相模原市の新戸地区に嘗て寛文2年1659年に築堤された「相模川の堤防」、相模川治水対策が施され堤防の役割、機能が終わったことで新戸の老人会「寿会」は廃堤防敷を散策路への活用を市に申請した。相模原市は平成9年から平成15年、7年かけて平均幅10m延長600mの中に散策路2.5m、両側に2mの植栽帯をもつ新戸の「相模川散策路」が完成した。約200mの間に「約50本の河津桜」が植えられている。今月初めの訪問から一週間後ではあるが桜並木は全体的に赤色+濃いピンク色を帯び開花前らしい彩りとなっている。これはまだ7割近い蕾が多いせいかもしれない。よく見ると今にもはじけ開花しそうな膨らみいっぱいの蕾ばかりであるが、蕾と蕾の間に2~3割くらい開花した淡いピンクの花とのグラデーションはこの時期、瞬間ならでの美しさである。週末20度近い気温になる予報からすると一気に開花してくれそうである。満開となった「河津桜並木」、「河津桜回廊」を早く見てみたいものである。(1702)










