港区北青山に黄檗宗寺院「青山海蔵寺」はある。井伊候夫人が海蔵庵として寛文11年(1671)本所牛島に創建、隠元禅師の法孫鐡眼道光禅師が開山した。延宝8年(1680)当地へ移転、正徳3年(1714)公許を得て一宇とした。本尊は釈迦牟尼佛像。東京メトロ銀座線「外苑前駅」より青山通りを西へ南青山三交差点からおしゃれな青山キラー通り100mほどの右側にまるで竜宮城のような朱塗りの真っ赤な「山門」が構えられている。山門の内部には庚申塔が祀られている。境内へ入るとビルの3階に「本堂」がありかすかに扁額が見える。境内には芭蕉の句碑「身を捨に登る虫あり高燈籠」がある。(1908)











