相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「ふれあいの森公園」に日台の友好親善の「台湾亭」

2018-04-10 15:42:45 | 公園・庭園
小田急江ノ島線「大和駅」より徒歩15分ほどのところに「ふれあいの森」公園ある。その一角に一見「竜宮城の門」のような造りで、鉄筋コンクリート製の6角形で、高さは「基壇部」を含めると約10m、東屋のような「台湾亭」がある。6本の柱や梁部は朱色、屋根瓦は濃緑色、天井部は黄色に塗られている。第二次世界大戦中に将来の航空技師を夢見て「台湾少年工」8,400名が高座海軍工廠で戦闘機「雷電」の製作に従事していた。その当時の工廠は現在の座間市栗原にあり、寄宿舎が大和市上草柳にあった。敗戦により夢破れ帰国した少年工はその高い技術と精神力により台湾工業化の中核として活躍、1993年6月9日、彼らが「第2の故郷」と呼ぶ大和市を50年ぶりに訪れた時、台湾少年工の同窓組織である台湾高座会から日台の友好親善と世界平和を祈念し、1997年10月大和市へ寄贈され現在「ふれあいの森」に残っている。(1804)








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「ふれあいの森 ふれあい広場」のチューリップが見頃!!

2018-04-10 12:56:13 | 公園・庭園
大和市草柳、大和駅の「泉の森」に至る入り口に「ふれあいの森」はある。公園入口の土手には赤の「芝ざくら」が咲き揃い始めている。緑の木立に囲まれた「ふれあい広場」脇の「大花壇」と「見本園」には赤、白、黄、ピンク「13,000球のチューリップ」が咲き誇り競演美を魅せている。少し離れてレンズをのぞくとまるで花の帯が並べられたようでもあり、また花の絨毯を敷き詰めたかのようでもある。チューリップ花壇エリアにはほのかに甘い香りが漂い、周りには終りを告げる桜が一本花びらを散らし、その下では紫色の「ハナダイコン」の花が土手を彩っている。「博愛」、「思いやり」、「名声」が花言葉のチューリップ、丸みを帯びた独特の花姿は、その美しさと清楚さ可憐さは堪らない魅力ある花である。(1804)










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「種田山頭火」が出家得度した寺「千躰佛報恩禅寺」

2018-04-10 08:37:59 | 寺院
熊本市坪井町の電鉄藤崎宮駅~浄行寺交差点近くに曹洞宗寺院「千体佛報恩禅寺」はある。ご本尊はお釈迦様と一仏両祖「道元禅師/瑩山禅師」である。導師は第16聖望月義庵。ここは熊本と大変深い縁のある放浪の俳人「種田山頭火(耕畝)」が大正14年(1925)この寺で出家得度した寺として知られている。「山門」を潜り境内に入ると、その名残か参道の右手には「種田山頭火(耕畝)」の句碑が建てられている。「けふも托鉢ここもかしこも花さかり」とある。正面に唐破風と千鳥破風の向拝がついた「本堂」がある。当寺の境内に「壺井」と呼ばれる井戸があり別名「雷封じの井戸」と言われている。一昨年の熊本大地震で石塔、お墓が倒れており被害の大きさを物語っている。(1803)






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