山下公園に停泊公開しているが1930年(昭和5年)に竣工させた日本の12,000t級貨客船で北太平洋航路で長らく運航していた国の重要文化財の「日本郵船氷川丸」を見学し横浜市中区山手町、横浜港を見下ろす小高い丘に横浜ベイブリッジを望む絶好のビューポイントの「港の見える丘公園」はある。イングリッシュローズをテーマに一年草と宿根草との混植のガーデンとして四季を通じていろいろなバラや草花が咲き競う横浜でも有数の「バラの名所」である。弧を描く扇状の屋根が掛けられた展望台の下には沢山のベンチが設置され眼下に広がる横浜港を中心に神奈川高速と横浜ベイブリッジの夜景を見渡すことができる横浜の代表的な夜景スポット、この幻想的な風景、光景はどこか異国情緒が漂う。(1704)
大和市上草柳に浄土真宗の寺院「草柳山善徳寺」はある。創建は天正年間(1573~1592)。本尊は阿弥陀如来像。寺号標より広ろがる境内中央に「本堂」と寛政8年造の「梵鐘」は戦争のため国に供出したがそのまま戻されたという「鐘楼」がある。また堂建立時に発見された「銅造釈迦誕生仏立像」は大和市重文財に指定されている。さらに戦時中、境内には「学童集団疎開用の寮」があったことや、戦没台湾少年工慰霊碑「高座海軍工蔽に動員された台湾少年工の宿舎」が建てられている。すぐそばには緑と花と水に溢れた「ふれあいの森公園」が隣接しており静寂さが漂っている。(1704)