相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

日本三大不動「木原不動」と呼ばれている「雁回山長寿寺」

2017-11-13 15:50:08 | 寺院
熊本市南区富合町木原に比叡山延暦寺の末寺で、成田山新勝寺(成田不動尊)、泰叡山瀧泉寺(目黒不動尊)と共に日本三大不動と並び称されている天台宗寺院「雁回山長寿寺」(木原不動尊)はある。創建は延暦年中(782~806)宗祖傳教大師が開基。保元平治の頃、鎮西八郎為朝(源為朝)が木原山在城の時、鬼門除の祈願所として信仰されていた。文治年間から再興、寺領没収、老朽荒廃、廃寺、復興、再興の変遷を辿っている。本尊は約1200年前の天台宗開祖「最澄」が一刀三礼して刻んだ「不動明王立像」(胎内に伝教大使御真筆、紺紙金泥の法華経寿量品が奉蔵)である。約6600平方メートルの広大な境内・寺域には「本堂」(大正十五年完工)、 阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩、不動明王、毘沙門天を安置する「奥の院」、「仁王門」、2体の観世音菩薩像を安置する「観音堂」、「大師堂」、「鐘楼堂」、「庫裏」、「小書院」などの堂宇が建ち並ぶ。その他「源為朝廟所」、「伝教大師石像」、豪潮律師建立の「宝篋印塔」、滝行場として一の滝、二の滝、三の滝 - 滝行場、弁財天を祀る「御手洗ノ池」がある。また当寺は九州三十六不動霊場の第19番札所でもある。奉拝の朱印を賜った。(1711)

















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熊本震災で被害を受けた「熊本大神宮」

2017-11-13 08:37:37 | 神社
熊本市中央区本丸=熊本城東側の位置に伊勢神宮の分社として熊本城内に「熊本大神宮」は鎮座している。創建は明治9年(1876)。 総本社は皇大神宮、祭神は天照大神、豊受媛神である。西南戦争で熊本城と共に焼失、明治10年手取本町、21年に鷹匠町と移転をくり返し、大正15年に現在の場所に「神殿」「拝殿」を新設し昭和2年遷座。本殿左側、社務所の後方には熊本城本丸の聳える石垣があったが、平成28年(2016)4月に発生した熊本地震により熊本城の東十八間櫓と北十八間櫓、石垣が倒壊し社務所の屋根を突き破る被害が発生し、今は不在の状態となっている。鳥居を通り左側に構えられている神明造り「本殿」かろうじて残っており参拝だけは叶った。早い再建を願った。(1711)
 
 
 
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