相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「神代植物公園」の分園「水生植物園」の美しき紅葉!!

2017-11-20 14:29:12 | 公園・庭園
武蔵野の面影が残る広さ46万平方メートル余りの広大な公園は昭和36年に「神代植物公園」として開園、都内唯一の植物公園である。本園から深大寺を挟んで南東に神代植物園の分園として昭和60年に開園の回遊式の「神代水生植物園」がある。谷戸状に入り込んだ低地に湧き水が流れ込み、小川や池が出来て湿地帯になっている当園はどことなく尾瀬の景色と似ている。園全体に木道が設置され四季の花々「アシ」、「オギ」、「マコモ」など多くの種類の水辺の植物を間近に見ることが出来る。特に6月は色とりどりの「花菖蒲=アヤメ」を鑑賞でき、ほかにも初夏の新緑、今の時期=晩秋には入口を入った広場は「真赤に色づいた紅葉」で彩られその鮮やかさ、美しさに入場したとたん心地よくなる。(1711)






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国宝の五棟社殿群を有する「青井阿蘇神社」

2017-11-20 11:43:41 | 神社
人吉市上青井町に球磨郡内の神社250余社の総社、熊本初の国宝に指定された五棟社殿群を有する「青井阿蘇神社」はある。創建は大同元年(806)、1200年以上という歴史を誇る。祭神は阿蘇神社から分霊した三神の「神建磐龍命」、「阿蘇津媛命」、「国造速甕玉神」を祀っている。人吉駅近くに鎮座、地元では「青井さん」として親しまれている。慶長15年(1610)から慶長18年(1613)にかけて造営され、本殿・廊・幣殿・拝殿・楼門の五棟社殿群が熊本県で初の国宝指定を受けた。現存する建物は江戸時代初期に再建されたもので特徴として中世人吉球磨地方の独自性の強い建築様式の中に、彫刻や彩色などにおいては華麗な桃山期の装飾性を取り入れていることである。4000坪に超える神域、「蓮池」から境内には赤い「禊橋」が架かりその先に茅葺き桃山様式の華やかさと迫力ある「楼門」が構えられ圧倒的な存在感を放っている。「楼門」を抜けると正面に「拝殿」、「幣殿」、「本殿」(三間社流造銅板葺)の社殿群、その他参集殿、神楽殿、社務所などで構成されている。建造物の各所、左右両柱の持ち送りに龍の彫刻、茅葺屋根や軒から下を黒漆塗、組物や部材の面を赤漆、彫刻や彩色、錺金具華麗な装飾性、廊の龍とその秀麗な彫刻等々には国宝指定を受けたことが頷ける。古くは10余社あった境内社は現在、稲荷神社、興護神社、宮地嶽神社、大神宮の4神社。また境内では秋の代表花「菊展」が催されていた。(1711)














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