座間市相模が丘の住宅街を南北に貫く全長1.6kmの緑道「仲良し小道」がある。ここには64品種、220本という多種多様な桜の木が植栽されていることから「さくら百華の道」と呼ばれている。桜の他にも様々な花木が植えられ一年を通じて楽しめる遊歩道・小道には桜と桜の間に1000株弱の「アジサイ」が植栽されている。この小道は酸性が強い土壌なのか全体的に青色のアジサイが多い。アジサイは多種の花色もあるが、なんといってもあのこんもりとした花姿に魅力がある。穏やかな七色の主役「アジサイ」は古来より厄除け、実は幸運を招き魔を退ける力がある花とされている。別名は「七変化」と呼ばれ「七難即滅」、「七福即生」の花でもある。「紫陽花」の語源は「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい」だといわれている。「移り気」という花言葉をもっており今の気候を意味しているのかもしれない。関東も先日、梅雨入りし、その代表花・主役登場である。雨にしっとり濡れた花姿は一際美しい。すでに全種のアジサイがオリジナルの花色、花姿をみせ今仲良し小道はアジサイワールド、「アジサイロード」が完成した。(2006)






