今、四国辺りを北上中のろのろ台風10号、その影響で相模原も一時的に大雨となった。雨も止み近くの公園に訪れると丸く赤みを帯びた「ザクロ」の果実が先ほどの雨を纏って光っている。「ザクロ」(石榴、柘榴、若榴)はミソハギ科ザクロ属の1種の落葉小高木で庭木などの観賞用に栽培され、食用、薬用にもなる。葉は対生で楕円形、なめらかで光沢があり、初夏に鮮紅色の花をつける。花は子房下位で蕚と花弁は6枚、雄蕊は多数あり果実は花托の発達し球状を呈し、晩夏から秋に熟すと赤く硬い外皮が不規則に裂け、赤く透明な多汁性の果肉の粒が無数に現れる形はお馴染みであ。あと一ヶ月くらいしたら見られるかもしれない。(1908)