四季折々の花が咲き相模原市民の憩いの場としてオアシスとして親しまれている「相模原市立麻溝公園」。今、人々の目は桜へ集中しているが、見逃してならないのがここ芝生広場の外周に約200mにわたって30本ほどの白、ピンク、赤と色とりどりの「ハナモモ」が行儀よく並び美しさを見せ始めている。ハナモモは鑑賞用の桃の木で元は相模原市横山にあったのを神奈川県園芸試験場で改良育成された。「照手紅」、「照手桃」、「照手白」と相模原の伝説の美女「照手姫」に因んだ名が付けられている。他に竹ぼうきのような形をした「ほうき姓」のハナモモもある。(1704)
赤坂見附駅より弁慶橋を渡って右手に赤坂プリンスホテル跡地にオープンした「東京ガーデンテラス紀尾井町」、左手のニューオータニという東京の中心部にして緑豊かなオアシスとして安らぎを感じさせる「清水谷公園」がある。この公園一帯は江戸時代の紀伊家と尾張家と井伊家の屋敷があり、それぞれの一文字をとり「紀尾井」となった。紀伊家屋敷から清水が湧き出ていたことからこの名が付いたようである。公園正面には「大久保利通公の追悼碑」が建ち、左奥に茶室の「偕香苑」がある。公園の中心に「心」という字を模して造った「心字池」の周りを囲むように多くの樹木が配置され今、畔にニ本の桜が咲き池面を彩っている。紀尾井町のオアシスにて日常を離れ、公園時間にまどろみ喧騒を忘れることに。(1703)
各地で告げられる桜便り、東京も先月21日、靖国神社境内の「標本木」の開花宣言されもう満開近くなっている。桜開花、春爛漫と四季の中で最も華やいだ季節を迎えようとしている。「かながわの花の名所100選」にも選ばれている市役所前の「さくら通り」では、相模原市の春祭典、毎年40万人を超える大勢の人で賑わう「第44回市民桜まつり」が昨日と4/1と今日4/2にが開催される。西門交差点まで約1.6Kmにわたって約300本のソメイヨシノが植えられているが、今年の開花が遅く咲き始めで市民桜祭りにはちょっと間に合わなかったようだ。それでも日当たりのいい場所では満開近くなっている枝もある。通りに所は狭しと模擬店が並び、市役所ステージでは各種イベントが繰り広げられ盛況ぶりだが「市民桜まつり」も今日を持って終わるが、あの幻想的な美しい「桜並木、桜回廊、桜トンネル、が創り上げられる日もカウントダウンに入っている。この美しい桜姿を心行くまで堪能したいものである。(1704)