府中街道の長尾橋を右折、やや急勾配の坂が続き「切通し」、「五所塚」というバス停名もついている。その左側の高台というか丘陵が川崎市長尾地区となりこの辺り見晴らしの良い景色や史跡寺院、権現台遺跡とよばれる縄文時代の集落跡などあることから川崎市の「長尾の里めぐり」コースにもなっている。コースにはまずアジサイで有名な「妙楽寺」、かつてこの村の鎮守「長尾神社」、「長尾宮前公園」がある。他にも「五所塚第一公園」、ツツジ寺と言われる「等覚院」、その先に「東高根森林公園」、「梅が丘霊園」とつながっている。「長尾宮前公園」は住宅街に昭和後期に第二次ベビーブームのために造られた小さな公園である。今、数十株の「アジサイ」が見頃となった園内からは都心方面、新宿周辺の高層ビル群や東京タワーの眺望がよく夜景スポットの穴場となっている。(2006)




