今、あちこちの公園や団地や大きい集合住宅の花壇に、そして個人のお家の庭にと一番よく見かけるのが黄色いミニひまわりのような「ルドベキア」である。ルドベキアは菊科で、北米に30種ほど分布する一・ニ年草。ひまわりを小さくしたような姿をした花で、初夏から夏に掛けて黄色、赤茶、オレンジ、黄色と赤茶の模様の入った花を咲かせる。ルドベキアは正義、公正、あなたを見つめる、正しい選択、強い精神力、立派とたくさんの花言葉をもっている。草丈は高いもので90cmほどに生長し、花色も夏から秋の炎天下に花を咲かせるところも、日光を好む丈夫な性質もひまわりによく似ている。(1908)
相模原市を代表する夏の一大イベント~フード&ミュジックフェスタ~「第15回 相模大野もんじぇ祭り 2019」が「大野中公園」を主会場として今日(8/24)14:00から始まった。「おいしい、たのしい もんじぇ」をコンセプトに地域活性化を目的に地元飲食店が中心になり2005年から始まったお祭りも今年で節目の15回を迎える。昨年は2日間で念願の10万人が来場し最多を記録した。一週間前の天気予報は午後から雨であったが、みんなの願いが通じたのか夏晴となった。この祭りの「もんじぇ」はフランス語で「食べる」を意味する「Mangez」に由来する。今年も公園中央の観客席を囲むように地元飲食店により35の屋台が建ち並び人気店は行列ができている。特設ステージでは14:00からトップバッター「たをやめオルケスタ」、式典及び市長挨拶、15:10「瀬戸山智之助」、ちょうど訪れた時15:55「Hcolors」の歌が始まっていた。16:55「碧琥夕陽」らの歌声など熱のこもったステージを繰り広げられる。目玉の「花火」は昨年よりパワーアップし二時間後20:45から打ち上げられる。明日も晴予報、夏休み最後の土日は相模大野は「もんじぇ祭り」一色となる。(1908)
相模原市麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。花の谷のR花壇に「ホウキグサ」の別名で知られる「コキア」が100株ほど植栽されている。コキアはヒユ科のホウキギ属で草姿が円錐形の整った形で、繊細な茎葉が密に茂り、明るく爽やかな春まき一年草。コキアの名所「ひたち海浜公園」とは比べ物にならない規模だが、移植して約2ヶ月が経ち大きなもので直径50㎝ほどのお馴染みの丸い形になってきている。あのもこもこした草姿がなんとも愛らしく、今は鮮やかな緑いろ状態、もう少し成長して10月の声を聴き秋には真っ赤に染まり紅葉する。コキアはかつて箒となったが主に葉と草姿を愛でる植物で、今はその紅葉への準備期間である。(1908)