町田市忠生に多摩丘陵の典型的な谷戸の地形を生かした町田のオアシスとなっている「忠生公園」はある。忠生一丁目の東端部分から隣接する山崎町にかけて自然溢れる公園となっている。谷戸とは丘陵地が浸食されて形成された谷状の地。公園面積8.1ha (東京ドーム1.5分の広さ)。昭和52年(1977)に第1期区域が開園。その後、公園を拡張する形で半分以上は谷戸の自然をそのまま残した自然観察園として平成9年(1997)に第2期区域を開園。園内には「子ども広場」、「花見の広場」、「丘の広場」、「水の広場」、「蝋梅苑」、「展望広場」、「ソフトボール場」、「調整池」、「水の広場」、「自然観察園」、「源流の池」、「体験農業ができる水田」、「湿性地エリア」などがある。当園は春はカタクリや桜、初夏は「アジサイ」、冬は当園の名所となっているロウバイの花が咲き四季を彩る。今、「花見の広場」前の一画では本数はさほど多くないが梅雨期の代表花「アジサイ」(紫陽花)が咲き始め当園を華やかにしている。(2005)




