相模原市南区大野台に昭和22年(1947)に中淵野辺の皇武神社からご神体の日本武尊を分祀し創祀され、以来大野台の鎮守として崇められている「大野台御嶽神社」はある。記念石碑による由来「この地域の大部分がまだ山林であり、相模原が町制を施行した昭和16年(1941)、北海道からの先駆開拓者の定着営農により土地を開拓、それに京浜地区からの疎開者とともに戦前、戦後を通じ食糧の確保増産に寄与する」とあり、戦後直後の混乱の時代「心の安らぎの拠り所」とした。大野台3丁目信号脇に構えられた「鳥居」を抜けると正面に「拝殿」、「鳥居」そばには「50周年記念碑」、右に自治会・ 大野台第一児童館、左に小さな公園がある。今日はおりしも小正月の行事の一つで火祭り行事である「どんど焼き」が執り行われるところであった。各家庭から持ち寄った松飾り、しめ縄、書初めが集められ燃やされるところであった。無病息災を祈り、干支のごとく亥亥(いい)年を送りたいものである。(1901)
相模原市南区下溝にある県立都市公園のひとつで相模原のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。イベント広場からグリーンタワーに移動する左側に紅&白梅4本、「紅葉の丘」「衆遊の庭」周辺に紅&白梅が5~6本ある。今年は開花はと訪れるとイベント広場前「白梅」がまだまばらであるが2分咲きくらいであろうか?可愛らしい花びらを広げ始めている。「衆遊の庭」前一本の紅梅、「紅葉の丘」前で白梅の咲き始めほのかな甘い香りを漂わせていた。この時期花が少ないのは寂しいが、それでも百花に先駆けて春の訪れを知らせてくれる梅の花。その気品ある花姿で満開となる日が待ち遠しい限りである。(1901)
新年一月も早いもので半月が経過、本日14日(月)は「二十歳のつどい」の日でもあるが、午前11時より上溝商店街中央駐車場・本町自治会館前、大鷲神社境内において開催された上溝商店街新春恒例行事の一つ「福を呼ぶ」とされる「第31回 上溝だるま市」に行ってきた。会場は「だるま」を求める人でいっぱいである。上溝地区の三大祭は「朝市」や「骨董市」と平成元年に復活した「だるま市」で、商店街の活性化と魅力ある街づくり「歴史とうるおいのある街・上溝」を目指している。だるま売り場では購入者ごとに「無病息災」、「家内安全」と火打ち石が擦られていた。この「だるま市」は高さ8cmから49cmまで様々な大きさの「相州だるま」の販売と昨年一年間勤めを終えた「だるま」を供養する「お焚き上げ」が行われる。神社の前で丁度11時、役目の終わった松飾り、お札、角松に火がつけられ炎が風に煽られゆらゆらと高く燃え上がり新年らしい光景となった。(1901)