大和市上草柳にかつての草柳二村の鎮守「上草柳 熊野神社」はある。熊野神社は熊野三山「熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社」の祭神を勧請した神社であるが、同名又は熊野社、十二所神社など含めると全国に3千余あるその一社である。当社の創建は元和2年(1616)。江戸初期に熊野三宮大権現を勧遷し再建した。御祭神は素盞嗚尊・速玉之男尊・伊邪那岐尊・事解之男尊である。「ふれあいの森」の「緑の見本園」横に「鳥居」が建ち急こう配の石段参道を上りきると左に「手水舎」、更に数段の石段を上った正面に「拝殿」、奥に「本殿」がある。右に「社務所」、境内の右手にいくつかの石碑が建てられている。園内の緑に囲まれた一角に鎮座する神域には静寂さが漂っている。(1804)









