相模原市の新戸地区にかつて寛文2年1659年に築堤された「相模川の堤防」、相模川治水対策等により上流に相模湖、城山湖、宮が瀬湖が造られその堤防としての機能は終わり、廃堤防敷を散策路へ活用すべく新戸老人会寿会が市に申請要望にこたえ、市が平成9年から7年かけて平均幅10m延長600mの中に散策路2.5m、両側に2mの植栽帯をもつ新戸の「相模川散策路」が出来上がった。約200mの間に「約50本の河津桜」が植栽され満開の頃はピンク色の美しい「河津桜並木」、「河津桜回廊」となって圧巻の景色を作り上げる。昨年の今頃は蕾が膨らみかけていたが開花はしていなかった。しかし今日は全体的にはまだ蕾であるが、日当たりのいい枝で5輪程咲いていた。ここの散策路では今年初撮りとなった。今年は雪も雨も降らず10度前後の気温ではあるが比較的穏やかな日につられ、フライングしたのか開花していた。ここ相模川散策路の河津桜の木はまだ若いので樹形は細いがあと数年経てば「新戸」の、そしてしいては相模原市屈指の「河津桜の名所」となるに違いない。(1901)






