各地から告げられる桜満開の知らせに心がゆすぶられ相模太夫は、都内では上野恩賜公園、目黒川、隅田、千鳥ヶ淵<、靖国神社、青山霊園、都下では恩田川、芹が谷公園、町田のしだれ桜、神奈川では大和引地川千本桜、麻生川、座間のかにが沢公園、さがみの桜並木、相模原市役所さくら通り、相模原公園、せせらぎの園地区、古山公園、そして今日の公園の中心部には伝承の巨人「デイダラボッチ」の足跡の言い伝えある白鳥の池がある「鹿沼公園」の「桜旅」が進行中である。地域の人々の憩いの場になっている「鹿沼公園」には正門、白鳥の池の廻りにはソメイヨシノが約180本が植えられ「桜の名所&スポット」となっている。月初訪れた時は4~5分咲きであったがここ数日の20度近い気温で一気に満開となった。池に張り出した枝は開花した桜の花の重みでしなって池面映り込み幻想的な美しさで園全体を「桜の園」にしてしまった。(1704)
相模原新戸の霊峰「雨降山」を望む緑豊かな高台に建長寺の末寺、曹洞宗寺院「本鏡山常福寺」はある。創建は今より約700年前、鎌倉時代末期。本尊は釈迦如来。当寺の南側門柱の前には樹齢400年を越える「しばの木」の古木が聳え悠久の時を刻んでいる。当寺は相模原の禅寺として江戸時代には「寺子屋」を開き、後の「新戸学校」は当地の学問の中核であったという。南側の石段を上ると新しい「茅葺の門」ができた。「山門」潜ると枯山水庭園、左手に竹林があり、石柱門正面に寄棟造り屋根「本堂」が構えられている。まさに春爛漫、静寂な境内は今、数本の桜が花ほころび華やかさに包まれている。(1704)
座間緑ヶ丘に四季の花で彩られ市民の憩いの場であり、座間八景の一つとなっている「かにが沢公園」はある。園内遊歩道には新旧の桜「ソメイヨシノ」と「神代曙」合わせて30本近くがある。ソメイヨシノは昭和30年代に植えたもので木の幹は太くごつごつとして老木の風格がある。緑ヶ丘の恒例の春のイベント「第13回 桜祭り大会」が主役の桜は咲き始めた4/1と4/2に開催された。祭りから4日目昨日からの気温上昇で一気に開花し待望の満開の日を迎えた。桜の木の上の土手丘一面をピンクと白の「芝ざくら」が染めあげ花の絨毯と化していた。また遊歩道の右曼珠沙華のさく丘の一角に淡い紅紫色の4弁の花「ハナダイコン」(別名=諸葛菜、紫花菜)が咲き乱れ公園を一層華やかに彩っている。(1704)