相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

真言宗の名刹「福聚山善應寺普門院」

2019-05-10 15:31:40 | 寺院
江東区亀戸に真言宗智山派の名刹「福聚山善應寺普門院」はある。大永2年(1522)三股城中(隅田川・荒川・綾瀬川が落ち合うあたり、現足立区千住)に創建され後、元和2年(1616)現在地へ移転した。移転の際、梵鐘を川に落としてしまったことからその地を「鐘ヶ淵」と呼ばれる言い伝えを有する。慶安2年(1649)には5石の朱印状を拝領した御朱印寺となり末寺数ヶ寺を擁する小本寺格の寺院であった。江戸時代の地誌「絵本江戸土産」に将軍が鷹狩の際に立ち寄り腰を掛けた御腰掛の松が描かれている。「亀戸天神」の右手に位置し「寺号標(寺門)」を抜けると林のような鬱蒼とした境内正面に「本堂」がある。前に廃材等が置かれており美観が損なわれていたのが残念である。本堂左に亀戸七福神の「毘沙門天を祀るお堂」がある。当寺には伊藤左千夫墓や大島伯鶴の歌碑など文化財が残されている。(1905)






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スポーツの神として崇敬を集めている 「亀戸香取神社」

2019-05-10 10:42:17 | 神社
江東区亀戸にスポーツスポーツの神として崇敬を集める「亀戸香取神社」はある。亀戸は元々亀の形に似た島で「亀島」、「亀津島」と称されていた。飛鳥時代の天智天皇4年(665)藤原鎌足が東国下向の際、この「亀島」にて旅の安全を祈願し香取大神を勧請し太刀一振を奉納し創建と伝わる。御祭神は香取大神、相殿に鹿島神宮の祭神・武甕槌神も祀り武道の御神徳から現在ではスポーツの神として崇敬を集めている。平将門の乱の際、俵藤太秀郷が当社に参籠して戦勝祈願を行い、平定後弓矢を奉納、勝矢と命名したとされる。この古事により「勝矢祭」が現在も守り伝えられている。歴代の天皇をはじめ源頼朝や徳川家康などの武将達、剣豪「塚原卜伝」や「千葉周作」を初めとする多くの武道家達の篤い崇敬を受けてきた。この由来から現在、当社は「スポーツ振興の神」として全国に知られるようになった。毎年、スポーツ選手をはじめ、スポーツ大会や試合の勝利を願う多くの参拝者が訪れ祈願する。蔵前通りと明治通りに接するところに鎮座、まず鳥居を抜けると長い参道両側にはスポーツ選手たちの行灯が並べられている。左手に手水舎と社務所、正面に「社殿(拝殿)」、右手に境内社が5社、「神輿庫」、撫でると御利益ある「勝石」、恵比寿と大国様の石像、亀戸の地名の由来「亀が井戸」、「亀戸大根之碑」がある。今も1350年という悠久の歴史を刻んでいる。(1904)
















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