新しい年、気温10℃の午後、相模原市南区麻溝に四季折々の花が絶えない「相模原麻溝公園」を初訪。「花の谷」の一角に数本ある「ロウバイ」(素心蝋梅)が琥珀色の花びらを広げ満開となっていた。「ロウバイ」は冬に咲くことから、またフルーティな甘い香りを漂わせることから「ウィンター・スウィート」とも呼ばれる。花はまるで蝋細工のような光沢を帯び陽ざしを受けキラキラと輝いている。「蝋梅」と名に梅がついているが梅ではなくロウバイ科の落葉低木で「淡い黄色」と「濃い黄色」の二種類あり、花姿は同じで花の中心部の色が変わるだけである。花の少ないこの季節に先がけて咲く「ロウバイ」今クライマックス美を魅せている。(1901)






