相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

からすやま寺町の寺院「来迎山光明院宗福寺」

2017-02-26 10:41:05 | 寺院
烏山寺町通りのほぼ真ん中に増上寺の末寺、浄土宗系単立の「来迎山光明院宗福寺」はある。安政3年の火災により消失により創建は不詳。しかし武蔵風土記によれば開山の清蓮社浄誉秀公上人が慶長6年示寂から推定するとそれ以前ということになる。そのころ「来迎山光明院宗福寺」と称して荒川区日暮里道灌山に位置し寺地は東西30間、南北28間、面積830坪を有し、更に東京府志料によれば1634坪の広大な寺地を擁していた。関東大震災後昭和3年(1928)烏山に移転、昭和4年にかけて「本堂」を新築し「庫裡」、「山門」墓地を移築し完了した。本尊は行基作の楠阿弥陀。「山門」の先に「本堂」、左に「庫裏」がある。本堂右手前に石燈籠、南無阿弥陀仏と刻まれた数十個の「石仏と石碑」、「供養塔」台座に山号が刻まれている。境内はほどよい広さで静寂さを保っている。当寺には桃太郎侍で一世を風靡した作家「山手樹一郎の墓」がある。(1702) 






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