅寺」はある。足利氏満が開基となり室町時代に創建、本尊は薬師如来である。当寺には市最古のものとして市の重要文化財となっている足利氏満が書いた「寄進状」が保存されている。「山門」を抜けると正面に宝方造りのような屋根を持つ「本堂」、左手「鐘楼」そばの一角にはいろんな表情をした羅漢像「石像」が何体も置かれている。山門前に「おびんずるさん」と「六地蔵」、当寺は江戸時代には「寺子屋」を開いていた。「山門」前や「寺務所・庫裡」前は多くの樹木が植栽されており四季の花、秋季は紅葉、この時季は「梅の花」で彩られる。今年は幾分早いのか紅梅・白梅が甘い香りを充満させ見ごろを迎えていた。(1702)






